台風と秋雨前線の影響で、どんよりした雨雲がかかり、時々雨が降る不安定な天候の京都。
「3連休なのに~残念だね~」とミモロ。でも、空を見ては、「今の内なら大雨になりそうもない…」と、ネコの勘を働かせて、お外へと出かけます。
向かったのは、京都御苑の東側にある「梨木神社」です。
連休は「萩まつり」が開催中。
最終日の19日、ランチを食べ終えたミモロが、午後13時ごろに神社に到着しました。
「あれ?なんか今から始めるみたい…」と、全く行事の予定を知らなかったミモロですが、いつもどういうわけか、グッドタイミングでいろいろなイベントや祭事が始まるのです。さすがミモロと思うばかりです。
「萩のお花咲いてるかな?」
今日は、五分咲きという感じ。でも、十分可憐な花を楽しむことができます。
さて、参道を進んで拝殿のそばへ。「あ、なんか始まる~」とミモロは、最前列の席に座ります。
古式ゆかしい装束の皆さまが本殿へと進みます。手には弓矢が…。
この日は、奉納行事として、京舞や狂言などが行われていました。でも、ミモロが到着した時間は、すべて終わっていました。〆の奉納行事は、「小笠原流礼法」の弓術披露です。
本殿での神事を終了後、拝殿では、弓の射手に甲冑が着せられます。その様子も拝見します。
小笠原流の一門の方が、詳しく解説してくださいました。
「へぇ~甲冑って、一人で着られないんだ~。そう、前に甲冑着衣体験したときも、手伝ってもらったもの…」。そうミモロは、すでに甲冑を着たことがあります。そのときの様子を思い出しながら、お話を伺います。
「甲冑をつけながら弓を射るのをご覧になるのは、とても珍しいと思いますよ。甲冑は、実はとても動きにくいので、すごく難しいんです」と。
今回、弓を射るのは、今年還暦と古希を迎えられた方々。いずれも小笠原流礼法を長らく嗜まれた皆さまです。
拝殿の上から、境内に設置された約30センチ四方の小さな木の的を狙います。
「上から、的を狙うのは、あまりないことなんです」と。約15メートルくらいの距離。
「あの小さな的狙うんだ~」
次々と射手が挑戦。「あ、惜しい…あとちょっとだったのに~」と、ミモロはハラハラしながら的を見つめます。
でも、やはりベテランの方でも難しいのかも…矢がわずかにそれてしまいます。
「今度こそ…南無八幡大菩薩・・・」とひそかに念じるミモロ。射手の方も呼吸を整えます。
キューパ~ン。見事に的に命中。思わず拍手が観客から起こります。
「よかったね~。1本も当たらなかったら、大変だったね~。ホ~」神様に奉納する行事、的を射ることが神様への贈り物。
「那須与一って、すごいね~」と、突然言い出したミモロ。まぁ、確かに、ここよりもっと遠い的・・・しかも海の上の揺れる小舟の上の扇の的です。しかも失敗は許されない状況。命がけです。しかもそのとき、那須与一は、10代だったはず。
「カッコいい~」と、甲冑を来た射手の皆さんを見つめるミモロです。
なんとも、風情ある奉納行事でした。
「さぁ、もっと萩のお花見よう…」とトコトコ境内を歩くミモロです。
「あ、ミモロちゃんじゃない?」と突然声が…「あ、NHKの山内さん~お久しぶりで~す」以前、「京いちにち」などで、ミモロを取材してくださったリポーターさん。いつもの素敵な笑顔でミモロと握手。
「元気だった~」「うん…わ~会えてうれしい!」と山内美和さんに飛びつくミモロでした。
「ここに取材に来たの?」「うん、初日にね」「あ、そうなんだ~。今度、新しくなったNHKのスタジオ見学に行ってもいい?」「あ、どうぞ、見学コースできるとこありますから・・・」「あのね~それから、ねこまる君元気にしてる?会いたいなぁ~よろしく伝えてね~」と、お友達になったNKH京都のキャラクターねこまる君にも会いたいミモロでした。「はい、了解・・・仕えとくね…」と山美和さん。
別れを惜しみつつ、再会を約束して…「またね~」と手を振ってお別れ・・・。
トコトコと参道を歩き始めたミモロ。「あ、もしかしてミモロちゃん…また会えた~うれしい・・・いつもブログ見てますよ」と声をかけてくださった方。「わ~感激…」と握手したり、写真を撮影したり…。
その様子を見ていた神社の方…「へぇ~人気者なんですね~」と。「はい、みんなにかわいがっていただいてま~す」とちょっと照れながら…。
さて、参道には、「萩まつり」限定和菓子などを販売するテントが…
「試食どうぞ…」
飴と羊羹を試食させてもらいます。「美味しいね~」
隣りでは、萩の絵の描かれた絵馬や土鈴も…
「これ素敵~」
萩の花の見ごろはこれから…ぜひ、可憐な秋の花を愛でに…。
*「梨木神社」の詳しい情報はホームページで、
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