「体が芯から温まって、パワーもらえる感じ~」とミモロが食べるのは、お皿に盛られたカレーです。
四条大宮にやって来たミモロ…四条通から、京都駅に向かう大宮通を少し南へ向かいます。西向き一方通行の道を少し東に入った場所に、看板を見つけました。
「南国ジンジャー」と書かれた看板には、美味しそうなカレーの写真。
店の中からは、香ばしいカレーの臭いが外にまで漂ってきます。
「ちょっと先にご用事あるから、それが終わったら、またここに戻ってこようね~」というと、後ろ髪をひかれる思いで、まずは目的地へと向かいました。
30分ほど経て、用事を終えたミモロは、一目散に、再びこの店へ。
「いらっしゃいませ~どうぞ、お好きなお席へ~」とカウンターから迎えてくれたのは、このお店のオーナーさん。
カウンターと壁際に1つテーブル席があるこじんまりとしたお店です。
壁には、四国の高知に係る情報などが貼られています。
「あの~ここでは、何が頂けるんですか?」とミモロ。
「はい、カレーですよ。ほかに高知産のビールなどもあります」と。
このお店は、今年の春にオープン。以前もこの場所に別のカレーのお店があり、その居抜き物件で営業を始めました。オーナーであり調理をなさるのは、高知出身の河野さん。
「京都に学生時代から暮らしはじめ、20年以上になります。京都が住みやすくて…でも、ふるさとの高知も恋しい…」とおっしゃる河野さん。
もともとカレー大好きで、京都市内のいろいろなお店を食べ歩いたそう。そこで、ご自身でも、カレーを調理し、間借りやイベントなどに出すようになりました。「自分のお店を持つっていうのは、夢のようなことだと思ってたんですが、ご縁を頂き、このお店を始めることになったんです」と。
カレー好きの河野さんが作るのは、ふるさとの高知愛にあふれたカレー。
店にあるカレーの種類は、主に3種類、高知産の生姜をふんだんに使った「高知生姜キーマ」と、辛めな味のチキンカレー、そして辛さを控えた豆カレーです。
それを単品(1100円)でも、また2種類をひとつのプレートに盛る合い盛りカレー(1300円)。
「高知って、生姜有名なんですか?」とミモロ。
「はい、国内では生産量は1番だと聞いています。それにほかにも柚子やいろいろな産品が豊富なんです」と河野さん。
「へぇ~そうなんだ~鰹節も有名だよね、他にも鶏肉も…」と思い出すミモロです。
「はい、それらの産品を使った私ならではカレーなんですよ~」と。
「四条大宮って、カレーのお店多いですよね~」とミモロ。
そう、駅周辺には、さまざまなカレー店があるカレー激戦区です。そんなエリアで出店した河野さん。ご自分らしさを発揮したカレーを提供。「故郷の高知にも、なんか繋がりが欲しいし、また少しでも高知のお役に立ちたくて…」と。
ミモロの前に運ばれたのは、チキンと高知生姜のキーマカレーの2種類盛り。
五穀飯に、卵やイタドリなどの山菜や野菜のお惣菜が添えられています。
「全部、混ぜ合わせて食べるのも美味しんですよ~」と河野さん。
「生姜キーマは、体の中から温まり、なんかパワーが出るみたい…」と汗を拭きふき頂くミモロ。
なんか癖になる美味しさ…
「高知のビールもおすすめですよ~」と。
「う~それって、すごく合うかも…でも、今日は、まだ行くところあるから我慢しよう~」とミモロ。
「あれ?太鼓の音がする…」と耳をピクピク。
「お神輿来たのかも…」と、食事を中断し、店の外へ飛び出します。
ミモロと一緒に、河野さんもお店の外へ…
「この地域って、本当に住みやすくて、お店の周辺の方々にお世話になってるんですよ~」と。
お店の前に、この地域の氏神である「天道神社」の神輿の渡御行列がやってきました。
「あれ?ミモロちゃん、こんなところにいたんだ~」と、行列のご奉仕をしている方。
「そう、お食事してるの~ここのカレー美味しいよ~」と、口の周りをカレー色に染めながら答えます。
実は、このお店の来る前のご用事とは、「天道神社」で参拝することだったのです。
では、明日は時間を遡り、「天道神社」の祭りの様子をお伝えしましょう。
*「南国ジンジャー」京都市下京区四条大宮町33 四条大宮ビル102 11:30~15:00 売り切れ次第終了 不定休
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