良質の睡眠は、健康に欠かせないもの。暑さの厳しい京都で、この夏ミモロは、睡眠不足に…。
「だって、暑すぎて、よく眠れないんだもの…」。エアコンをつけただけでは、ミモロの問題は解決されません。
そこで、自分の体にフィットする枕や寝具を探します。
訪れたのは、伏見に大正時代から続く寝具メーカー「大東寝具工業」。
もともと個人向けに直接販売せず、旅館やホテルなど大量に寝具を必要とするところを相手に製造してきました。
現在の大東利幸社長になり、より良質の睡眠の大切さを軸に、パーソナルな商品展開を始めました。
「うちは、奥に製造部を持っているので、そこで、小口の製品製造に対応しているんですよ」と。
ミモロは、さっそくその製造現場を見学させていただくことに…。
「わ~広い~」会社の奥にある製造部は、広々したスペースに大きな機械が置かれています。
「マットレスも作るんだ~」
さまざまな素材を組み合わせ、快適な布団やマットレスを作ります。
京都は、寺社仏閣、日本料理店など、畳の和室が多く、そこで使われる座布団の需要も多いのです。
これも注文により、表生地や大きさ、厚さなどを調整します。
「京都の座布団の特徴は、中央の締めの糸を三方にさすことですよ…」と社長。「え~座布団って、十文字に糸がさしてあると思ってた~」とミモロ。
「ホント、三方に糸が…」
「ちょっと座ってみよう…」
「すごく座り心地いいよ~」
モダンな生地を使った座布団。これもオーダーで製作しているもの。
「ミモロちゃんの家に合う座布団も作りますよ…」と社長。
「はい、いつか大きなおうちに住んだら、お願いします」とミモロ。
さて、座布団といっても、内部の綿の入れ方で、座り心地をはじめ、耐久性に大きな違いがあるそう。
「これ詰めるの?」
フワフワの綿を、幾重にも重ね、程よい弾力と安定を作ります。これも職人さんの技…。
それを表生地の中に詰めます。角の部分まできっちり詰めるのは、これまた技が必要です。
ミモロもちょっとお手伝い…「ギューギュー」力任せに綿を押し込もうとしても、なかなか中に入りません。
「綿、動かない…」
そう簡単にできることではありません。
綿入れのお手伝いをあきらめて、ほかの作業を見学します。
生地の祭壇、縫製など、それぞれ熟練した人たちが、丁寧に作業を…。
ミモロが興味を示すのは、そこで使われる工業用ミシンなどの機械。
大きな布団などを縫製できる機械です。
さて、ここでは、高級ホテルや旅館などに収めるソファーのクッションや寝具なども作っています。
「もしかして、知らないうちに、ここの寝具で寝てたかも…」
自宅のインテリアに合わせて、既製品ではしっくりいかないサイズもここなら、注文できるのです。
カーテンとおそろいのクッションや座布団なども素敵です。
「なかなか気に入ったものが見つからない人は、オーダーするといいよね~」
2014年にオープンした良質の睡眠提案スパース「ねむりの蔵」。
ここには、良質の睡眠をいざなう品々が豊富に…
「赤ちゃんも安心して使える素材の品々があるよ」
最近、どうもよく眠れない・・・そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度訪れてはいかがでしょう。
*「大東寝具工業」の詳しい情報はホームページで
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