京都から、電車や車で、1時間以内で到着できる亀岡市の「湯の花温泉」。京都に住む人にとっては、最も身近な温泉地のひとつです。
ミモロが宿泊しているのは、山に抱かれたように建つ「すみや亀峰菴」というラグジュアリーなお宿。
豊かな温泉が、お部屋のお風呂を満たしています。でも、ミモロが入りたいのは、露天風呂。
浴衣に着替えて、タオルを持って、敷地の山へ向かいます。
そこにあるのは貸切露天風呂の「山の隠れ湯」。事前に予約すると45分間楽しめる宿泊プランを予約していました。
フロントで、カギを受け取り、ミモロは、貸切風呂へ。
階段の先に目指す露天風呂が…。
脱衣場で浴衣を脱いで、さぁお風呂へ…。
大きな岩を組んだ野趣あふれる露天風呂。「わー気持ちよさそう…」
湯船がいくつかに区切られているので、ミモロは、それにすべてつかります。
「わーお湯が滝になってるー」
掛け流しの豊かなお湯に身をしずめると、日頃の疲れが体中から消えて行くよう・・・。
「うーなんていい気持ち…」
思わずうっとり…。「やっぱ、温泉って最高だよねー」
温泉で温まった体を、山を渡る風が、爽やかに吹き抜けます。
ときどき聞こえる野鳥のさえずり、町の喧騒を離れ、心が鎮まるひとときです。
45分間、なんども温泉を出たり、入ったり、「なんか体の力が抜けるー」と…。あまり長湯をしちゃだめよ…。
「温泉からでたら、お水たくさん飲まなきゃね…」そう、水分の補給は、温泉入浴時には不可欠です。
ここの温泉は、単純泉で、肌にやさしい湯。ミモロの毛皮もしっとりとしています。
さて、温泉を満喫したミモロの次の楽しみは、もちろん夕食。
「温泉入るとお腹空くんだよねー」といいながら、夕食の時間を待ちきれず、ちょっと早めに食事処へ。
ここのご飯は、大きなお釜で炊かれます。
「なんかいい匂いがするー」食事処には、ご飯の炊きあがった香ばしい香りが漂って、ミモロの食欲をさらにそそります。
個室のように区切られたテーブルで、ゆっくりと食事ができるのもうれしいこと。
まずは、「やますぐりの食前酒」で乾杯。
「ほんのり甘くて、美味しいお酒…ますます食欲が出て来ちゃう…」とミモロ。
季節の食材が彩り豊かに登場する春の御膳。
椀物、金目鯛の焼霜などの向付、白魚の卵とじなどの温物などが次々にミモロの前へ。
焼物は、ホタテ貝などが登場。
「ヴィーナスの誕生…」とミモロ。うーかなり想像力が必要な感じです。
イイダコの酢の物も春らしい一品。
「お味はお気に召しましたか?」
「はーい、もうお腹いっぱい…」とポコンと膨れたお腹をさすりながら…。もうお腹いっぱいなんだーじゃデザートは入らないかな?
「えーそんなー。デザートは別バラ。全然余裕あるよー」とミモロは、お腹をひっこめて…。
食事の締めは、爽やかな三宝柑ゼリー。甘酸っぱい味が、口に広がり、すっきりとした気分にしてくれるデザートです。
お腹もいっぱい、温泉で体も緩んだミモロは、もう眠くなったよう…。部屋に戻ると、お布団に直行。
「なんかスゴーク眠くなっちゃったから、また明日ねー。おやすみなさいー」と。
しばらくして寝室を覗くと、「スースー」と小さな寝息が聞こえてきます。
日頃の疲れを癒すため、ゆっくり寝てね・・・おやすみ…ミモロ・・・また、明日・・・
*「すみや亀峰菴」には、さまざまな宿泊プランが用意されています。詳しい情報またご予約はホームページで。
温泉とランチや夕食がセットされた日帰り温泉プランもなども気軽に温泉を楽しみたい方におすすめです。
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