三条通のアーケード街の中ほどに、一昨年、「伊織」という今治タオルの専門店が、京都に初めてお目見えしました。
モダンで、明るい店内には、色とりどりのタオルが、美しく並べられています。
良質な国内産タオルの代名詞となった今治タオル。四国、愛媛を代表する品になっています。
日本にタオルが入ってきたのは、明治5年に英国から…。つまり、タオルは、文明開化の象徴的な品といえるかもしれません。それまで、日本では、木綿の手ぬぐいが、現在のタオルの機能をすべて担っていたのです。
英国から輸入されたタオルは、そのフワフワで温かな肌触りに、たちまち日本の人々の心を捉えてしまいます。国産のタオルは、明治13年に大阪で生まれ、愛媛県の今治で作られるようになったのは、それからさらに時を経た明治27年のことだそう。その後、タオル生産の技術および機械の改良により、大正・昭和にかけ、その生産量は拡大。戦後、大阪をぬき、日本一の生産地へと発展します。
さて、「今治タオル」には、太陽と海をイメージしたロゴマークが付いています。これは、今治で生産されたすべてのタオルについているものではなく、「四国タオル工業組合」が定める独自の認定基準に合格したものでないと、このマークをつけることはできません。つまり、このマークは、タオルの生産者のマークではなく、基準に合格している品である証なのです。ちなみに、このロゴマークは、クリエイティブディレクターとして活躍する佐藤可士和さんの手によるもの。
ところで、京都にできた今治タオルの専門店「伊織」は、愛媛の道後に本店をもち、全国に17店舗を展開するお店です。
「ここにあるのは、すべて『今治タイル』のロゴがついた品々ばかりです」と、タオルに詳しいスタッフの方々。
店内に並ぶ品から、好みのもの、また目的にあった品をアドバイスしてくれます。
ミモロは、お店の中を歩き回り、どんな品があるのかを、まずチェック…。
「いろんな種類のタオルがあって、迷っちゃう…だって、みんな素敵なんだもの…」
バスタオル、ハンドタオル、フェイスタオルというタイプだけでなく、色や柄もバラエティー豊か。見ているだけで楽しくなってしまいます。
「わーフワフワで温かい…」良質のタオルは、触れるだけで、なんとなく幸せな気分に…。
無地のタオルの色は、植物の色をイメージしたもので、23色。バスルームやキッチンのインテリアに合わせて選ぶことも可能。
「いろんな色がある~」
手や体を拭く以外にも、タオル素材を使った、ヘアバンドやバスローブ、ボディータオル、襟巻などもいろいろと
「これも気持ちいいなぁ~」
肌ざわりが心地よい枕カバー
「なんか眠くなっちゃたー」だめ、お店で寝ちゃ!!!
「う~ん、でも~」ミモロが、もぐりこんだのは、ベビー用品コーナーのタオル。ベビー向けに、いっそうソフトなタオル素材でできています。
赤ちゃんが安全に使える、衣類、よだれかけ、ぬいぐるみなど、その種類も豊富。贈り物におすすめの品々です。
贈り物には、有料のネーム入れがおすすめ。オリジナルのタオルになり、特別感もいっそう。
出産の贈り物だけではなく、お誕生日や新築、結婚のお祝いなどにタオルのギフトはうれしいもの。
「なんかタオルもらうと、幸せな気分になるよね~」とミモロも、お友達から何回かタオルのプレゼントを頂きました。
でも…「もったいなくて使えない…」と大切にしまっては、ときどき顔をうずめて、幸せな気分に浸っています。頂いたものは、使わなくちゃ~「え~だって・・・」と、なかなか使わないミモロです。
京都店には、京都だけの限定タオルも。
「あ~なんて、タオルって気持ちいいんだろ~」うっとりとタオルに顔をうずめるミモロでした。
*「伊織 京都三条通店」京都市中京区三条通寺町東入ル石橋町17の2 075-257-0088 10:30~20:30 無休
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