東京を訪れたミモロ。用事が終わってから、訪れたのは、六本木ミッドタウンそばで開催されている「京都検定合格者が伝える”大すき京都”観光写真展」です。
そこには、ミモロの写真も5点展示され、京都の魅力を伝えています。
「ミモロが、東京に行ったとき、よかったら写真展に会いに来てください…」と、あらかじめ連絡していたお友達の桑原宗典さんが、その日、ミモロに会いに来てくれました。
「ミモロちゃん、お久しぶり~。素敵な写真がいっぱいで、楽しいですね~」と。
桑原宗典さんは、裏千家の茶道講師を務める傍ら、芸術学博士学位を取得され、茶道を通じ、幅広く日本の芸術文化を世界に、そして次世代へと伝える活動をなさっています。
「ミモロちゃん、よかったら、お茶点てましょうよ」と、持参されたお茶道具でミモロたちにお茶を…。
「え~ここでお茶いただけるの~」と、ミモロはビックリ。
「今回は、ミモロちゃんサイズの小さなものを持ってきました。いっしょにお茶、お稽古しましょうね~」と。
「は~い」
写真が展示されているそばの机の上に、次々にお道具が並びます。茶杓は、ジャワ島のシェルを使った小さなスプーン。棗と瓢箪型の菓子器は、輪島塗です。
「お菓子をどうぞ…」と宗典さん。「はい、いただきます。お先に~」とほかの方にご挨拶するミモロです。
瓢箪の中に入っているカワイイお干菓子をひとつつまみ、口へポイっと。「わー甘くておいしい…」
さっそくお点前が始まりました。近くで、熱心に見つめるミモロ。少々近すぎです…。
「はい、どうぞ…」ミモロに宗典さんが、ご自分で作られた茶わんを渡します。
「頂戴します~」
「お茶の香りがして、なんかやすらぐ感じ~」とミモロ。
ミモロは、何度もお茶会にお呼ばれして、お茶を頂くのは、慣れたもの。
「ちゃんとお稽古すると、もっとお茶のことが好きになって、楽しくなりますよ」と。
「そうですね~」とミモロ。「そろそろお茶お稽古しようかな…」と。
「いろいろな場所で、お茶を点てられるんだ~。すごいなぁ~」。さまざまなお道具…みんなインドネシアのバスケットの中に納まります。
美しい宗典さんのお点前に、見惚れていたミモロ。写真展会場は、静かな時間が流れます。
「ミモロもお着物来て来ればよかった~」と。
宗典さんが、お召しになっている着物は、上七軒の「弓月」のデニムの着物「でにむどす」。「簡単に気兼ねなく着られる着物で、よく着てるんですよ」と。「素敵だね~」と。着物姿にもうっとり。
「ミモロちゃん、よくできました。またご一緒しましょうね~」と。
「ありがとうございました」とミモロ。思いがけず、すてきなひとときを頂いたミモロ。
「また、ミモロとご一緒してね~」とお約束してお別れしました。
*桑原宗典さんは、FACEBOOKをなさってます。お名前で検索してください。
「日本の文化っていいねぇー」と。そろそろミモロもお茶のお稽古に通わないと…。だって、日本のネコですから…?!
*「京都検定合格者が伝える”大すき京都”観光写真展」3月2日まで。会場:六本木交差点、モスバーガー地下1階 京都のアンテナスタジオ「京のお稚児さん」12:00~18:00 (最終日~16:00)
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