2021年の冬至は12月22日。この日、ミモロは、恒例の「冬至詣り」に奈良の「大神神社(三輪明神)」へ参拝に出かけました。
すでにもう何年も続けている冬至詣り。一年で一番昼の長さが短い日で、この日から毎日1分づつくらい日照時間が延びてゆきます。
「エネルギーを頂くのには、冬至詣りがいいんだよね~」というミモロ。冬至は、太陽と地球の関係から生じるもので、世界各地でいろいろな祭事も行われる大切な日なのです。
「古事記」「日本書紀」にも登場する神社で、ご祭神の大物主大神(おおものぬしのおおかみ)が鎮まる三輪山をご神体にしています。標高467mの美しい円錐形の三輪山は、「古事記」や「日本書紀」には、御諸山(みもろやま)とか三諸岳(みもろだけ)と記されているそう。
畏れ多くも同じお名前のミモロ。「すごくいい言霊だから、ミモロちゃんって呼びかけるといいことあるんだよ~会う人を笑顔にするのが、このお名前を頂いている者(ネコ)のお役目だと思うの」と。
すでに拝殿は、来年の干支の大きな絵馬が飾られ、境内は初詣の準備が進んでいます。
この日はお清めをした後、社務所に行って、御祈祷をお願いしました。
祈祷殿には、すでに大勢の参拝者が全国から御祈祷の順番を待っています。「前は、冬至の日は、ミモロだけだったこともあるけど、最近はたくさん参拝者が訪れるようになったね~」と。
しばし待合所で待機するミモロです。
名前を呼ばれ、祈祷所へ進みます。祝詞や神楽、お祓いが行われ、最後に「幸魂(さきみたま)、奇魂(くしみたま)守給(まもりたまえ)幸給(さいはえたまえ)」といのりの言葉を三度唱えます。
お酒の神様としても知られる大神神社。この時期、まだ緑色の杉玉の姿が見られます。
「さぁ、もっと奥へ行かなくちゃ~」とミモロは、馴れた足取りで、境内を進みます。
薬の神様として崇敬される「狭井神社」への道は、ご神体のお山にも近く、いっそう清らかな気が漂うよう。
途中の「磐座社」は、少彦名神をまつる社。「ここには、必ず参拝するんだ~」
また「市杵島姫神社」にも参拝。
そして「狭井神社」に参拝し、「お山に登りたいけど…」と社務所に行くと、「入山できるのは、9時から12時の受付です」と。
「わ~もうお昼過ぎちゃった…次は、もっと早く来よう~」とお山への入口で拝みます。
さて、「狭井神社」の奥には万病に効くと言われる「薬井戸」というご神水が汲める場所があり、紙コップでそのお水を飲んで、健康を祈るミモロ。
そこに立ってると、お水浴びちゃうから、どいて…「あ、そうだった…」と慌ててよけるミモロです。
最後に、水琴窟の神秘的な音色を聞いて、ミモロの冬至詣りは終了しました。
[いい音色…なんか心鎮まるねぇ~」とうっとり…。
初詣は、コロナ対策をしっかりと…
*「大神神社」の詳しい情報はホームページで
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