ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

創業寛永元年(1624)の唐紙の老舗「唐長」。三条にある「唐長インテリアサロン」

2015-02-23 | 老舗

三条通から両替町通を少し北に進んだところに、緑の茂る場所があります。
  
ここは、「三条インテリアサロン」唐紙の老舗「唐長」の11代目の千田堅吉さんと郁子さんご夫妻が主宰する唐紙を使ったインテリアを提案するサロンです。
マンションの1階にあるサロンは、ヨーロッパを思わせる素敵な雰囲気…さっそくミモロも中へ
  
「わ~すてきな空間…」アンティークの家具でしつらえられた店内は、落ち着いた雰囲気。
 
「なんか素敵なカフェって感じ…」とミモロ。ここではお茶はでませんよ~。

さて、唐紙とは、その名からわかるように、唐=中国から、遣唐使によって伝えられた紙。紙の上に、雲母や絵具を施した版木で模様が施された紙です。当時の用途は、もっぱら文字を書くための料紙として使われた貴重な紙。平安時代に仮名文字の発達などで、需要が急増、とても輸入品だけでは賄いきれず、国内生産を、平安時代半ば過ぎからとか…。熟練した職人が、1枚1枚手づり仕上げる技は、時代を超えて、現在も受け継がれているのです。

唐紙は、その美しさからか、次第に、室内の装飾に利用され、襖や壁に張られるように…。
現在、二条城や桂離宮、京都御所などの襖にも、この「唐長」の唐紙が使われています。

このサロンでは、一般の人にも、唐紙の美しさを生活に取り入れる相談、注文をうけてくれます。
 
唐紙の芸術性の高さは、和洋を超え、和室だけでなく、洋間の壁でも、本当にしっくりマッチ。
「まるでヨーロッパのおうちみたいになるんだ~」と。
唐紙の文様は、一面に施された連続模様。刷り上がった隣り合わせた紙が、きっちり続くようになっていて、襖のように1枚の大きな紙を作ることができるのです。

「これで刷るんだよね~」
 
細かく、そして鋭く彫りこまれた版木。その彫り師の技の高さを物語ります。

版画と違い、唐紙の絵具は、液体ではなく、粉末。それをフルイで版木の上においてゆき、その上に紙を載せ、バレンではなく、手のひらで、そっと押さえてゆくのです。

金や銀の輝く絵具やキラキラ光る雲母を多く使うのも唐紙の特徴。
それは、襖や壁など、室内に差しこむ光で、文様の表情の変化を楽しむという日本らしい感性によるもの。夜のロウソクや照明でも、その美しさが光ります。

唐紙の色は、自然の色をベースにしたもの。だから、家の内装に使っても、やさしく心を癒してくれるのです。
「こんなおうちに住みたい~」とミモロ

襖1枚で、約6万円~が目安だそう。

サロンには、唐紙から生まれたカードやハガキなども。
 
こちらの製品は、印刷されたものなので、手軽に求めることができます。

「わ~きれいな色。この上に文字書くのもったいなくてできない~」とミモロ。この紙にふさわしい文字を書ける自信がないよう…。

「このお皿もいいね~」唐紙の文様を使った小物も。


「なんかこのサロンにいると、落ち着くね~」と、ミモロ。
 
上質の空間は、人の(ネコの)心を癒してくれるのです。

「こんなおうちがいいね~」とミモロの憧れの空間でした。


*「唐長 三条インテリアサロン」京都市中京区柿本町393 075-254-3177 11:00~19:00 火曜・日曜・祝日休み


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驚異の繊細さ。切り絵とパーチメントの作家による「奇跡のコラボ展」京都、ギャラリー空・鍵屋にて

2015-02-22 | アート


2月20日から24日まで、京都、祇園の「ギャラリー空・鍵屋」で開催されている「奇跡のコラボ展」。
それは、切り絵の切り師 長屋明さんと、パーチメントクラフトクリエーターの大嶋史子さんのお二人による、信じられないほど繊細なアート展です。

 
レースにしか見えないパーチメントの作品とペンで描いたとしか思えない切り絵…それはまさに奇跡の世界です。

パーチメントクラフトというのは、以前もミモロは、大嶋さんに見せてもらったり、実際に自分でやってみたことがあります。とレッシングペーパーに、小さな点をくり貫いて、それを連続させたりしながら、まるでレースのような感じを作ってゆきます。 「ミモロちゃん、いらっしゃい~見に来てくれてうれしい~」と、ギュッと抱きしめてくれた大嶋さん。久しぶりに会ったミモロも嬉しくて、思わず頬ずりしています。

額の中に飾られたレースのような扇。これも全部トレペ(トレッシングペーパー)でできたもの。
 

「近くで見ても、まるでレースみたい…紙だって信じられない…」とミモロ。
ポチポチとひとつずつ小さな穴をあけてゆく作業…まさに根気と根性が欠かせません。
 
大嶋さんは、長らく小学校の先生をなさっていて、その傍ら、パーチメントに出会ったのは、40代の半ば。以来、その魅力にはまり、10年ほど前に、小学校を退職してから、本格的な創作活動へ。さまざまな美術展にも出展。パーチメントの指導も行っています。華麗でどこか可愛らしさが漂う、独特の大嶋さんのパーチメント。そのファンは、全国に…。

「わ~天使みたい…」羽のように見える部分も、トレペを削ったもの。

「このウエディングドレスのレース部分は、パーチメントなんだよ~」


以前も個展を見せていただいたミモロ。「あれ?この作品、いつものと違う…」
 
パーチメントと共に、カラフルな金魚やお花が一緒に額に…。

これが今回の見どころのひとつ、パーチメントと切り絵のコラボ作品です。
どちらも繊細で、細いラインなどが絡み合うような複雑さ。

「なんかすごいコラボだね~。両方とも、すごく細かい…」

ギャラリーは、1階に大嶋さんの作品、2階は、長屋さんの作品が展示されています。ミモロは、階段を上り、2階へ。
「ギャーここもなんか細かい…」
まるで絵のように見える作品は、実は、紙を切って作ったもの。

2階に展示されているのは、今、注目の切り絵作家,長屋明さんの作品です。

長屋明さんは、若いころ、寿司職人のお店でみた「笹バラン」の細工に魅せられたそう。笹バランというのは、お寿司に添えられる笹で作った飾り物。亀の形など、包丁で笹を刻んで作り、盛り寿司の区切りなどに使われるもの。
それを見た長屋さん、包丁ひとつで作るその技にのめりこみ、カッターを使い、細かい切り絵の技を独学で学び、その技を高めていきます。まるで、線描きのように見える細い線…。それは従来の切り絵のイメージを大きく変えるもの。その究極の技から生まれた作品は、現在、世界的に注目されているのです。
 
「これ描いてるの?」とミモロは、作品を見ながら…。
「いいえ、それは、切り絵なんですよ~」と長屋さん。「うそ~」と細い線で形どられた作品は、どう見ても、ペンで描いたもののよう。

「ほら~」と手の上にのせてくれたまるでネットのようなもの。
「え~これ紙からできるのよ?」と、目を丸くするミモロです。

「これは、カッターだけで作るんですよ」と回転する円盤の上に切る紙を置き、円盤を回転させながら、カッターひとつで紙を切ってゆきます。
カッターもごく普通の品。それで生まれる、まさに「奇跡の切り絵」なのです。

墨絵や書なども長屋さんの作品のテーマに…

「どれだけ本物の書のように見えるか、それが面白いんです」と。

「これも切り絵…」ミモロがかぶせてもらったのは、紙からできた冠。


「スゴすぎる~」と、作品を前に立ち尽くすミモロです。

パーチメントクラフトクリエーターの大嶋史子さん、そして切り師の長屋明さん。お二人とも、従来のそれぞれの世界を、独自の感性と究極の技で、究極のアートへと高めています。

「細かい作業って、気が遠くなりそう…。大変じゃないの?」とミモロが聞くと、お二人とも「好きなんです!」とキッパリ。

お二人とも、もともと細かい作業はお得意で、結構好きだったと…。

ひとつの作品を仕上げるのには、何か月もかかることもあるそう。
「これを、他の人からやらされていたら、きっと嫌になっちゃうと思います。絶対に無理!」と。

作品を製作してゆく過程で、もっともっとと自ら思ってしまうそう。
「まだまだいろんな作品に挑戦したいですね~」とお二人。
「人間の技ってすごいね~」とただただ感心するミモロでした。

「奇跡のコラボ展」は、2月24日まで、11:00~18:00(最終日~15:00)
会場:祇園のギャラリー空・鍵屋 京都市東山区祇園町南側花町570-107
大和大路通を四条通から南へ。1本めの筋を東に入って、ちょっと行ったところにあります。





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京都の写真展で大評判の山椒多めのピリ辛七味「ミモロスペシャル」。通販で全国から購入可能に

2015-02-21 | お気に入りの品

昨年、京都で開催したミモロの写真展で、手づくり七味の「京都森勝」さんとコラボで発売した七味とうがらし「ミモロスペシャル」。ミモロ好みに山椒多めで、ピリ辛の味が特徴です。

写真展で、袋詰めを200個生産。期間中に完売。「写真展のための特別品だから、もう作らないんだって~」というまさに幻の品に。

でも、「もっと欲しい…」とか、食べた方から、「もうすぐなくなるので、買いたいんですけど…」という多数のお声を頂きました。毎日、使っているミモロ自身も「もうなくなっちゃた~。どうしよう~美味しいからすごくお気に入りだったのに~」と、困っていました。そこで、ミモロは、再び「京都森勝」さんに伺って、「お願い~作ってください…」とお願い。そしてついに、あの幻の七味「ミモロスペシャル」が、再び作ってもらえることになりました。


今回は、ユーザーさんの声から、使いやすい瓶詰に。赤いキャップとミモロの写真入りラベルがカワイイ瓶入りです。
「全国のミモロファンの方に味わって欲しいの~」ということで、インターネットで購入できるようになりました。

では、この「ミモロスペシャル」ができるまでを、お伝えします。

お正月が過ぎた頃、ミモロは、写真入りのラベルをお友達のデザイナーさんにデザインしてもらいました。
「どれにしようかな?」と、ラベルデザインの候補を、森勝さんと検討します。
  
「ここの表示の部分、こうした方がわかりやすいんじゃないですか~」「なるほど~」と、細かい部分も綿密にチェック。何度も、PCで確認しながら、作業が進められました。

そして、やっとラベルを決定。「こんな感じ…」
ミモロの顔入りの瓶が完成です。

さて、いよいよ製品づくりに…。
「京都森勝」は、厳選した材料を、その風味を逃さないために、注文を受けてから、石臼を使い生産する。手づくりの七味屋さん。通販だけでしか、販売されていません。

「だから、すごく美味しいの~。ひとつひとつ手づくりなんだから…」

では、「ミモロスペシャル」の調合へ。
 
原材料は、とうがらし、山椒、青のり、ゴマ、陳皮、麻の実、青シソの7種類。その調合の割合で、七味の個性が生まれます。
「いい香り…」
調合したものを、石臼で、丁寧に挽いて、さらに風味をアップさせます。
 
「すごく細かい~」挽きあがった七味に、山椒をさらにプラス。山椒は、材料の中でも、高価なもの。贅沢に多めに…
 
「これ、ミモロちゃんのリクエストですから…」と森勝さん。
「わ~できた・・・そうこの香り…」山椒が多めの「ミモロスペシャル」は、一般的な七味より、色がやや黒目です。
  
それを計量して、瓶詰に…すべて手作業で、ひと瓶づつ…。

「さぁミモロちゃんお手伝いしてください…」「はい、がんばりま~す」とミモロは、瓶のラベル貼りをお手伝い。
「曲がらないように~」
真剣に、丁寧に心を込めて、作業を進めます。

「みんなに喜んでもらえるように…食事がいっそう美味しくなって、みんなが笑顔になりますように…」と祈りながら…。

「できた~!」

ついに瓶詰の「ミモロスペシャル」の完成です。

この「ミモロスペシャル」は、和洋中、どんな料理にも合うのが特徴。
サラダ、卵料理、パスタ、チャーハン、冷やっこ、お味噌汁、ステーキなど、ミモロは、なんにでも振り掛けています。

七味にうるさい、京都のお友達…「うん、これは美味しい!山椒がきいて…」と、なんにでも掛け、今や食卓でなくてはならない存在に…。

ぜひ、ひと瓶、みなさまの食卓に、京都の味を…。

手づくり七味「ミモロスペシャル」1瓶800円、袋詰め1袋500円(税込)全国配送も可能です。

購入はこちらの「ミモロスペシャル」サイトからどうぞ


「美味しいから、ぜひ試してみてね~」とミモロ一押しの品です。

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京都のクリエイターや職人さんが作ってくれたミモロのお洋服。京都だからできる本物の品々

2015-02-20 | ものづくり


ミモロのファッションは、ブログを見てくださる方の楽しみのひとつに…。
いろいろな場面で、ミモロは、それに合ったファッションで出かけます。

さて、最近、ミモロがお気に入りなのが、ミモロのシャーロック・ホームズの衣装。



それは、京都の職人さんやクリエーターの方々のご厚意により、作られたまさに特注品なのです。

帽子は、以前、ブログで紹介した 寺町の帽子のアトリエ「BIZARRE(ビザール)」さんのもの。
人間の帽子と同じ作りで、見る人を驚かせています。


さて、それに合わせて、私がつくたのは、マント。
以前、ミモロにマントを作ってくださった「京都芸術デザイン専門学校」の学生さんのデザインを基にしました。

型紙は、円形で、そこに切り込みを入れて、中心部をくり貫き、首の部分を作り、襟をつけたもの。
袋縫いの構造で、裏生地は、赤い布を使い、袖口からチラリと赤が見える、着物のような感じに仕上がりました。

前につけたボタンは、三条通にあるヴィンテージボタンなどのお店「idola(イドラ)」のもの。

また、布地は、京都の子供服メーカーの「青野株式会社」の青野社長さんから、いつも大量にプレゼントされる子供服のはぎれから選びました。

ミモロは、なんと昨日、「前からミモロちゃんとお約束してたから…」と、京都大原にある鞄工房「京鞄士」のクリエーターの可川相武士さんに、素敵な赤いバッグをプレゼントされました。

ミモロの持ち物は、その体のサイズから、作るのがなかなか手間…。材料は少量でも、細かい作業が大変です。

ハンドバッグにも、ショルダーバッグにもなるおしゃれなバッグ。「わ~カワイイ~」と大感激のミモロでした。

最近、ミモロがよく履いているのが、金色の革靴。
ブログをよくご覧になっている方には、おわかりかと思いますが、実は、これ、ミモロのお友達のクマのハンス君のために、革工芸のクリエーターのアートさんが、作ってくれたもの。
  
ミモロより、一回り大きいクマのハンス君の足のサイズに合わせてできています。
何度も、何度もフィッティングを繰り返し、微調整して、作られた作。
 
「ほら、僕にピッタリなんだ~」
以前、ハンス君は、ミモロの小さな革靴に足をギューッと無理やり入れていたんです。「かなりキツカッタ~」とハンス君。
やっと自分のための革靴をアートさんに作ってもらい、本当にうれしそうでした。


さて、その革靴
 
ゴールドの革に、赤やブルーのアクセントの革使い。またサイドには、オレンジ色の飾りもついた、なかなか洒落た革靴です。

この冬、ミモロは、「山形に行くのに、足が冷たい~」というので、今年から冬に靴下をはいています。
すると、ミモロの革靴では、足が入らなくなり、「お願い貸して~」と、ハンス君の革靴を借りることに…。


本当に、ミモロは、幸せ者で、京都のさまざまなクリエーターの方々が、特別にいろいろ素敵な品を作ってくださいます。
「小さいから、作るの大変なんです~」とみなさん口々に…。人間の物を作るのと、かかる手間は同じようなもの。それが小さいので、「指の太い僕には、大変でした」とアートさん。


お出かけに行って、「ミモロちゃん、かわいいお洋服ね~」と会う人に言われるたびに、「これはね~」と、ひとつひとつ嬉しそうに、誇らしげに説明するミモロ。自慢の品なんです。

ミモロのブログに、多くの方がお力を貸してくださっていることに、改めて感謝です。

「京都に来てよかったね~」とミモロ。
お気に入りの品は、これからも増えづつけることでしょう。

「さ!張り切って、京都のリポートしなくちゃ!」

これからも、どうぞミモロのファッションにご注目を…。そこには、京都のクリエーターさんのご努力の技の賜物です。




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京都市の姉妹都市、フィレンツェで生まれた自然派のボディケア。国内唯一の直営店「デルベ祇園本店」

2015-02-19 | 美容

京都市と姉妹都市のイタリア フィレンツェ。中世、ルネッサンスが、花開いた華やかな都です。フィレンツェの名家と言えば、メディチ家。フランスのアンリ2世に嫁いだカテリーナ・メディチは、当時最先端のイタリアファッションや文化、芸術、そして香水をはじめ美容に関するさまざまな知識を、フランスにもらたしたと言われます。

なかでも、東洋の漢方薬のように、イタリアでも、薬草の効用は、昔から知られ、その研究も盛んに行われてきました。

1965年、フィレンツェに伝わる薬草(ハーブ)の処方を基に、現代女性の美を叶えるハーブ化粧品メーカーとして誕生した「デルベ」。イタリア国内だけでも2000店舗の薬局などで、扱われ、イギリス、フランス、アメリカなど世界14か国に輸出されています。

日本でも有名百貨店で目にする製品。その日本唯一の直営店が、京都の祇園にあるのです。

八坂神社から南へ、下河原通を進むと、一軒の古い趣のある町家が…そこが「デルベ京都祇園本店」です。
  
美容にも関心のあるミモロ。「だって女の子だもの~」と、お店の中へ。「素敵なパッケージ…」とウィンドーを覗いて、さっそく店内へ。


日本唯一の直営店がある京都の祇園。普通、海外のさまざまなブランドショップは、東京に直営店を持つことが多いのですが、「デルベ」は、京都に本店を構えました。それは、やはり京都市とフィレンツェが姉妹都市であることにこだわったそう。

そもそもこの2つの市が姉妹都市となったのは、昭和34年に、当時の駐日イタリア大使が、京都を訪れ、その歴史や文化に感動し、姉妹都市の話が上ります。そして京都市長もフィレンツェを訪問し、やはり、ダビンチやミケランジェロ、ラファエロなどが、活躍した歴史ある芸術の町に感銘し、姉妹都市の話が実現します。

提携は、昭和40年(1965)の9月22日。以来、文化、芸術、食などさまざまな分野での交流が盛んに行われているのです。そして、今年は、姉妹都市50周年の記念すべき年。いろいろな関連イベントも企画されているようです。



一歩店内に入ると、「わ~いい香りがする…クンクン」と、花やハーブの芳しい香りが、ミモロの鼻に。

  

棚に並ぶのは、全12種類の香りをベースにした、ボディクリーム、ハンドクリームやソープ、香水など。
ジンジャー&ジャスミン、ホワイトティー、ラベンダー、オリーブ&ひまわりなど、天然ハーブエキス配合のボディケアシリーズです。

「わ~こんなに泡が立つの?」なめらかな泡立ちのシャワージェル。「これで洗うと、真っ白になるかも…毛並もしっとりしそうだなぁ~」と真剣に見つめるミモロです。

今は、お肌が乾燥しがちな季節。それは女性だけでなく、男性も同様です。ここの香りは、男性が使える爽やかなもの。
「男性用クリームの香りって、強い感じがする…ハーブの香りは、フレッシュだから、すごくいい感じになるんじゃない?」とミモロ。「男性もハンドクリームつけるといいのに~」と…。

ミモロの手も、乾燥しがちな今日この頃。
「ハンドクリーム、ちゃんとつけなきゃね~」

「どうぞ、お好きな香りのハンドクリームお使いください…」と、テスターをミモロに…。
「いい香り…うっとりしちゃう…わ!スベスベになった~」と、自分の手をクンクンと嗅いで、嬉しそう…。

ソープを試す洗面台もお店にあります。


「テスターがあるから、自分の好きな香りが見つけられるんだよん~」

ところで、
ミモロは、移動中、天然のラベンダーのポプリを入れた袋の中に…。そのため、「あ、ミモロちゃん、いい香りがする~」とミモロを抱いた人に言われます。「そう、臭い子だと思われるの嫌だもん…この石鹸で洗ったら、もっといい香りになるかも…」と。

いい香り…その癒しの効果は、多くの人の知るところ…。
「この香りのバスタイムって、素敵…身も心も癒されるね~きっと」

ハンドクリームは、贈り物にもおすすめです。

ミモロは、ここの香りが気に入ったよう…。
「あの~これください…」と清涼感のある香りのホワイトティーのボディクリームとシャンプーをレジへ。

「これ、人気の香りなんですよ、きっとお気に召すと思いますよ…」とお店の方。

「お風呂が楽しみ…」と、ミモロ。「早くおうちに帰って、お風呂入ろう…」

紙袋を嬉しそうに持って、家路へと向かいます。

これで、この時期、乾燥によるミモロの手荒れや肌荒れ(毛並のみだれ)も解消されることでしょう。

*「デルベ」に関する情報は、ホームページでどうぞ…。
祇園本店は、京都市東山区下河原通清井町480 075-708-8356営業時間11:00~19:00 無休

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