ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「上御霊神社」の御霊祭。神幸列を神社で迎えるミモロ。その前に、美味しそうな屋台めぐり

2013-05-26 | 祭事・神事・風習

先週の土曜日のことです。伊勢神宮の参拝から京都に戻ったミモロを待っていたのは、京都のお祭り。5月と10月は、京都のお祭りシーズンです。

そのひとつが、写真展を開催する直前に訪れた「御霊神社(上御霊神社)」。

夕暮れ迫る神社に到着したミモロ。「わー屋台がいろいろ並んでるー」と、ビックリ。先月、訪れた時は、静寂に包まれていた境内には、大勢の人…そして、さまざまな食べ物やゲームなどの屋台が軒を連ねています。

「ぜんぜん前の感じと違う…早良親王もこんなに多くの人が来て、淋しくないねー」と。この神社にお祀りされた、あの非業の死を遂げた親王たちも、きっと心穏やかに、祭りを眺めていらっしゃるのでは…。

「あ、金魚すくい…」境内の入口にあった、祭りの屋台の定番「金魚すくい」に、足を止めるミモロ。

小さな金魚をじっと見つめて、やりたそうな感じ。(ミモロは、ネコですが、金魚を食べる気はありません。あくまですくいたいだけ…あしからず…。)

クンクン…ミモロの鼻が動きます。お祭では、さまざまな美味しそうな匂いが参拝客を誘います。
「なんか甘い、いい匂い…」
これも祭りの屋台の定番のひとつ「ベビーカステラ」。ミモロの好物のひとつです。

「なんでこんなに均一にキレイな色にやけるんだろ…」といつも思うミモロです。
「やきたてだよー。どう?」とお店の人に言われ、一番小さな袋詰め300円を購入。「これ、家にもって帰って、オーブントースターで、もう一度焼いて、バターつけると美味しんだよね」と。でも、大抵、家に戻る前に食べきってしまいますけど…。

本殿までのそれほど遠くない距離に並ぶ屋台をひとつひとつ見て行くので、一向に本殿まで到着できません。
「あ、お面、あ、輪投げ、あ、りんご飴…」次々、興味惹かれるものばかり…。


やっと本殿に到着して、参拝を…。

「お詣りも済んだから、また屋台見なくちゃ…」と、

実は、ミモロが、「御霊神社」に到着したのは、6時ちょっと前。ちょうどその時分、神幸列は、京都御苑から、神社に戻りつつありました。

御所にゆかりの深い神社であることから、江戸時代には、御所周辺の公家や宮家の屋敷が立ち並んでいた御苑を神輿など神幸列は、悪霊退散を願いながら巡っていたそう。東京へ天皇が移られてからは、その神幸列の御苑巡行も途絶えてしまいました。それが2009年に、神輿の巡行が復活、それについで昨年、牛車も御苑に入りました。そして今年は、稚児や若武者など、すべての神幸列が、なんと140年ぶりに御苑をめぐることになりました。


ミモロが、到着した時間には、神幸列の御所参内も終わったころ。「うー間に合わなかったー」と、またしても気づくのが遅いミモロでした。

「しょうがないから、神社で神幸列を待ってよう…」と、再び、屋台めぐりへ。

「美味しいよー」との声に立ち止まったのが、「はしまき」と書かれた屋台。「はちまき?」違う!「はしまき…」です。

薄いお好み焼きのようなものを、箸にまきつけたもの。お好み焼き同様、ソースの味が美味しさを誘います。
ミモロは、興味津々でトライ…「うーお好み焼きの味…」と、やはり想像通りの感想です。

次ぎにミモロが、見つめるのは…「やきそば」。
まだ、食べるの?「だってー」と言いながら、お友達といっしょに焼きそばも。


時代と共に、祭りの屋台の品揃えには、変化がありますが、現在高い人気を誇るのが、たこ焼き、焼きそば、お好み焼きとか…。つまりソース味のものばかり。ふと、ソースが普及する前の屋台は、なにを商っていたのだろうと、思います。

「あ、綿菓子…」これは、昔からあるもの。ここには、べっ甲飴、ザラメを使ったカルメラ焼きもありました。
そう言えば、ハッカ味の首からさげて、チューチュー吸うハッカ飴も子供のころ買ってもらったことがあります。好きな動物を作ってもらえる飴細工もやっていた。昔は、甘いもの主流。それがごちそうだったのでしょう。


「キャー面白い・・・」バナナチョコに、顔が…。これも昔はなかった品ですね。

時代は、変わっても、祭りの屋台は、子供にとっての楽しい思い出…。幼い子供たちが、楽しそうに父親と屋台をまわっている姿が目立ちました。きっと子供は、その時の様子を鮮明に記憶に残すことはできないでしょうが、おそらく父親は、子供が成長して、反抗期などを迎える時、「あのころは…」と頭に浮かぶことに…。祭りは、子供にとっての思い出以上に、父親の抱く思い出の方が、深くなるのかもしれません。

ミモロが、屋台に夢中になっていると、神幸列が神社に戻ってきました。

御苑内への140年ぶりの巡行という大役を無事終えて、みんな、かなり疲れた感じ…。御苦労さまです。でも、これで1年、無病息災で過ごせます。ありがとうございます。

ミモロ、まだ食べてるの…どこで見つけて来たのか、ソーセージにかぶりついています。「だってーお腹空いてるんだもの…」と。

やっとお腹がいっぱいになったミモロ。
「まだお神輿来ないねー」と、夜が迫る参道で、神輿がやってくる方向を見つめています。屋台にも灯りがともり、祭りの夜の情緒は、いっそう高まってゆきます。


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5月の素敵な思い出。ミモロの写真展へ、NHK京都放送局のキャラクターねこまる君訪問。

2013-05-25 | イベント

今年の5月は、ミモロにとって、すてきな思い出がたくさんできた時でした。4月29日から5月5日まで開催した初の写真展「ネコのミモロの京都案内写真展」には、本当に大勢の方がいらっしてくださいました。
ミモロが京都に暮らし始めた頃からの知り合い、いつもミモロを可愛がってくださるご近所の皆さま、また取材をさせて頂いた方々、そして東京や京都以外から、はるばる来てくださったお友達など、以前からの知り合いをはじめ、京都市内のあちこちに置かせていただいたチラシやハガキで知った方、さらに新聞やNHKの番組でミモロに興味を抱いてくださった方など、本当にたくさん…改めてお礼を申し上げます。

そんな中で、5月1日にミモロが取り上げられたNHKの「ニュース610京いちにち」をきっかけに、わざわざ見に来てくれたのが、NHK京都放送局のキャラクターのねこまる君です。番組の中で、「うちのキャラクターのねこまるとの共演も…」との、キャスターの方の言葉が、本当に実現したのです。

ねこまる君は、NHK京都のキャラクターとして「ねこまるのよしなごと」というブログやイベントで活躍中のクロネコです。個性的な顔立ちの男の子。ミモロ同様、食いしん坊のよう。趣味は近いものがあります。ツイッターもやっていて、なかなかの人気者。京都の町のあちこちをやはりリポートしています。

そんなねこまる君が、写真展の最終日にミモロに会いに来てくれました。


「あ、ねこまる君…」ギャラリーのドアのところに到着したねこまる君をミモロは、駆け寄って迎えます。

「どうぞ、中にはいってねー」とミモロは、うれしそう。ちょっと照れ屋のねこまる君、ドキドキしながら花束をミモロへ。

「えーわざわざミモロに花束持ってきてくれたの…ありがとう…」

「なんてかわいい花束なんだろ…ミモロの好みにピッタリ…」と大感激。実はミモロ、京都にはお友達はたくさんできましたが、ネコのお友達は、ねこまる君が初めて…。
ねこまる君がミモロのために選んでくれた花束には、小さな小鳥もついています。
なかなかいい趣味だねーと、密かに思うミモロです。


「すてきな写真展だニャン」というねこまる君。ミモロは、褒められて、本当は飛び上がって喜びたいところを、ちょっとすまし顔で冷静を気取ります。

「こっちから見てー。ミモロが案内するから…」とねこまる君を引っ張るように、会場内の写真をひとつひとつ説明します。


「ミモロちゃんのお気に入りは…」という質問に、「みんな好きー」とミモロ。でも、ねこまる君が一番心惹かれた写真は、同じネコ科のジャガーと一緒に撮影した「京都市動物園」の写真のようです。

写真のジャガーを見ては「かっこいいニャ!」と、憧れの眼差しを向けています。

やはり男の子のネコとしては、強そうなジャガーは憧れの対象のよう。

「そう、野性味がある男の子って、やっぱりステキだよねー」と、心に思うミモロですが、そこはゲストを立てて、なにも言わない大人の対応。
ガオーっと、ジャガーのマネをするねこまる君を、やさしく見守ります。

「楽しかったニャ!」というねこまる君。「よかった、楽しんでもらえて…」

「また、いっしょに遊ぼうね…」と約束するふたり(2匹?)です。


ギャラリーを去ってゆくねこまる君をいつまでも見送るミモロ。


「なかなか個性的なねこだよねー。京都のリポーターの先輩として、またいろいろ教えてもらわなくちゃ…。」とミモロ。「きっと京都にいろいろ知り合いがいるんだよねー。だって見るからに、顔広そうじゃない…」と。
インパクトのある個性的な風貌に、ミモロは、ちょっと押され気味…。「京都のねこって濃いねー」と感想をポツリ。

ねこまる君のブログは、「ねこまるのよしなごと」は、「NHK京都放送局」のホームページでご覧になれます。ミモロとの出会いを、ねこまる君サイドから見たお話もアップされています。ぜひ、見てください。
また、いつかふたり?が共演できる日が来ることをお楽しみに…。




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日本屈指の規模を誇る「鳥羽水族館」。人気者のラッコ、ジュゴン、セイウチなど見どころいっぱい

2013-05-24 | 奈良、近畿

京都から、約2時間半で到着する伊勢エリア。今年は、伊勢神宮の「式年遷宮」でもあり、注目されるエリアです。
伊勢、鳥羽のミモロの旅の締めくくりは、「鳥羽水族館」。
「ここまで来たら、絶対に見たい!」と、ミモロが楽しみにした場所です。
鳥羽湾巡りの観光船の乗り場のある海岸線沿いに、全長240メートルという建物が長ーく続きます。


「鳥羽水族館」は、日本で屈指の規模を誇る私営の水族館で、通路全長約1.5キロと、歩きでのある水族館。開館は、昭和30年で、もうすぐ60周年を迎えます。さすが、それだけの歴史があるためか、海の生物の種類も1000種類を越え、2万頭以上が暮らし、見応えも十分。なかでも有名なのが、ラッコやジュゴンですが、それ以外の巨大な生物も多く、迫力も満点。半日は、過ごしていたくなる水族館です。

「わーキレイな魚がいろいろいるー」と、水槽を覗きこむミモロ。

水族館の中は、「海獣の王国」「古代の海」「人魚の海」など12のゾーンに分けられ、順路はなく、自由に見て廻るのが、ここの特徴のひとつです。だから、ミモロは、あっちにいったり、こっちにいったり、見学する人の好みで、見て廻る場所を選べるのも、自由度が高くいい感じ。


「ギャーなんか大きい…」
ミモロの目の前をアシカやアザラシが、勢いよく泳いでいます。
1階は水槽の中から、そして2階は、海の上から眺められるようになっていて、動物の生態を詳しく観察。


「赤ちゃんもいるんだー」
今年生まれたゴマフアザラシの赤ちゃんです。「ゴマちゃんねー」と身を乗り出してプールを覗くミモロ。

のんびり昼寝するハイイロアザラシの姿も。

館内では、さまざまなショーも開催され、ミモロがいた時間帯には、パフォーマンススタジアムで、アシカのショーも見学できました。

上手にボールを操るアザラシに拍手喝采。

ミモロは、次々に12のゾーンを見て行きます。

「全身が真っ白…」伊勢湾や熊野灘などの日本の海の生物ゾーンでみた「スナメリ」という小型クジラ。
「えーこんな子が、日本の海を泳いでるんだー」と、なめらかな肌の白いクジラに見惚れるミモロ。とても美しいクジラです。

次に訪れた「ジャングルワールド」。熱帯雨林に住む生物を紹介しています。

「ギャー大きな魚…」とミモロが怖がったのが、「ピラルク」という体をくの字に曲げた巨大魚など。写真ではわかりにくいのですが、2メーターほどある感じ。「ちょっと怖かったー」とミモロ…。

「あ、ラッコだーカワイイ!」会うのを楽しみにしていたラッコ。やはり貝を割っていました。


「へー海亀とジュゴンって仲良しなんだー」。大きなジュゴンのそばには、いつも海亀が寄り添っています。大きな水槽は、まさに海の中にいる心地に。

水族館の定番、ペンギンももちろんいます。


その大きさに最も驚いたのが、セイウチ。
「スゴスギルー」と、ただただ茫然としているミモロでした。

ほかにもいろいろな海や川の生物たちが、身近で観察できます。

水族館は、海の前。その開放感もたまりません。

「海っていろんな生物がいるんだねーすごかったー」
と、見学し終わったミモロは、放心状態。あまりに巨大な魚や動物に圧倒されてしまったようです。

館内には、地元の海の幸が味わえるレストランや、おみやげ物が充実した売店もあり、1日のんびり過ごせます。

さぁ、ミモロ、そろそろ京都に帰りましょ…。「また、海見に来ようねー」。伊勢、鳥羽の旅を満喫したミモロは、海の香りを名残惜しそうに深く吸い込み、京都の町への帰路につきました。

*「鳥羽水族館」の詳しい情報は、ホームページで。





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開運へと道をひらく猿田彦大神を祀る2つの神社と、おすすめの「鳥羽磯部漁協直営の食事処」

2013-05-23 | パワースポット

伊勢には、開運へと道をひらくと言われるパワースポットがあります。それが猿田彦大神をお祀りする神社。

まずは、伊勢の神宮の「外宮」と「内宮」の間にある「猿田彦神社」です。

猿田彦大神は、天照大神の子孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が降臨されるとき、高千穂へと導き、また、倭姫命が天照大神の御鎮座の地を探し求めた時、五十鈴川の上流の現在の伊勢の内宮へと導いたと伝えられます。

この御神徳により、ものごとの最初に現れ、すべて良い方向へと導かれる神様として崇められています。

「これからもミモロをどうぞ、よい方向へとお導きくださいませ…」と、本殿で深々とお願いを。
それから、社務所で「一歩守り」をいただきます。

この御守は、なにか始めるための最初の一歩を踏み出す勇気と、その後の道をひらいてくださるというもの。
先日、初の写真展を開催し、これからさまざまな方向へ歩みを進めたいと思うミモロに、神職の方が、選んでくださった御守です。「きっと進むべき道を教えてくださり、守って下さるよねー」と、御守を大切に抱えます。


また、もうひとつの神社が、夫婦岩で知られる二見ヶ浦にある「二見輿玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)」です。


実は、この神社が、猿田彦大神をお祀りしているとわかったのは、ミモロが有名な夫婦岩を見に行ってのこと。
「あれーここも猿田彦さまの神社なんだー」と知りました。

二見ヶ浦には、沖合700メートルにある輿玉神石(こしたましんせき)という猿田彦大神の化身とも、天孫降臨の際に立たれた場所ともいわれる霊石があり、それをお祀りするのが、この神社です。

その石は、高さ約7.5メートル、周囲約850メートルで、江戸時代の安政元年(1854)の安政の大地震で沈んでしまったそうで、現在は、見ることができません。

二見ヶ浦の夫婦岩は、この神石と太陽を拝するための鳥居の役割を果たしているのです。


大きな男岩は、高さ9メートル、寄り添う女岩は、4メートルと控えめ…。ふたつの岩を長さ35メートルの大注連縄が結んでいます。「へー鳥居だったんだー知らなかったー」とミモロ。

また、夫婦岩で初日の出を見よう…というのは、間違いで、中央部に太陽が昇るのは、お正月ではなく、夏至の前後の1週間。つまり初日の出は拝めません。でもそのかわり、冬至の頃、満月が昇り、その時期、夫婦岩は、ライトアップされ、夜、とても幻想的な景色が見られるそうです。

さらに、夏至のころ、岩の間からは、天気が良ければ、なんと富士山山頂から朝日が昇るのが見えるとか。その景色は、感動ものの美しさとか…。毎年、その朝日を見に、多くの人が訪れます。
「わー一度、ここから朝日と富士山を見てみたーい!」と、富士山好きのミモロも。

夫婦岩の間に富士山とは、なんとも不思議な気がします。霊峰と呼ばれる山と伊勢の深い縁を感じざるをえません。


さて、境内には、カエルの像が点在。なんでもカエルは、ここの神社で猿田彦大神のお使いとされているとか。

手水場にいるカエルに水を掛けると、お願いごとが叶うそう。ミモロもさっそく水を掛けます。

無事にカエル、お金がカエル、若ガエル…とのご利益があるカエルの御守もありました。カエルの口の中には、おみくじが・・・・。

「京都にも、猿田彦さまをお祀りした神社があるよねー。なにか行きづまりを感じたら、お詣りにいくことにしよう…」。みちひらきの神さまでいらっしゃる猿田彦大神さま…ぜひ、なにか悩んだら、新たな道へと導いてくださることでしょう。


<旅のおすすめのお食事処>
二見ヶ浦から、ミモロが、昨日、ご紹介した観光船の乗り場がある鳥羽駅の手前の国道沿いに、青い看板が目印の「魚々味(ととみ)」という食事処があります。魚好きのミモロは、偶然、この前を通り、「どうも…ここには、美味しそうなものがある…」と、鼻をピクピクさせ、立ち寄った場所です。なんと、ここは、この辺りで漁をする「鳥羽磯部漁協」の直営食堂で、三重県初の漁協直営海鮮食堂だそう。

さすが、漁協の直営だけあって、魚はすべて、その朝に水揚げされたもの。その新鮮さは、抜群です。

「わーどれにしようか迷っちゃうー」とミモロは、おしながきを見て悩みます。「だって、どれも美味しそうだし、なにより、すごくリーズナブルなお値段…信じられない・・・」と、おしながきの段階から興奮気味。


「どれもおすすめですよ…」と。ますます悩むミモロです。

ミモロがやっと選んだのは、「魚々味定食」1500円 たっぷり分厚いお刺身の盛り合わせ、かき揚げ、小鉢、デザート、ご飯、汁物、香物のセットです。

「えーこれで1500円!さすが新鮮なお魚、歯ごたえも味も違う…。かき揚げもカラリとして、近海の小魚なんか使ってるんだって…。わーこのお味噌汁もいいお味…」と、大満足のミモロ。

ランチのみの営業で、11:00~15:00 水曜休み 


「オープンして4年、新鮮で美味しい鳥羽の海の恵みを使った海鮮料理を多くの方に味わっていただきたいですねー。週末は、かなり混雑して、時間によってお待ちいただくこともあると思いますよ…すみません」と、明るい店長さん。

「今度は、絶対、お腹をたくさん空かせて、このお店の人気メニューの『組合長定食』(3500円)食べるんだー」と、張り切るミモロ。でも、1500円の定食でもかなり食べごたえがありました。

ぜひ、行ってみて下さい。美味しい魚に敏感なネコのミモロのおすすめの食事処です。詳しくは、ホームページで。


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鳥羽湾めぐりとイルカ島。小島が浮かぶおだやかな湾のクルーズ。青い海を進む気持ちよさ

2013-05-22 | 国内旅行

青い海が目の前に広がる「鳥羽グランドホテル」に宿泊したミモロは、次の日、海を眺めながらポツリ…。
「あのねー。あのお船に乗ってみたい…どんな景色が見えるのかな…」と。

そこで、チェックアウトした後に、ホテルから車で5分ほどの観光船のりばへと向かいました。

ミモロを待っていたのは、なにやらとても派手な船。

「龍宮城だって…なんか面白そう…」どうも船全体が龍宮城の形をしているよう。
船内に入ると、そこもカラフルなインテリア。

「なんか中華料理屋さんみたいな気もする…」とミモロ…。

船内だけでなく、甲板にも乙姫様の姿が。

浦島太郎の歌に「タイやヒラメが舞い踊り…」とあるように船腹には、大きな鯛もついています。

また龍宮城という名前だけあって、大きな龍も…。

「龍宮城にいる気分で海を楽しむというコンセプトの船なんだー」と言いながら船内をあちこち見て廻るミモロです。
「ギャーこれ、ちょっとコワイ…」
乙姫様からもらった玉手箱を、浦島太郎が開けた瞬間をとらえた像。ある意味でリアル過ぎて、ミモロは後ずさり。

さて、強烈なインパクトの船内から、目を外へ…。

「わー気持ちいいー」ミモロの前には、広々とひろがる青い海と、そこにポッカリと浮かぶ緑の小島が。
潮風が、ミモロの毛並を爽やかに吹き抜けます。

「あ、さっきまでいた「鳥羽グランドホテル」が見える…えーっとミモロのお部屋は、確かあの辺だったはず…」

目を凝らして建物を見つめます。

船は、小島を縫うように進みます。

ミモロが乗船した「鳥羽湾めぐりとイルカ島」の観光船は、1周、約50分。真珠島・水族館前、鳥羽マリンターミナル、イルカ島の間を航行します。 イルカ島の入園料込でひとり1700円。陸からでは味わえない開放感と爽快感が魅力です。午前9時~16時くらいまで、1時間に2便運航しています。

ミモロは、たまたま「龍宮城」という船に乗りましたが、ほかにも「フラワーマーメード」という船も。


さて、真珠島・水族館前から乗船し、鳥羽マリンターミナルを経て、ミモロは、小さなイルカ島に到着。ここで一時下船して、30分後にやってくる次の船に乗ることに。


イルカ島は、イルカやアシカのショーが見られたり、またイルカにタッチできるとか…。
「イルカ、どこにいるの?」
プールの中に、時折イルカの背びれが見えます。ミモロが到着した時間は、ショーなどの開催時間を合わず、見ることができませんでした。

この島には、リフトがあって、展望台へと登れます。

ミモロは、次の船が来る間、近くのピーチへ行くことに。船がつく港から、すぐ近くにあった小さなビーチ。


「のんびりできるねー」と、じっと海をながめます。


ビーチに寄せる波も、小さくて穏やか…。「キャ、キャ・・・」と声をあげながら波と遊びます。

しばらくピーチで遊ぶミモロ。
流木によじのぼったり、とても楽しそう…。京都の町では、楽しめない遊びです。

さぁ、そろそろ船がつきますから、港に戻りましょ。

ミモロは、まだ遊んでいたいのか、名残惜しそうにビーチを後に…。

再び観光船に乗船、今度は龍宮城の船ではなくて、「フラワーマーメード号」です。
船の名にふさわしく?巨大なマーメードの像が。うー男性観光客向けか、セクシーな感じ。
大きなカモメも飛んでいます。

ミモロは船内から外を眺めます。

「やっぱり海はいいねぇー」と、東京にいたころは、よく伊豆や葉山の海を見に出かけたミモロ。京都に暮らして、ちょっと淋しいのは、海が遠いこと…。でも、この伊勢地方には、伊豆に行くのと同じくらいの時間で来れるんです。
「ねぇまた来ようね…」と。
船を降りるまで、じっと海を見つめていたミモロです。

*「鳥羽湾めぐりとイルカ島」の観光船の情報は、「志摩マリンレジャー」のホームページで。




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