京都から、約2時間半で到着する伊勢エリア。今年は、伊勢神宮の「式年遷宮」でもあり、注目されるエリアです。
伊勢、鳥羽のミモロの旅の締めくくりは、「鳥羽水族館」。

「ここまで来たら、絶対に見たい!」と、ミモロが楽しみにした場所です。
鳥羽湾巡りの観光船の乗り場のある海岸線沿いに、全長240メートルという建物が長ーく続きます。

「鳥羽水族館」は、日本で屈指の規模を誇る私営の水族館で、通路全長約1.5キロと、歩きでのある水族館。開館は、昭和30年で、もうすぐ60周年を迎えます。さすが、それだけの歴史があるためか、海の生物の種類も1000種類を越え、2万頭以上が暮らし、見応えも十分。なかでも有名なのが、ラッコやジュゴンですが、それ以外の巨大な生物も多く、迫力も満点。半日は、過ごしていたくなる水族館です。
「わーキレイな魚がいろいろいるー」と、水槽を覗きこむミモロ。


水族館の中は、「海獣の王国」「古代の海」「人魚の海」など12のゾーンに分けられ、順路はなく、自由に見て廻るのが、ここの特徴のひとつです。だから、ミモロは、あっちにいったり、こっちにいったり、見学する人の好みで、見て廻る場所を選べるのも、自由度が高くいい感じ。
「ギャーなんか大きい…」


ミモロの目の前をアシカやアザラシが、勢いよく泳いでいます。

1階は水槽の中から、そして2階は、海の上から眺められるようになっていて、動物の生態を詳しく観察。

「赤ちゃんもいるんだー」


今年生まれたゴマフアザラシの赤ちゃんです。「ゴマちゃんねー」と身を乗り出してプールを覗くミモロ。
のんびり昼寝するハイイロアザラシの姿も。

館内では、さまざまなショーも開催され、ミモロがいた時間帯には、パフォーマンススタジアムで、アシカのショーも見学できました。


上手にボールを操るアザラシに拍手喝采。
ミモロは、次々に12のゾーンを見て行きます。

「全身が真っ白…」伊勢湾や熊野灘などの日本の海の生物ゾーンでみた「スナメリ」という小型クジラ。
「えーこんな子が、日本の海を泳いでるんだー」と、なめらかな肌の白いクジラに見惚れるミモロ。とても美しいクジラです。
次に訪れた「ジャングルワールド」。熱帯雨林に住む生物を紹介しています。


「ギャー大きな魚…」とミモロが怖がったのが、「ピラルク」という体をくの字に曲げた巨大魚など。写真ではわかりにくいのですが、2メーターほどある感じ。「ちょっと怖かったー」とミモロ…。
「あ、ラッコだーカワイイ!」


「へー海亀とジュゴンって仲良しなんだー」。大きなジュゴンのそばには、いつも海亀が寄り添っています。大きな水槽は、まさに海の中にいる心地に。
水族館の定番、ペンギンももちろんいます。


その大きさに最も驚いたのが、セイウチ。

「スゴスギルー」と、ただただ茫然としているミモロでした。
ほかにもいろいろな海や川の生物たちが、身近で観察できます。
水族館は、海の前。その開放感もたまりません。

「海っていろんな生物がいるんだねーすごかったー」

と、見学し終わったミモロは、放心状態。あまりに巨大な魚や動物に圧倒されてしまったようです。
館内には、地元の海の幸が味わえるレストランや、おみやげ物が充実した売店もあり、1日のんびり過ごせます。
さぁ、ミモロ、そろそろ京都に帰りましょ…。「また、海見に来ようねー」。伊勢、鳥羽の旅を満喫したミモロは、海の香りを名残惜しそうに深く吸い込み、京都の町への帰路につきました。
*「鳥羽水族館」の詳しい情報は、ホームページで。

人気ブログランキングへ
ブログを見たら、金魚をクリックしてね