ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

23日から始まった「DESIGN WEEK KYOTO」。市内のさまざなまものづくりの現場をオープン。3月1日まで

2020-02-24 | イベント

「わ~いよいよ始まったね~」とミモロが楽しみにしているのは、伝統工芸をはじめ、さまざまなものづくりの現場・工房が一般に公開される「DESIGN WEEK KYOTO」です。

3月1日までの期間、普段は、入ることができないものづくりの現場に行ける貴重なチャンス到来!

見学できる工房は、多岐にわたり、京都のものづくりの幅広さと奥深さを見ることができます。

今まで、現場が公開されることはほとんどなく、直接、職人さんたちに触れ合うことはできませんでした。
そこで、国内外から訪れるさまざまな人と触れ合うことで、新たなものづくりへの進展を期待し、それぞれのものづくりの発展を目指して始められたのが、この「DESIGN WEEK KYOTO」です。

「ホントいろんなものづくりの現場に行けるんだよ~」と、工房見学が大好きなミモロは、もう夢中。
 
 京都に暮らし始めてから、いろいろな方たちの伝手で、ミモロは、さまざまな工房を見学してきましたが、このウィークは、予約なしで見学できる工房も多いのが魅力です。
「う~いろいろ見られる~」
 

どんな工房が見学できるかは、「DESIGN WEEK KYOTO」のホームページをぜひチェックしてください。

23日の初日、ミモロが訪れたのは、京都駅の南側にある「ワコールスタディホール京都」の1階。ここには、期間中、インフォメーションカウンターと、オープファクトリーに参加している工房などが手掛けた品々が展示・販売されています。
 

「ここに来ると、一度にいろんなものに出会るんだよ~」
 

「あ、ミモロちゃん~やっぱりものづくり好きなんだね~」とそこで偶然出会ったのは、以前、工房見学に伺ったことがある「匠弘堂」という宮大工さんたちの工房の社長さん。

ここの見学には、前日までの予約が必要。
「前に伺って、すごく興味深かったです~」とミモロ。社寺建築のことがよくわかるようになります。

さて、23日は、オープンニングの「関西オープファクトリーフォーラム」が開催されました。
 
ミモロもそれに参加。関西各地でオープファクトリーイベントの運営などにかかわる方々のお話やパネルディスカッションが行われました。


全国に広がりつつある「オープファクトリー」は、ものづくりの現場と国内外のさまざまな分野の人をつなげる機会となり、そこで、コラボ企画のものづくりなど、新しい展開が次々に生まれているそう。

「オープファクトリーをすることで、ものづくりの現場自体も、いっそう意欲的になる傾向があるんです。また、ものづくりをしている地域の活性化も促進します。まだまだ日本には、魅力的なものづくりがたくさんあります」という内容のお話をしてくださったのは、「DESIGN WEEK KYOTO」の創生にかかわるディレクターである北林さん。


「ミモロも、いろんなものづくりの現場に行って、それをリポートして多くの人に知ってもらうようにがんばりま~す」と。
「はい、ぜひ頑張ってくださいね~」「は~い」と交流を深める二人です。

「う~今週は、忙しくなるね~」と、市内のさまざまな工房を走りまわる予定のミモロです。


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「八坂神社」すぐそば。船をイメージした個性的な建物「ぎおん 石」ビルの穴場の喫茶室と京そば処

2020-02-23 | 京都

京都「八坂神社」の石段下から、すぐの場所。そこに「ぎおん 石」というジュエリーをはじめ、各種のパワーストーンを扱うお店があります。
 
そのビルは、とても個性的な外観をしていて、とても目立ちます。

1階は、まばゆい天然石のジュエリーやパワーストーンが並ぶショップです。

ミモロも時々、覗いています。

「この上の階に行ったことない・・・でも、喫茶室と蕎麦屋さんがあるんだよね~」と言っていたミモロは、ある日の夕方、お友達を誘って、まずは、喫茶室に行くことに。

1階のお店を通過して、奥にある会談へ。「わ~奥の方、こうなってるんだ~」

吹き抜けになっている階段部分。「なんか不思議なスペースだね~」とキョロキョロ。
大きな丸窓があり、そこからは、祇園の町が見えます。窓枠には、絵が描かれ、とても凝った作りのビルであることが伺えます。


2階のドアを開けると、「わ~素敵な雰囲気~」

大き目なソファや椅子などがゆったりと配置された落ち着いたインテリアがそこに…
「なんか普通の喫茶室じゃない感じ~」と言いながら、ミモロはお友達とソファに…。

実は、このビルは「船」をイメージして設計されたもの。1969年に竣工したビルは、建築家、三澤博章氏の設計で、外観などの彫刻は、彫刻家、野崎一良氏によるもので、お二人のコラボによって、まるで船にいるような感じが味わえるようになっています。

2階の喫茶室は船の中をイメージ。使われる木材は、おそらくヨットや船に使われるチーク材ではないかと思われます。

ゆったりとしたスペースは、「お友達とおしゃべりするのにいいね~」とミモロが思うように、待ち合わせや打ち合わせなどにも使えそうな喫茶室です。

ミモロは座ると、メニューを・・・

あんみつや抹茶プリン、コーヒーゼリーなどが並んでいました。

ミモロたちが注文したのは、あんみつとコーヒーゼリーです。
 


「なんかお腹空いちゃった~」と言い出したミモロ。スイーツを食べたら、それが食欲の誘い水になったよう。
そこで、今度は、3階の蕎麦屋さんに行くことに。
 
階段で上を目指します。

「ここ入り口だ~」やはり3階もゆとりのスペースが・・
  
「なんか普通のお蕎麦屋さんと違うね~」と思うミモロです。

テーブル席とカウンター席の店内。ここは、海の底をイメージしてるのだそう。

ここでもお品書きを拝見…

「う~何にしようかな~」と悩むミモロ。

なんでも、ここに蕎麦屋さんができたのは、すでに十数年で、2年ほど前から店長になられた八木さん。「何になさいますか~」


ミモロが頼んだのは、鶏なんばん。お友達は卵とじを…「はい、ちょっと待ってくださいね~」と、店長さん。
「あれで、おそば湯がくんだ~」とオープンキッチンのように興味津々で覗きます。
 

店内には、美味しそうなだしの香りが漂っています。
やがて、二人の前にそれぞれのおそばが…
 
「なんか温まるね~」とミモロ。

*「ぎおん 石 」の情報はホームページでどうぞ 喫茶室、京そばは、11:30~19:30LO

「すごく個性的なスペースだね~。八坂神社からすぐだから、ちょっとひと休みするのにいいね~」とミモロ。「そうね~すごく知っていると便利かもね~」とお友達。

ゆっくり過ごしたいときに訪れたいお店です。


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36年ぶりに「京の冬の旅」に公開された「霊鑑寺」の「奥書院」。椿の見ごろは、もう少し先…

2020-02-22 | 寺社仏閣

「なんか春って感じだね~」とポカポカと陽ざしが注ぐ昼過ぎ、ミモロは、「京の冬の旅」で公開されている「霊鑑寺」へ向かいました。
 
ここは、すでに何度も訪れている場所。馴れた足取りで石段を上がります。

「霊鑑寺」は、「旧谷の御所」と呼ばれる尼門跡寺院で、敷地内には100種以上の椿が植わることから、別名「椿寺」とも呼ばれています。


ここは、承応3年(1654)、後水尾天皇が、皇女の多利宮を開基として創建し、以降、明治時代まで5人の皇女・皇孫が入寺した尼門跡寺院です。
皇女様たちは、7歳から15歳までここで成長され、その後得度されるのだそう。ご本尊は、如意輪観音さま。
 
幼い皇女様たちを見守った仏様なのでしょう。

今回、36年ぶりに「京の冬の旅」で公開されるのは、「奥書院」。
「ここは光格天皇の元離宮だった建物で、そこに住まわれたのは、光格天皇の姉で(宗恭女王)で、この方は、11代将軍として期待されていた徳川家基と婚約なさっていたところ、家基が鷹狩りの事故で16歳で亡くなり、その後、このお寺に入り得度されたそうです」と…
 
ボランティアガイドの方の説明を聞きながら、「え~もしそれが本当なら、公武合体だよね~そういう話あったんだ~」とちょっと意外な感じを受けたミモロなのでした。(内部は写真撮影ができないので、あしからず…)

その書院の襖絵は、鷹狩りを描いたもの。「え~鷹狩りで婚約者がなくなったのに、どうしてその絵の襖絵なんだろ?思い出して悲しくなっちゃうのね~」と思うミモロです。

寺院内には、ここで過ごした皇女たちが愛した人形などが飾られています。それを見るたびに、「皇女さまたち寂しいかったんだろうね~」と思うミモロです。
幼くして、親から離れ、成長してもお嫁さんになることもなく、得度する運命だった皇女さまたち。尼門跡寺院を訪れるたびに、その豪華な内装とは裏腹に、少女たちの運命の過酷さを思ってしまうミモロでした。

さて、椿寺と呼ばれるお寺。その椿の状態は・・・
ミモロは、敷地内を歩き回り、椿の花を探します。
「あんまり咲いてないね~」

「あ、ここ咲いてるよ~」
 
咲き具合は、まだ始まったばかりという感じでしょうか?

歩くと時折、出会うという感じです。


咲いた花は、お寺のあちこちに飾られています。
 

こういう素敵な演出も、尼門跡寺院らしいものかも…。

「クンクン~いい香りがする~」そう、梅の花は盛りを迎えています。
 

「また、3月下旬に公開するんだって~」と、ボランティアガイドさんに聞いたよう。
その時は、椿の花が盛りを迎えます。「また、来たいね~」というミモロです。




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3月18日まで、「第54回 京の冬の旅」。~秘められた京の美をたずねて~

2020-02-21 | 歴史・史跡

春を感じながらも、やはり冷え込む京都。毎年、この時期行われる、非公開文化財特別公開の「京の冬の旅」も今年で54回を数えます。
「え~ということは、もう54年間もやってるってこと?」とミモロ。

春の桜、秋の紅葉の時期に集中する京都への観光客。京都市観光協会では、ほかの時期の観光客の落ち込みによる、京都の観光産業への影響を緩和するため、日頃、非公開になっている神社仏閣と連携し、いつもは見られない貴重な文化財をゆっくりと鑑賞できる、魅力的な京の旅を作り上げたのです。

「そう、いつもは見られない場所に入れたり、非公開文化財が見られるから、見逃せないんだよね~」と、京都に住むミモロは、その時期は、計画を立てて、いろいろなところを巡っているのです。

先週、訪れたのは、烏丸今出川エリアにある尼門跡寺院の「三時知恩寺」と「光照院」です。このエリアは、「京都御所」の北西に位置し、御所から歩いても15分弱とご近所という感じ。そこにあるのは、皇女さまたちが暮らした尼門跡といわれる寺院です。
 
まず、「三時知恩寺」は、「旧入江御所」と呼ばれ、室町時代、崇光天皇の旧御所「入江殿」を寺院に改めたのが起こりだそう。門跡寺院は、他の寺院と異なり、皇子や皇女が暮らす場所というだけあって、室内の雅さが際立っています。
「三時知恩寺」にも円山応挙や狩野派の作品など、歴代の天皇から賜った調度品があり、それらが公開されています。

そして、同じエリアに位置するのは、「光照院」でこちらも「旧常盤御所」と呼ばれ、南北朝時代に、後伏見天皇の皇女さまによって創建された尼門跡寺院です。
 
敷地内には、昭和天皇御大典の時の建物を移築した常盤会館が見どころのひとつ。ここにも、美しい調度品があり、それを拝見できます。

今回の「京の冬の旅」の寺院は、内部および庭も撮影禁止の場所が多く、ミモロとしてはお伝えできないのが残念です。

さて、そこから、ミモロは、お友達といっしょに、京都の南東に位置する「泉涌寺」へ出かけました。

「御寺」と呼ばれる「泉涌寺」は皇室の菩提所。お寺のそばには、皇族の墓所である「月輪陵」や「孝明天皇の御陵」があり、歴代の天皇も参拝なさる場所です。
まずは、塔頭のひとつ「新善光寺」へ。
 
ここは、その名が示すように、後嵯峨天皇の勅願により、信濃の善光寺本尊をもした阿弥陀如来立像を本尊として創建されたお寺です。
「だから京都の善光寺って呼ばれてるんだって~ここは、冬の旅初公開なんだよ~」と説明書を見たミモロ。
狩野周信作の襖絵「唐人物図」などが見どころです。

お庭もゆっくりと拝見しました。

そして続いて「泉涌寺」で訪れたのは、特別公開の「霊明殿」という歴代の天皇の位牌を祀る荘厳なお堂です。
 
ここも、撮影はできません。「う~みんなに紹介できなくて残念…」とミモロ。

詳しくは、「京都navi」でみてください。

さて、「京の冬の旅」のミモロのお楽しみは、スランプラリー。訪れた寺院のスタンプを3つ集めると、「ちょっと一服」でお茶とお菓子などを指定の場所で頂けます。
ミモロは、「ここのお菓子美味しいんだ~」と以前も行ったことがある「俵屋吉富」へ。そこで、お抹茶とお菓子を頂きました。
 

「京の冬の旅」は、3月18日まで。(その前に終了する場所もあるので、ご確認ください) 10時から16時が受付時間。
拝観料は、1か所600円です。


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城南宮のしだれ梅。見ごろを迎え、あでやかな景色。

2020-02-20 | 寺社仏閣

「今年は、梅の花が早いね~」と京都のあちこちで聞かれる声。「じゃ!あそこも咲いてるかな?」とミモロが向かったのは、京都駅の南側方向に位置する「城南宮」です。ここは、しだれ梅の名所のひとつ。2月18日からは、神苑で「梅まつり」が開催されています。
 

「城南宮」は、都の南を守護する神社で、方位除けのご利益で知られます。

ミモロは、神社に到着すると、まず初めに、本殿に参拝します。「これが神社を訪れる時のマナーだよね~」とミモロ。そう、御朱印や神苑に行く前に、まず参拝しましょう。「ここには、手水舎がある~」今、コロナの影響で不特定多数人が触るものを置かない神社もありますから…。「このお水、霊験あらたかなお水なんだよね~」とミモロ。江戸時代、霊元天皇がこの水を飲まれ、痛みがなくなったのだそう。伏見の銘水としても知られるお水です。
 
「でも、柄杓に触るの、やめとくね~」と、ミモロは、お清めの形だけして、そこを後にして、本殿に向かいました。

「どうぞ、コロナが早く収束しますように~」と祈ります。この時期、梅の枝でのご祈祷が行われ、シャンシャンと鈴の音が境内に響きます。
  

さぁ、神苑に行きましょう・・・「わ~やっぱり見ごろだって~」
 

「キャ~きれい~いい香りもするね~クンクン」やさしい梅の香りがミモロの体を包みます。


神苑には、約150本のしだれ梅があり、今やまさに見ごろ。「梅って渋い感じの花だけど、ここのは、まさに豪華絢爛、見事だよね~」


以前も来たことがあるミモロですが、何度訪れても感激する景色です。
「いいね~」と景色に見とれるミモロ。その周囲には、実は、結構たくさんの拝観者が…。みんなカメラやスマホで、しきりに撮影しています。


カメラを持つ人が必ず撮影する場所が、ここ。コケに落ちた椿の花と梅が一度に見える場所です。


ここでは、3月22日まで、梅まつりと同時に椿まつりも・・・苑内には、さまざまな種類の300本の椿があり、それも同時に見られます。
 

実は、すでに椿は、盛りを過ぎてしまったよう。まだつぼみも見られますが、花が茶色になっているのが目立ちます。

ミモロは、境内の神苑を巡ります。
「あ、あそこにも梅が咲いてる~」
 
時々、立ち止まっては、景色を眺めるミモロ。

「あっちにも行ってみよう~」

ここには、「平安の庭」「室町の庭」「桃山の庭」など、趣の異なるさまざまな庭が楽しめるようになっています。
 

さて、この時期は、鳥居のところで、椿餅などが売られています。

「椿はお花もいいけど、椿餅もいいね~」と、花より団子のミモロ。

「あれ~ミモロちゃんも来てたんだ~」と声を掛けてくれたのは、ここに撮影にいらした記者さん。
「うん、すごくきれいだったよ~」しばらくお話して、「あ、ごめんね~早くしないと、神苑はいれなくなっちゃうよ~バイバイ」

神苑は、16時までに入苑しなくては…

今が盛りの「城南宮」のしだれ梅。


梅の後は、桜も…「そのころには、コロナ収束してるといいね~」と思うミモロです。


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