春の始まりは、節分から。ミモロは、京都の節分が大好き!「こんなに節分って楽しいと思わなかった~」と、毎年楽しみにしています。というのは、ミモロの知る東京の節分に比べ、京都の節分は、有名人の豆まきだけではなく、参拝する人が楽しめる鬼のパフォーマンス、福引や甘酒などの接待があるから…。
「ミモロ、福引大好きだもん!」。最近、くじ運が上昇中のミモロ。節分での福引への期待が高まります。
京都各所の神社やお寺で行われる節分祭。すべて2月3日に開催されるので、行けるとことが限られます。新聞を見ながら、今年のスケジュールを決めるミモロ。さて、2月2日に行ったのは、まずご近所の神社です。
東山の東大路通と丸太町通にある熊野神社・満足稲荷神社・御辰稲荷神社の3社を回る「三社詣」が、ミモロのお気に入り。初めて行った2年前は、雪が降る寒い日でした。でも、今日は、お日様ぽかぽかの小春日和。「なんか暖かすぎて、節分らしくないねぇー」と。
まず「三社詣」は、チケット1500円を3つの神社のいずれかで購入。
それぞれの神社で、福豆とお守りがいただけます。さらにお菓子の入った福袋と豪華賞品の当たる福引もできるんです。
最初に訪れたのは、丸太町通にある「御辰(おたつ)稲荷神社」です。
「御辰稲荷神社」は、宝永2年(1705)東山天皇の側室 崇賢門院が、白キツネの夢をみたことから、東山天皇にお願いして創建したと伝えられる社。御所の東南、辰の方向にあたることから、御辰稲荷神社と呼ばれたそう。「辰」が「上達・達成」の「達」に通じることたら、芸事の上達、目標の達成などにご利益があるといわれています。
「あのー三社詣してるんですけど…」とチケットを。「はい、よくお参りされました」と福豆とお守りをいただきます。節分ならではの厄除けの柊の飾りも用意されていました。
「わー可愛い…お詣りしてるの?甘酒いかがですか?」と。「はい…前にも来ました」と。
さっそくアツアツの甘酒で一休み。
*「御辰神社」京都市左京区聖護院円頓美町29-1 平安神宮の北側です。
次は、丸太町通を西に歩いて約2分。「熊野神社」へ。
弘仁2年(811)に、日円上人が、熊野権現を勧請したのが始まりで、「新熊野神社」「熊野若王子神社」とともに京都三熊野神社のひとつです。縁結び、病気平癒などのご利益が…。
「後白河上皇が大好きな熊野神社だねー」。そう、後白河上皇は、熊野に何度も参拝し、それで住まいのそばに新熊野神社を造っちゃたんです。でも、この「熊野神社」は、それより前に創建されている、京都で一番古い熊野神社です。
ここにも福豆や福袋が。
熊野神社では、三社詣の福引が待っています。「今年こそは自転車当たりますように…」「がんばってー」とのみなさんの声援を受けながら、福引に挑みます。
「はい、梅賞でーす!おめでとうございます。お海苔が当たりました!」「う~自転車じゃなかった~。でも、お海苔好きだからうれしい」。2年前は、八つ橋が当たりました。
*「熊野神社」京都市左京区聖護院山王町43 丸太町通と東大路の北西角です。
最後は、東大路を南に進み「満足稲荷神社」へ。
「満足稲荷神社」は、文禄年間に秀吉が、伏見桃山城内の守護神としてお祀りしていた神社をここに移したそう。天下統一を果たした秀吉の夢を叶えたことから「満足」という呼び名に。開運、商売繁盛、出世運、勝運のご利益が…。
「福引付福豆だってー」
丸いかわいい福引です。300円で福引ができます。やりたいの?「うん~でも、今日は1回もう福引したから…」と、自転車を外して自信がないようです。
さぁ、ここで福袋をいただきましょう。ここは、福笹に福袋が下がっています。
甘茶の接待も…。そしてさらに「満足稲荷神社御種銭」という縁起のよいお金をいただきました。これは、このお金を資本に入れて使うと、その資本が大いに増加するそう。またお財布に入れると、小遣いに不自由しないそう。
オレンジ色の包みの中には、5年玉が入っていました。ミモロ何に使うの?
「お財布に入れておくと、お菓子買うお金に不自由しないんでしょ。たくさん食べられるー」と。
*「満足稲荷神社」京都市左京区東大路仁王門下がる 地下鉄東西線「東山駅」徒歩3分
「三社詣」を終えたミモロ。
「わーこんなにたくさん福が集まっちゃたー」と、福豆とお守り、そして豆入りせんべいを並べて満足そう。福豆を食べすぎないようにね。「は~い!」
京都の冬は、楽しみもいろいろ。ぜひ、節分の時に京都に来てはいかがでしょう?
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