雪のちらつく寒い日。「もう、今日はどこにもお出かけしたくない…」と、家で珍しくグダグダしていたミモロ。どうしたの元気ないかも…と、ちょっと心配…。そんなとき、メールをチェックしていたら、「ミモロちゃん、お待ちどうさま。ご注文のお帽子完成しました!」と、寺町にある帽子工房の「BIRARRE(ビザール)」さんからのメールを発見。
「わ~できたんだ~」と、途端に元気になったミモロ。さっそくお店へと出かけました。
寺町の「一保堂茶舗」の向かい側のビルの3階にあるアトリエは、帽子好きが京都だけでなく、全国から訪れる評判のお店。
オーナーでありデザイナーの内田亜斗武(あとむ)さんと純子さんのご夫妻が手掛ける帽子は、その個性的なデザインと、凝った素材使い、そして丁寧な縫製が、帽子好きを虜にしています。
お店には、販売用の帽子もそろっていますが、オリジナルデザインサンプルの中から、好みとサイズに合わせて帽子が注文できます。生地は、20種類以上用意されています。
ミモロは、こちらを訪れたのは、昨年の夏。その時、「ミモロに合うお帽子作ってください…シャーロック・ホームズみたいなのが欲しいの~」と、オーダーしていた帽子です。「う~人間の帽子の注文に忙しいから…でも、やってみましょう」と、次々注文されるオーダーの帽子作りにお忙しい中、ミモロの帽子も作っていただけることに…。
そして、ついに完成!ミモロは、ワクワクしながらお店の中へ。「はい、ご注文のお帽子です」と、机の上に小さな帽子…
「わ~素敵~、これミモロの?」小さな帽子は、ミモロがイメージしたいたもの。
ウールの生地を使い、小さなツバと耳当てをリボンで止めたデザイン。裏側も、本物の帽子同様、しっかり裏生地が付いています。「裏生地は、シルク製で、耳当ての部分には、中綿も入ってますから、耳が温かいですよ。小さいけど、ふつうの帽子と同じ手間がかかってます。こっちが似たデザインのもの。同じデザインのは、もう売れちゃったんで…」と。
「わ~おんなじ~すごい~」と感激。
「じゃ、さっそくかぶってみましょう。サイズどうかな?」
「ぴったりですね~!」
「よくお似合いですよ~」と純子さん。
「そう?似合う?」ミモロの頭にフィットしています。全体のバランスもばっちり!
「ホント?」ミモロは、お店の鏡の前に走ります。
「わーいい感じ…」と鏡に映る姿にうっとり。「わ~シャーロック・ホームズだ!」と大感激しています。
帽子の脇の耳当ては、ミモロの耳は、上についているので、しばったままの方が温かいようです。
「ありがとうございます~」「ご満足いただけました?」と内田さん。
「ホント、よく似合いますね~」と。「これかぶって、いろいろお出かけします」とミモロ。こんな素敵なお帽子を持っているネコは、ほかにいないと思います。
実は、この小さな帽子は、本物の帽子を作る前の現物モデルで、ディスプレー用に作られるもの。
「よくゆずってくださいってお客様にいわれるんですが、販売はしてません。でも、ミモロちゃんは、特別にオーダー受けました。あまりに似合うから…」と内田さん。そう、ミモロは、特別注文で作っていただきました。
「かぶって帰る~」と、お店から、夕暮れの寺町通へ。
行きすぎる人に、「キャーカワイイ~」と言われ、ちょっと自慢そう…鼻が膨らんでいます。
「だって、うれしいんだもの…」ミモロの自慢の帽子になりました。
*「BIZARRE(ビザール)」の詳しい情報は、ホームページで。
2月4日~10日まで、東京、日本橋三越本店 本館1階 婦人雑貨 帽子コーナに登場。期間中(11時~18時)は、デザイナーの内田ご夫妻も対応します。ぜひ、お気に入りの帽子を見つけては?
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