「わー節分だ~」と、2月に入って、ミモロは、節分を楽しみにしています。京都の節分は、東京の節分より、とても賑やか。京都の各所の神社やお寺で、節分祭が行われ、多くの人が、1年の無病息災、家内安全をお祈りに、そして福をもらいに参拝します。
昨年も、ミモロは、いろいろな場所で行われる節分の「福豆まき」に参加。小さな袋に入った豆を拾いました。
今年も行くの?「うん、豆まきもいいけど~福引がしたいの~」とミモロ。テレビやパン焼き器をはじめ、さまざまな賞品が当たる福引が、ミモロの楽しみです。というのは、体の小さなミモロは、福豆まきは不利。ミモロのところまで、いつも豆が届きません。以前も人ごみで踏まれそうになった辛い経験が…。でも、豆は、拾った人に分けてもらい、結構たくさんゲットしました。
ともかく「八坂神社」の節分祭へ向かうミモロ。ここの豆まきは、2,3日の2日間。先斗町や宮川町、祇園町の舞妓さんたちが、福豆をまきます。
お昼に訪れたミモロ。この時間は、福豆まきはありません。行われるのは1時過ぎから、1時間ごとに3回行われます。
「豆まき、まだだったんだ~」この時間は、境内は、あまり混雑していません。「今年は、節分が平日だから、豆まきもそれほど混まないかも…」と。
本殿に参拝してから、ミモロは、福引のついた福豆を買いに…。
「はい、いくつですか?」と神社の方。「あの~ひとつ」とミモロ。1個300円の福豆には、福引券がついています。
そばでは、「5つください」とか、大抵、まとめて買う人が多いよう。
福引券をもって、ミモロは、福引所へ。その前に、賞品の並ぶところで、狙いを定めます。
「自転車がある~」。毎年、自転車狙いのミモロ。お友達がちっとも当たらぬミモロに同情して、自転車をプレゼントしてくれました。それ以来、すっかり自転車が大好きになったミモロは、町の移動によく利用するように…。「あの自転車欲しいなぁ~。2台あったら、お友達が遊びに来たとき、いっしょにサイクリングできるでしょ」と。京都の鴨川沿いのサイクリングの気持ちよさを、お友達といっしょに味わいたいミモロです。
「よーし」と気合を入れて福引を…「はい、これ当たりました…。どうぞ~」と渡された賞品は…ティッシュ1箱。
「ど、どうもありがとうございます…」お礼をいう声もしぼみがち…。今年もダメでした…。
四条通をトボトボと高島屋の方に歩く途中で、お友達がやっているキャンドルの専門店「マドンナ」に立ち寄りました。
ションボリしているミモロを見て、「どうしたの?」とお友達。「あのね~。福豆の福引やったら、自転車じゃなくて、ティッシュになっちゃったの…クスン…よかったら使って~」と、賞品のティッシュをお友達へ。「自転車欲しかったの?」「うん…赤いヤツ…」とミモロ。あまりにションボリしているミモロを見て、お友達が、「じゃ、これで、今度こそ自転車もらってきて~」と、商店街のお店に配られる福引券をプレゼントしてくれました。
「え~いいの~ありがとう…」
ミモロの顔が、パーッと明るくうれしそうに…。
「さぁ、もう1回。やるぞ~!」と、自転車狙いの福引にリベンジに燃えるミモロ。福引のほかに、なにか授与されるよう。
再び、「八坂神社」に向かう前に、まずは、コーヒーをごちそうになって、エネルギーを補給。
さぁ、自転車狙いのリベンジへ。「あの、赤い自転車…」白い自転車は1018番、後ろの赤いのは1019番です。
「がんばろう~!」と、再びいき揚々と福引所へ。
「あ、また来たの?」と係の方。「はい、福引券もらったんで、もう1回!」と、再び気合をいれて「えい~」
「自転車かな?」と、ワクワクしながら賞品引換所へ。
「あれ?自転車の方に行かずに、別の箱見てる…」
「はい、お麩が当たりました!」と渡されたのは、老舗の美味しそうなお麩。
商売繁盛のお札は、商店街のお店へ神社からの授与の品です。
「う、う~また、ダメだった…」と、ミモロはがっかり。
「おかしいなぁ~いろんなところにお詣りしてるのに~」と、ミモロ。きっとほかに福がいただけるのに違いありません。
ミモロは、決してくじ運は弱くありません。前に、泉涌寺そばでの陶器祭では、しっかり1等を当てています。
「お友達とサイクリングしたかったのに~」とミモロ。その気持ちはわかるけど…。
また、がんばって~。「うん、まだ福引する機会あるしね~」と、なかなか諦めないミモロでした。
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