ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都伏見の「月桂冠大倉記念館」へ。お酒にまつわる珍しい品々がたくさん・・・。

2011-12-21 | 歴史・史跡
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冬のある日。京都の酒どころ、伏見の「月桂冠大倉記念館」にやってきたミモロ。


まずは、実際にお酒が造られている工房を見学。そして、次は、お酒にまつわるいろいろな品々が展示されている博物館へと進みます。

館内に入ると、お酒造りに使われた昔の用具が並んでいます。
「これなぁに?」とミモロが尋ねたのは、縄でグルグルとまかれた桶のようなもの。
これは、「甑(こしき)」という、お米を蒸す道具。お釜の上に置いて使います。

「わー大きーい!」と声を上げたのは、大きな大きな桶。

きっと長くお酒づくりに使われたのでしょう、古びた桶の表面には、歴史が刻まれています。

展示室の中をトコトコと見て回るミモロです。

この「月桂冠大倉記念館」は、明治期の酒蔵を改装したもの。館内には、「京都市指定の有形民俗文化財」の指定を受けた酒造用具類のうち約400点が、常設展示されています

大量に酒造りが始まったのは、明治以降になってから。
それまで樽や陶器の徳利などで売られていたお酒が、ガラス瓶で販売されるようになったのも、この時代から。また鉄道の発達で、旅のスタイルにも変化が起きます。そこで長時間、乗車する間、お酒を楽しむために生まれたのが、この瓶。

ガラス瓶の上の部分は、実はコップになっています。しかも、列車の揺れでもお酒がこぼれないように、コップは、針金で吊るされて、置いた机が揺れても、コップの中のお酒がこぼれないように工夫されたもの。

「きっとお酒好きの人が考えたんだね…。こぼれたら、もったいないって思って…。その情熱がスゴイ!」と、また変なことに感心するミモロです。

「ギャーお酒大好き人のための瓶?!」とミモロが驚いたのが、巨大なお酒の瓶。

そばで小さく見えるのが、一升瓶ですから、その巨大さがわかります。
これは、お店に置かれた宣伝用に作られた瓶。迫力十分の大きさです。

宣伝用のユニークな看板も。

「野球選手がお酒持ってるー」。ちょっと子供っぽさを感じる野球選手。高校生なら、今や大問題。でも、これはきっと当時大人気の野球にあやかったもの。子供っぽい表情でも、きっと大人です。

「わーキレイな女の人…」和服姿の美人さんが微笑むポスター。
お酒の宣伝には、昔から美人がつきもののよう。こんなキレイな人と一緒にお酒を飲めたら…そんな想像が広がっていたのかも…。

館内の展示物を興味深く見学したミモロは、案内をしてくださった「月桂冠大倉記念館」の秋山さんに「ここでは試飲ができるんですよ。どうぞこちらへ」と導かれ、試飲ができる「きき酒処」へ向かいます。

「わー試飲だって…」と、嬉しそうなミモロの足取りも軽やか。
まずは、「吟醸酒 ザ・レトロ」を試飲用の小さなコップで。
「うーなかなかコクのあるお酒…フムフム」と口に含ませて、その芳醇な味わいをゆっくりと楽しむミモロ。
この「きき酒処」では、、「吟醸酒 ザ・レトロ」「玉の泉 大吟醸生貯蔵酒」「プラムワイン」の3種類の試飲ができます。

最後に試飲したのは、美しい赤いお酒の「プラムワイン」。風味豊かな甘い果実酒で、食前酒としても人気。女性に評判の品です。
「キレイな色ー」。試飲でちょっといい気持ちのミモロは、うっとり。

「あ、ここにも大きな杉玉!」「これは、奈良の三輪大社さんのものです」と。
ミモロが大好きな奈良、三輪明神大神神社のものと聞き、いっそういとおしそうに眺めます。

見学は、これで終了。
入館料は300円。見学者には、180mlの純米酒1本のおみやげ付。(未成年の方には、「酒造り絵はがき」が)。
「お酒造りのいろいろなものを見学できて、きき酒もして、その上、おみやげももらえちゃうなんて…。なんか得した気分…」。

館内には、大きな売店もあり、お酒をはじめ、酒粕、奈良漬などが種類豊富に並んでいます。


「あ、スキンケア製品もあるんだー」と、美容にも関心があるミモロは、興味津々。
これは「モイストムーン」という「月桂冠」が開発した基礎化粧品。
高い保湿効果が期待できる米セラミドや米ぬかに含有されるオリザノールなどが配合されています。


「これで、毛並もしっとりするかなぁ…」。最近、ちょっと毛並の乱れが気になるミモロです。

「伏見って、興味惹かれるものがいろいろあるね…」とミモロ。
また、そのうち伏見のことをリポートしますね。

*「月桂冠大倉記念館」の詳しい情報は、ホームページから。ご覧ください。


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京都の酒どころ。伏見の「月桂冠 大蔵記念館」の見学へ。

2011-12-20 | 歴史・史跡
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冬のあるいいお天気の日。ミモロは、京都の酒どころで、日本酒をつくる酒造メーカーさんの酒蔵が並ぶ伏見へ、「月桂冠大倉記念館」を見学しに出かけました。


伏見は、古くから良質の水が豊かに湧き出る場所で、そのため多くの酒造メーカーが、集まっている場所。
特に、明治時代以降、京都の町中にあった酒造メーカーが、近代化による大量生産のために、伏見へと移転し、現在も26社ほどが、酒造りを行っています。その中でも、「月桂冠」の歴史は古く、その前身である「笠置屋(かさぎや)」が、伏見で酒屋を創業したのは、寛永14年(1637)のこと。

「月桂冠」という名を商標登録したのは、時代を経た明治38年(1905)からだそう。

酒造りの工程、日本酒の歴史、文化を紹介する「月桂冠大倉記念館」は、明治期にできた酒蔵を改装した博物館です。



見学のスタートは、中庭を通って、記念館に隣接する「月桂冠酒香房(げっけいかんさけこうぼう)」から。


ここは、明治39年(1906)建造の酒蔵の内蔵の中にある、どの季節でも酒造りのできるミニプラントで、月桂冠創業360年の記念事業の一環として作られました。

大きな杉玉が下がる内蔵へ、案内してくださる方の後について、重い大きな木の扉をちょこっとだけ開けて、中へと進みます。

蔵の中には、酒造りの工程がよくわかる展示が。

酒米の山田錦などが、コシヒカリなどの米と比較できるようになっています。「山田錦って、随分長い稲なんだね」と、一際長さのある稲穂にビックリ。

ガラスケースの中にはお米の展示が。
「お米って言っても、いろいろあるんだねぇ。大きさも微妙に違うし…」と興味深く見学するミモロです。

「なんか白っぽお米…」
「これは麹。蒸したお米に麹菌を移し、育てているところです」と。「これがお酒になるの?」

お酒造りに入って11日目という醪。「ちょっと匂いを嗅いでみてください」と言われ、ミモロは鼻をピクピクさせます。
「なんか酸っぱい匂いがする…。まだお酒になってないみたい…」と、ちょっと残念そうなミモロです。

ガラス越しに見学できるのは、発酵室。
大きな仕込み桶が並ぶ室内では、桶の一部がガラスになっていて、発酵の様子が観察できます。

「あ、ここにも神棚が祀られてる!」と白い壁の高い場所を見上げて…。

そう、酒造りの場所には、必ず神棚がありますね。お酒は、もともと神様に奉げるために作られたもの。だから、酒造りに関わる人は、神様に常に感謝し、見守っていただきながら、作業をするんです。

ミモロも神棚にそっと手を合わせました。「美味しいお酒が飲めますように…」と。

「月桂冠酒香房」の見学を終えたミモロは、トコトコと再び中庭へ。

庭といっても、ガランとして空間という感じ。ここは、昔、酒造りの桶などを天日干しした場所。
その面影を留めるように、大きな桶が置かれています。


また、酒造りに使われる良質のお水が湧く井戸も。
そばに置かれた器で、ちょっと飲んでみるミモロです。「うん、美味しいお水…ゴクリ…」。
美味しい水と澄んだ空気、そして良質のお米…美しい日本だからできるお酒です。

さて、中庭の片隅には、青々とした葉を付けた木が。
「あ、これ月桂樹だって…」。
「月桂冠」のシンボルでもある月桂樹です。

「知ってるー。古代ギリシャでは、これで冠作って、競技で勝った人の栄誉を讃えたんでしょ。でも、この葉っぱで作ったら痛そう…」。あのね、冠にするのは、もっと若くて柔らかな葉をつけて若木なの。
「そうなの。よかったー」とミモロ。何を考えていることやら…。

また、葉を乾燥させたものは、フランス語でローリエと呼ばれ、そう、スープなど煮込み料理によくつかわれる香辛料です。

さぁ、次は、お酒にまつわるいろいろな品々が展示されている「月桂冠大倉記念館」に移動しましょう。

*「月桂冠大倉記念館」の見学など、詳しい情報は、ホームページをご覧ください。
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着物の刺繍のお話を聞きに、祇園の和装用品の「弓月」の講座へ。洋装でも使いたい品々が豊富。

2011-12-19 | 京都
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ある日、お友達から「ミモロちゃん。お着物に興味ある?和服の帯や半襟などを飾る刺繍のお話が聞ける講座があるんだけど、行ってみる?」とのお誘いを…。もちろん「行く!行く!」と即答するミモロです。

講座が開催されるのは、祇園にある和装のお店「弓月(ゆげつ)」です。
京都らしさいっぱいの祇園花見小路をトコトコと歩き、西側の方向の筋に。その町家の連なる一角へ向かいます。「あ、ここ、ここ」と、白い暖簾が揺れるお店へ。

「早く入ろうよー」と、暖簾から手招きするミモロです。


今日は、このお店「弓月」の2階のお座敷が、文化講座の会場に。
すでにお座敷には、受講生のみなさんが。ミモロも席に着きます。


本日の講座は、「和装の刺繍のお話」を、明治時代から和装小物などの製作を手掛ける宮川雅宏さんに伺います。
半襟や帯などに施される刺繍は、手で行う手刺繍と精巧な機械による機械刺繍があります。
宮川さんが手掛けるのは、機械刺繍。生地の素材感を大切に、新たな感覚や素材を導入した斬新なデザインが魅力です。

「刺繍は、そもそも中国から仏教と共に日本に伝来したと言われています。本来は、仏教に関するものに使われた技法だったようです。その後、小袖など着物に用いられるように…。刺繍の「繍」の字には、糸で柄を表現するという意味があるようで、生地に針で糸を刺し、柄を描くのが刺繍です」との、宮川さんのお話に耳を傾けます。

刺繍のことがよくわかるように、図案帳や糸も見せていただきます。


ここ「弓月」の帯や半襟も、宮川さんの工房で作られたものも多く、「弓月」から依頼された図案をもとに、繊細なデザインや新しい技巧などを、実際製品の生地を同じものを使い、サンプル制作し、さまざまに検討を重ねて、やっと完成するそうです。
(写真は、図案と実際の製品の帯)

機械刺繍の良さは、帯など力を入れて結ぶものでも丈夫なこと。
同じ柄の色違いの製品が、作りやすいこと。(選ぶ幅が広がります)
非常に細かな図案も対応できること。
もちろん価格も抑えられることなど…いろいろ。



また、和服の襟元を飾る半襟にも、刺繍により、遊び心をさりげなく表現できます。
クリスマスの半襟は、雪の結晶に雪だるまや、柊など、装う人のセンスの良さを感じさせるもの。

「わーカワイイね。大人の遊び心って感じ…」。着物に興味のあるミモロは楽しそうに半襟を見ています。
刺繍ひとつで、着物の表情は、大きく変わるもの。精巧な技による刺繍は、着る人の個性をいっそう際立たせてくれるよう。「日本の技術って、スゴイねぇー」と改めて感心するミモロです。


講座が終了して、ミモロは、1階のお店へ。そこには、オシャレな和装小物がいろいろ。お財布やバッグなど、オリジナルな品々が豊富に揃っています。

「わー素敵なものがいっぱい!和服を着ない人でも、きっと欲しくなるね。あ、これカワイイ…」
家紋をオシャレにデザインしたブローチも。コートなどの襟につけたら素敵です。


>「弓月 祇園店」京都市東山区祇園町南側570-120 電話075-533-7100
営業時間:平日11:00~18:00 土・日曜・祝日10:00~18:00 無休(年末年始を除く)

「弓月」は、西陣の織元の直営店。店内には、和装小物のほか、御召の反物やそれにぴったりの帯なども揃っています。気軽に和服を楽しみたいという方や、着物初心者にも、いろいろアドバイスをしてくれます。


旅のポイント:
京都で和服を着ると、お得なことがいっぱい。
「きものの似合うまち・京都」実行委員会が主催する「京都きものパスポート」というのがあり、着物を着て、それを提示すると美術館へ団体料金で入館できたり、加盟しているお店で食事代の割引やワンドリンクサービスがあったり、またMKタクシーでは、乗車料金が割引になったり、いいこと尽くめ。
詳しくは「きものパスポート」を検索してください。

京都で、着物を着るなんて、とても怖くて…と尻込みしがち…でも…
東京に比べ、京都では、和服姿の人によく出会います。「和服の本場で着るなんて…」と、初めは思っていましたが、もちろんビシーッと決めた方もいらっしゃいますけれど、多くは、ごく気軽に和服を楽しんでいらしゃる方で、その着方もいろいろ。「こんな着方でいいの?」と思う方も…。東京よりも、自由で気負いがない感じがします。また、万が一、着崩れても、京都は、和服が着られる人が多いので、だれかが助けてくれます。デパートの呉服売り場でも、直してくれます。また、着付けもしてくれるレンタル着物店も多く、手ぶらでも。ぜひ、京都観光を着物で…。きっといっそう趣のある旅になるはずです。

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ミモロお気に入りの岡崎の洋食屋さん。地元の人が贔屓にする、昼休みなしの「グリル小宝」。

2011-12-18 | グルメ
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12月になると、京都の町では、いろいろな場所で冬じたくが見られます。ミモロが、よく訪れる近所の平安神宮も、今までとは違った雰囲気。

境内の「右近の橘」は、すっぽりと葦でできたおうちに入っていました。
中には、小さな黄色の実が、枝のあちこちになっています。

「野鳥に食べられないようにしているのかな?美味しそう…」と、開いた部分から中を覗いたミモロはポツリ。これは、神様の木だから、食べられないのよ…。「そうだよねー」と、ちょっとがっかりした様子のミモロです。

さて、右近の橘は、平安神宮の社殿の左側。そして右側には、左近の桜が植わっています。
「なんで左側にあるのに、右近なの?」とミモロ。この橘だけでなく、京都は、右と左が、なんか逆な気がすることが…。例えば、地図の北を上に見ると、左側に右京区、右側に左京区があります。
「なんか変な感じ…」と東京生まれのミモロは、違和感を覚えるようです。
京都では、平安京の当時、天皇は、南を向かれて執務をなさっていたことから、南を向く天皇から見て、西が右、東が左に。ですから、現在も、東側は左京区、西側は右京区。そして、平安神宮の西側は「右近の橘」、東側は「左近の桜」なんです。


「なんか美味しそうな実を見てたら、お腹空いてるの思い出しちゃった!」と、ミモロ。実は、この日、いろいろ用事をしていたら、すっかり遅くなって、気が付いたら、もう16時。すでにランチタイムは、過ぎているし、夕ご飯には、早い半端な時間です。
「この時間で食べられる美味しいレストランはないかなぁ」とミモロが、思い出したのは、岡崎の動物園のそばにある洋食のお店「グリル小宝」です。

「やってる、やってる…」と、お店の前で、さっそくメニューをチェック。

さすがこの時間は、お店の中も人影はまばら…。

実は、この「グリル小宝」は、地元でも評判の洋食店で、ランチタイムや夜は、いつも満席の状態になり、ミモロも入れないことがしばしば。
「今日は、入れてよかった…」と、ミモロもひと安心。
席について、再び、メニューをゆっくり見て行きます。

「グリル小宝」の創業は、1961年といいますから、すでに50年。戦後、祇園にできた洋食店「たから船」で修業なさった初代が、岡崎に開いたお店。コクとまろやかな味わいが評判の秘伝のデミグラスソースを使ったハヤシライスなどは、初めて訪れる人には、おすすめの味。きっとこのお店のファンになるはず…。地元で愛されている店なので、常連客も多く、親子3代で通う家族も多いそう。

メニューを見ながら「わーどうしよう…オムライスもいいなぁ。でもハンバーグも食べたいし、エビのスパゲティーも美味しいし…どれにしようかな…」とミモロは、迷っている様子。

テーブルに、ふと見つけた「かきフライやってます」と表示。
「う!これは美味しそう…」と、ミモロは、冬の時期だけ登場するかきフライを注文しました。


「ワ!いっぱいかきフライがのってるー」と運ばれたお皿を見て、嬉しいそう。

お皿には、かきフライのそばに、ポテトサラダと、トマト味のスパゲティ、たっぷりのタルタルソースが。

お昼抜きだったミモロは、あっという間に完食。「うー美味しかった…」。

「かきフライはいかがでしたか?」と、「グリル小宝」の畠中幸治さんに尋ねられてミモロ。

「もちろん、ずごーく美味しかったでーす。今日は、お昼を食べそこなっちゃったの…。でもここのお店が営業しててよかったー」と。
「11:30から22:00のラストオーダーまで、いつでも食べられますから、お好きな時間にいらしてくださいね」と、畠中さん。
「そう時々、ランチタイムを過ぎて食べれなくなっちゃうの…ここならお昼を過ぎても大丈夫なんだー」と、ミモロは、ホッとした様子。
「また、来まーす!」と、美味しいかきフライを食べて、足取り軽く家路につくミモロです。

*旅のポイント
観光名所や美術館めぐりなど、京都を散策していると、お昼を過ぎてしまうことも。いざ、どこか美味しいレストランや食事処をと思っても、すでに昼の営業は終了という目にあったことはありませんか。観光客が多く訪れるお店は、ずっと営業しているところもありますが、多くのお店は、ランチタイムを過ぎると、夜の営業までお休みするところが多いもの。中途半端な時間帯でも、ご飯が食べれるお店を知っておくと便利です。ここ「グリル小宝」は、営業時間内なら、いつでも利用できる、ぜひ知っておきたいお店。メニューのバラエティーも豊富。子供から大人まで、楽しめる味。京都では、洋食店も多く、日本料理が続く旅行のランチに、洋食はおすすめ。


「グリル小宝」 京都市左京区岡崎北御所町46 電話075-771-5893 11:30~22:00(LO)火曜、第4水曜休み。平安神宮の東側、動物園の入口の道を北に丸太町通方向に進みます。
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「初冬の京北まるごと体験ツアー」の締めくくりは、お餅つき!つきたてのお餅に舌鼓。

2011-12-17 | グルメ
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いよいよ「初冬の京北まるごと体験ツアー」も最後のプログラムへ。
締めくくりは、京北産のもち米を使ったお餅つきです。

杵と臼が、準備され、「京都府立ゼミナールハウス」のスタッフの方々によるお餅つきが始まりました。


蒸したもち米の香りが、プーンと辺りに漂っています。
ミモロは、もうお餅つきにかぶりつき。

ペターン、ペターンと杵でつくお餅。手慣れたスタッフの呼吸もピッタリ。

「どなたか、お餅をついてみませんか?」と。「ハーイ!やりたいでーす」とミモロが、元気よく手をあげて、お餅つきに挑戦。

杵を担いだミモロ。
「うーダメだー。重くて動けない…」
お餅つきができなかったミモロは、ちょっとがっかりした様子。
「じゃ、お餅を丸めてくださいね」と言われ、つきたてのお餅を黄な粉に絡めることに。

「アチッチ…」つきたてのお餅は、とても熱くて、ミモロはビックリ。でも、どうにか作業を済ませ、いよいよ実食へ。

「ミモロさん、納豆餅はいかがですか?」と、目の前に大粒納豆がのったお餅が。
「ゴックン…」美味しそうなお餅を前に、思わず喉を鳴らすミモロです。

納豆もちは、京都の京北では、お正月に食べる習慣が残っています。

お餅つきを担当してくださった総務課の藤野さん。
「この納豆餅は、美味しいですねぇー」と。
「ワーン、自分だけ食べてないで、ミモロにもちょうだいよー」。

自然豊かな京北、そこには、日本人が大切に受け継いできた自然を敬愛する暮らしが、今も残っています。



「ツアーを担当してくださった細見さんと安谷さん。どうもありがとうございました。またいろいろ体験させてくださいね。バイバイ…またね!」


ミモロは、いっぱい楽しい体験を思い出しながら、自然豊かな京北を後にしました。
「ツアーに参加さなった皆さま、お世話になりました。一緒にいろいろ体験して楽しかったでーす」


観光地だけじゃない、ガイドブックにのっていない京都の楽しみ!font>
1泊2日の「初冬の京北まるごと体験ツアー」。京都の山里暮らしを体験するツアーです。何度も京都を訪れている方にとって、観光地めぐりだけでなく、その土地ならでは暮らしや生活に触れる旅は、おすすめです。

個人的には、なかなか体験できない納豆づくりや農作業など、ツアーだからできるというもの。「京都府立ゼミナールハウス」のツアーは、公共の組織が主催するだけに、地元とのつながりも深く、また担当者の知識も豊富。地域のことを知ってほしいという、スタッフのみなさんの熱意も伝わってきます。

今回の「初冬の京北まるごと体験ツアー」は、1泊2日4食付でひとり1万3000円(別送での納豆と小蕪の漬物付)。盛りだくさんの内容は、ほかではなかなか体験できないもの。年間を通じ、いろいろな企画があり、京都府以外からも、参加可能です。ぜひ、京都の旅の日程に、組み込んではいかがでしょう。ガイドブックにはのっていない京都が体験できます。

詳細は、こちら「京都府立ゼミナールハウス」から。


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