「葵祭」の翌日、ミモロは、「伊勢神宮」への参拝に出かけることに。今年は、20年ぶりの「式年遷宮」を迎え、いつもの年より、注目度も高い、憧れのパワースポットです。
「やっぱり1度は、お詣りに行かないと…」と、日本に生まれた人なら思う憧れの場所のひとつです。
京都に暮らして2年。「伊勢神宮は、グッと近くなったから、すぐに行けるねー」と思っていたのですが、なかなかその機会に恵まれませんでした。でも、今回、「行きたい!」と思ってから、一緒に行くお友達も現れて、「では!」と、ミモロの抱いていた願いが叶ったのです。ミモロは、お友達と車で、京都から、新名神高速道路を経て、伊勢へ。約2時間半、走行距離約150キロで到着しました。
まず参拝は、伊勢神宮の外宮から行います。「これって、伊勢神宮の参拝の仕方に書いてあったの…」
ミモロは、お友達と一緒に車で京都から行ったので、駐車場のそばの北御門口から入ることに。
そもそも「伊勢神宮」は、正式には、単に「神宮」といい、皇室のご先祖の神である「天照大神」をお祀りする「皇大神宮」(内宮)と「天照大神」のお食事を担当し、衣食住の守り神とされる「豊受大神」をお祀りする「豊受大神宮」(外宮)の両方の正宮(しょうぐう)の総称です。神宮には、別宮、摂社、末社など125社があり、その総称でもあるのだそう。
「内宮」が創建されたと言われるのは紀元前4年の第11代の垂仁天皇の頃で、第10代の崇神天皇の命により、皇女の倭姫命(やまとひめのみこと)が、各地を巡幸し、現在の五十鈴川の川上の地に鎮まったそう。そして「外宮」が創建されたのは、それから約500年後の477年に第21代の雄略天皇の頃と伝えられます。
伊勢神宮の参拝は、まず「外宮」から…
敷地内に入る前に、手水で身を清めます。
火除橋を渡り、いよいよ境内へ。
「ここが「外宮」の北御門鳥居…なんか漂う気が、違う気がする…」
と、深呼吸するミモロです。
敷地内には、何百年の樹齢の大木が多数聳えています。
その森に包まれた参道を歩き、「正宮」へと進みます。
「ホント、清らかな気がいっぱい…ここにいるだけで、心が鎮まってくるみたい…」と。
ちなみに、神宮の敷地内は、犬、猫などのペットは入ることはできません。でも、ミモロは別…。巫女さん姿は、ここでも注目の的。それ違う参拝客にも「わーカワイイ…」と…。
さて、しばらく進むと、中心となる「正宮」に至ります。
衣食住、そして広く産業を守護する豊受大神をお祀りするところです。
清らかな心で、神様に参拝。「やっぱり来てよかったー」と。
それから、亀石を渡り、風の神をお祀りする「風宮」へと移動します。
「ミモロにも神風が吹いて、いいことがいっぱい舞い込みますように...」とお願いを…。
次に、すぐ近くにある、この地の地主の神として崇められる「土宮」へ参拝。
そこから、階段を上がり、山頂にある「多賀宮(たかのみや)」を目指します。
「ふー割と長い階段だー」
ミモロは、一歩一歩踏みしめながら、ゆっくりと上って行きます。
「やっと着いたー」
さて、ここ「多賀宮」は、豊受大神の荒御魂をお祀りする別院。
「あ、新しい社ができてる…」
現在、伊勢の神宮では、20年に1度の宮地(みやどころ)を改め、正宮をはじめ、敷地内の建造物、装束や神宝などすべてを新調し、天照大神に新しい宮へとおうつりいただく祭りが続けられています。これが「式年遷宮」です。
「天照大神のいらっしゃるところだけを新しくするんだと思ってたー。すごい全部新しくするんだー」と、ミモロ。
白木の清々しい新しい社が、隣に立つ「多賀神社」。いっそう新たな気分へと、気を引き締めるミモロです。
「それにしても、美しい…」
さすが日本の技術の粋。素材も超一流ですから、どの社も本当に美しい姿。神々しいとは、まさにこのこと。
「今、伊勢の神宮は、建設ラッシュという感じ。行く先々で、新築工事の真っ最中…って感じだねーでも、それだけに勢いがいっそう感じられる…。式年遷宮の年は、いっそうパワーが高まっているって、誰かが言ってたけど、ホント…。やはり今年参拝しなくちゃねー」と。
さて、今日からは、「式年遷宮」という記念すべき年を迎える伊勢の神宮への参拝と、その地域の情報をお伝えしてゆきます。どうぞ、伊勢への旅に役立ててくださいね。
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「やっぱり1度は、お詣りに行かないと…」と、日本に生まれた人なら思う憧れの場所のひとつです。
京都に暮らして2年。「伊勢神宮は、グッと近くなったから、すぐに行けるねー」と思っていたのですが、なかなかその機会に恵まれませんでした。でも、今回、「行きたい!」と思ってから、一緒に行くお友達も現れて、「では!」と、ミモロの抱いていた願いが叶ったのです。ミモロは、お友達と車で、京都から、新名神高速道路を経て、伊勢へ。約2時間半、走行距離約150キロで到着しました。
まず参拝は、伊勢神宮の外宮から行います。「これって、伊勢神宮の参拝の仕方に書いてあったの…」
ミモロは、お友達と一緒に車で京都から行ったので、駐車場のそばの北御門口から入ることに。
そもそも「伊勢神宮」は、正式には、単に「神宮」といい、皇室のご先祖の神である「天照大神」をお祀りする「皇大神宮」(内宮)と「天照大神」のお食事を担当し、衣食住の守り神とされる「豊受大神」をお祀りする「豊受大神宮」(外宮)の両方の正宮(しょうぐう)の総称です。神宮には、別宮、摂社、末社など125社があり、その総称でもあるのだそう。
「内宮」が創建されたと言われるのは紀元前4年の第11代の垂仁天皇の頃で、第10代の崇神天皇の命により、皇女の倭姫命(やまとひめのみこと)が、各地を巡幸し、現在の五十鈴川の川上の地に鎮まったそう。そして「外宮」が創建されたのは、それから約500年後の477年に第21代の雄略天皇の頃と伝えられます。
伊勢神宮の参拝は、まず「外宮」から…
敷地内に入る前に、手水で身を清めます。
火除橋を渡り、いよいよ境内へ。
「ここが「外宮」の北御門鳥居…なんか漂う気が、違う気がする…」
と、深呼吸するミモロです。
敷地内には、何百年の樹齢の大木が多数聳えています。
その森に包まれた参道を歩き、「正宮」へと進みます。
「ホント、清らかな気がいっぱい…ここにいるだけで、心が鎮まってくるみたい…」と。
ちなみに、神宮の敷地内は、犬、猫などのペットは入ることはできません。でも、ミモロは別…。巫女さん姿は、ここでも注目の的。それ違う参拝客にも「わーカワイイ…」と…。
さて、しばらく進むと、中心となる「正宮」に至ります。
衣食住、そして広く産業を守護する豊受大神をお祀りするところです。
清らかな心で、神様に参拝。「やっぱり来てよかったー」と。
それから、亀石を渡り、風の神をお祀りする「風宮」へと移動します。
「ミモロにも神風が吹いて、いいことがいっぱい舞い込みますように...」とお願いを…。
次に、すぐ近くにある、この地の地主の神として崇められる「土宮」へ参拝。
そこから、階段を上がり、山頂にある「多賀宮(たかのみや)」を目指します。
「ふー割と長い階段だー」
ミモロは、一歩一歩踏みしめながら、ゆっくりと上って行きます。
「やっと着いたー」
さて、ここ「多賀宮」は、豊受大神の荒御魂をお祀りする別院。
「あ、新しい社ができてる…」
現在、伊勢の神宮では、20年に1度の宮地(みやどころ)を改め、正宮をはじめ、敷地内の建造物、装束や神宝などすべてを新調し、天照大神に新しい宮へとおうつりいただく祭りが続けられています。これが「式年遷宮」です。
「天照大神のいらっしゃるところだけを新しくするんだと思ってたー。すごい全部新しくするんだー」と、ミモロ。
白木の清々しい新しい社が、隣に立つ「多賀神社」。いっそう新たな気分へと、気を引き締めるミモロです。
「それにしても、美しい…」
さすが日本の技術の粋。素材も超一流ですから、どの社も本当に美しい姿。神々しいとは、まさにこのこと。
「今、伊勢の神宮は、建設ラッシュという感じ。行く先々で、新築工事の真っ最中…って感じだねーでも、それだけに勢いがいっそう感じられる…。式年遷宮の年は、いっそうパワーが高まっているって、誰かが言ってたけど、ホント…。やはり今年参拝しなくちゃねー」と。
さて、今日からは、「式年遷宮」という記念すべき年を迎える伊勢の神宮への参拝と、その地域の情報をお伝えしてゆきます。どうぞ、伊勢への旅に役立ててくださいね。
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