9月17日の土曜日の夜、ミモロは、平安神宮や京都市美術館、ロームシアター京都などがある、芸術エリア、岡崎に夜のお散歩に出かけました。
「なんかすごく賑やかだね~」と、いつもより人手の多い岡崎。この日は、恒例の「岡崎ときあかり」というあかりとアートのイベントが、このエリアで展開されるのです。
「あ、プロジェクションマッピングだ~」今やイベントに欠かせない存在となった光のアートが、「京都市美術館」の壁面を照らします。
「わ~キレイ~」といつも見慣れた建物が、さまざまな光でいろいろな世界に生まれ変わります。
音楽と光が、見ている人たちを魅了する夜のイベントです。
しばらく観賞したミモロは、そのそばにあるテントへ。「何、売ってるんだろ?」
「いらっしゃいませ~」
ここは、「京都着物企画」という京都大学の学生さんたちが中心に、日本の伝統、着物の良さを再発見しようというもの。18日には、平安神宮の応天門の前での着物ファッションショーも企画されていました。
「あ、帯締め売ってる~」「1本300円だってよ~」とミモロは、その値段につられて帯締めを見ています。
「いろいろな方にご協力いただいて集めたんです」とのこと。ほかにも着物が1000円で並んでいました。
今や和服離れは、深刻。若い人たちが和服を着る機会は、ほとんどないと言っても過言ではありません。
もちろん京都では、ほかの地域より、若い世代が着物に触れる機会は多いのですが、全国的に見たら、その数は激減しています。
カジュアルな服装が一般的になっている現代、着物は特別な存在。「日本文化を楽しむコスプレ」そんな感覚が若い人にはあるのです。
着物の市場は縮小し、また古着市場も大きな動きがありません。タンスに眠る着物をいざ売るとなると、どんな素晴らしい正絹の付け下げでも、1枚500円で引き取ってくれたらいいほう・・・という話。
大切にしまっておいても、その価値は、下がるばかり。それなら、ぜひ、気軽に着るようにがんばりたいものです。
トコトコとミモロは、イベントが開催されているエリアを歩き回ります。
「あ、これなんだろ?」
細い糸が張り巡らされた四角い物体・・・「どうぞ中にはいってください~」
「はい、ではお邪魔します」
これは「織物の茶室」2帖ほどのステンレスフレームに縒り糸を張り巡らせた空間。この糸張りの技術は、織物をする職人さんたちの技なのです。
「なんか繭の中にいるみたい…」そこはとても不思議な感覚が味わえる空間でした。
「わ~レッドカーペットもある」
応天門へとつづくレッドカーペット。ミモロはちょっと澄まして歩きます。
岡崎公園では、さまざまな飲食店のテントが並び、「ここでお食事できるんだ~」
そして、「ロームシアター京都」にふらりとやってきたミモロ。「なんかやってるみたい…」
「和太鼓音楽祭だって~」17,18日の両日、ここでは和太鼓スクールの発表会が行われて、だれでも無料で見学できます。
「わ~みんな楽しそう~」
なんでも今、和太鼓を習う人が増えているそう。全国に和太鼓教室が展開され、老若男女が習っているとか。
「みんなで叩く和太鼓って、ストレス解消になっていいよね~」和太鼓のリズムがミモロの体を包みます。
「それにカッコいい~」と、勇ましく叩く人たちを眺めるミモロです。
向かい側の「みやこめっせ」でも、夜はジャズのライブが…
「ここは、もう終わってた~残念~」でも、幻想的にライトアップされた噴水が見られました。
「夜、のんびり歩ける場所っていいよね~」と岡崎エリアが大好きなミモロ。歩きなれた道をトコトコと遅くまでお散歩です。
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