京都市と姉妹都市のイタリア フィレンツェ。中世、ルネッサンスが、花開いた華やかな都です。フィレンツェの名家と言えば、メディチ家。フランスのアンリ2世に嫁いだカテリーナ・メディチは、当時最先端のイタリアファッションや文化、芸術、そして香水をはじめ美容に関するさまざまな知識を、フランスにもらたしたと言われます。
なかでも、東洋の漢方薬のように、イタリアでも、薬草の効用は、昔から知られ、その研究も盛んに行われてきました。
1965年、フィレンツェに伝わる薬草(ハーブ)の処方を基に、現代女性の美を叶えるハーブ化粧品メーカーとして誕生した「デルベ」。イタリア国内だけでも2000店舗の薬局などで、扱われ、イギリス、フランス、アメリカなど世界14か国に輸出されています。
日本でも有名百貨店で目にする製品。その日本唯一の直営店が、京都の祇園にあるのです。
八坂神社から南へ、下河原通を進むと、一軒の古い趣のある町家が…そこが「デルベ京都祇園本店」です。
美容にも関心のあるミモロ。「だって女の子だもの~」と、お店の中へ。「素敵なパッケージ…」とウィンドーを覗いて、さっそく店内へ。
日本唯一の直営店がある京都の祇園。普通、海外のさまざまなブランドショップは、東京に直営店を持つことが多いのですが、「デルベ」は、京都に本店を構えました。それは、やはり京都市とフィレンツェが姉妹都市であることにこだわったそう。
そもそもこの2つの市が姉妹都市となったのは、昭和34年に、当時の駐日イタリア大使が、京都を訪れ、その歴史や文化に感動し、姉妹都市の話が上ります。そして京都市長もフィレンツェを訪問し、やはり、ダビンチやミケランジェロ、ラファエロなどが、活躍した歴史ある芸術の町に感銘し、姉妹都市の話が実現します。
提携は、昭和40年(1965)の9月22日。以来、文化、芸術、食などさまざまな分野での交流が盛んに行われているのです。そして、今年は、姉妹都市50周年の記念すべき年。いろいろな関連イベントも企画されているようです。
一歩店内に入ると、「わ~いい香りがする…クンクン」と、花やハーブの芳しい香りが、ミモロの鼻に。
棚に並ぶのは、全12種類の香りをベースにした、ボディクリーム、ハンドクリームやソープ、香水など。
ジンジャー&ジャスミン、ホワイトティー、ラベンダー、オリーブ&ひまわりなど、天然ハーブエキス配合のボディケアシリーズです。
「わ~こんなに泡が立つの?」なめらかな泡立ちのシャワージェル。「これで洗うと、真っ白になるかも…毛並もしっとりしそうだなぁ~」と真剣に見つめるミモロです。
今は、お肌が乾燥しがちな季節。それは女性だけでなく、男性も同様です。ここの香りは、男性が使える爽やかなもの。
「男性用クリームの香りって、強い感じがする…ハーブの香りは、フレッシュだから、すごくいい感じになるんじゃない?」とミモロ。「男性もハンドクリームつけるといいのに~」と…。
ミモロの手も、乾燥しがちな今日この頃。
「ハンドクリーム、ちゃんとつけなきゃね~」
「どうぞ、お好きな香りのハンドクリームお使いください…」と、テスターをミモロに…。
「いい香り…うっとりしちゃう…わ!スベスベになった~」と、自分の手をクンクンと嗅いで、嬉しそう…。
ソープを試す洗面台もお店にあります。
「テスターがあるから、自分の好きな香りが見つけられるんだよん~」
ところで、
ミモロは、移動中、天然のラベンダーのポプリを入れた袋の中に…。そのため、「あ、ミモロちゃん、いい香りがする~」とミモロを抱いた人に言われます。「そう、臭い子だと思われるの嫌だもん…この石鹸で洗ったら、もっといい香りになるかも…」と。
いい香り…その癒しの効果は、多くの人の知るところ…。
「この香りのバスタイムって、素敵…身も心も癒されるね~きっと」
ハンドクリームは、贈り物にもおすすめです。
ミモロは、ここの香りが気に入ったよう…。
「あの~これください…」と清涼感のある香りのホワイトティーのボディクリームとシャンプーをレジへ。
「これ、人気の香りなんですよ、きっとお気に召すと思いますよ…」とお店の方。
「お風呂が楽しみ…」と、ミモロ。「早くおうちに帰って、お風呂入ろう…」
紙袋を嬉しそうに持って、家路へと向かいます。
これで、この時期、乾燥によるミモロの手荒れや肌荒れ(毛並のみだれ)も解消されることでしょう。
*「デルベ」に関する情報は、ホームページでどうぞ…。
祇園本店は、京都市東山区下河原通清井町480 075-708-8356営業時間11:00~19:00 無休
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