5月1日のNHK「ニュース610」と5月2日11:30~「ぐるっと関西おひるまえ」で紹介されたミモロのブログ。
そのVTRの中でミモロが取材しているケーキ屋さんが、地下鉄烏丸線四条駅から徒歩7分の高辻通室町西入ルにある「パティスリーS(エス)」です。


オープンして6年。巧みなリキュール使いから生まれる風味豊かなケーキは、京都だけでなく、他府県の旅行者にも評判。ミモロも大好きなケーキ屋さんです。

店のケーキケースには、20種類以上のケーキが並び、ミモロは、どれにしようか迷っています。



「だってーどれも美味しそうなんだもの…全部食べたいけど…」
色とりどりのケーキを前に悩んでいるミモロをみつけたパティシエの中元修平さん。

「こんにちはーミモロちゃん。今日はどれにする?」「うーん、前は、シュークリーム食べたでしょ。だから…今日は…うーん、迷っちゃう…」とちっとも決められません。
「そうだ、今日は特別に、作っているところ見せてあげるね」と中元さん。「えーいいの?嬉しい…」とさっそくケーキを作っている厨房へ。
入口の近くでは、シューへクリームを詰める作業中。

「ここのシュークリームは、シューのお尻からクリームを入れるから、皮いっぱいにクリームが詰まっているんだよね」

以前、食べたシュークリームは、パリパリの香ばしい皮に、風味控えめなバニラクリームがたっぷりと。
「小さ目だけど、食べごたえがあるんだよー」と。
さて、厨房の中央の大きなテーブルでは、中元さんが作業を。

「なにしてるの?」とミモロは、興味津々で背伸びして覗きこみます。
ここでは、ストロベリーの入ったバタークリームのケーキ「キャレフレーズ」のカットが行われていました。

「わー美味しそう…ミモロ、今日、これにする!」と。
中元さんは、次々に正確に同じ大きさにケーキを切り分けて行きます。

「ミモロの分は、少し大きめにしてくれるといいのになぁー」と密かに願うミモロです。

「このままでもいいけど…」とまだ、カット途中のケーキを前に…。
もちろん、その後、ケーキは、みんな同じ大きさにカットされました。
さて、ケーキをカットする際、必ず出るのが端っこ。

約1センチほどの厚さのケーキには、ズラリとイチゴが…。「ここ美味しそう…あのーこれ、どうするんですか?捨てちゃうのかな・・・」と、とても気になる様子です。「あ、そこね、スタッフみんなで食べるんですよ」と中元さんはあっさりと。「えーそうなんだー」と、がっかり。捨てるなら、ミモロが食べたいと言いたかったよう…残念。
太巻き寿司、カステラ、ロールケーキなど、端っこは、なぜか特別美味しそう。余分なクリームや寿司なら具材が、ほかの部分より多いから…。ミモロの密かな願いは、叶えられませんでした。
気を取り直し、お店のイートインスペースで、ミモロは、さっき見たケーキと紅茶を注文します。

「はい、お待ちどうさま…どうぞ、お召し上がりください…」と。

ミモロの前には、大好きなイチゴが並んだケーキが。もうミモロは夢中…。
ケーキと一緒に注文したアールグレーの紅茶は、たっぷりサイズのカップで。
「フーフー」と息を掛けて、冷ましながら飲む猫舌のミモロです。

ミモロ至福のひとときのスタート。

「至福の時って、短いんだよねー」と、5分ほどで、ペロリと平らげたミモロ。
「美味しかった?」と中元さんが厨房から。「はい、クリームのほどよい甘さとイチゴの酸味のハーモニーが絶妙でした…」とミモロは、食べたばかりの味を思い出しながら、こたえます。

お店には、ケーキのほかに、マカロン、季節のフルーツのジャムやパウンドケーキなども種類豊富に揃っています。


贈り物にもぴったりの品々です。
「ミモロちゃん、また食べに来てねー」とスタッフの皆さんも。

「はい、絶対、また来まーす」と、笑顔で答えるミモロです。
*「パティスリーエス」京都市下京区高辻通室町西入ル繁盛町300-1 電話075-361-5521 11:00~19:00 木曜休み。(水曜不定休あり)
*「ネコのミモロの京都案内写真展」は、5月5日まで、三条通神宮道上ルの「ぎゃらりーあーとぺーじ唯心」で開催中です。どうぞ、ミモロに会いに来てくださいねー。

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