ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京の町家で楽しむ「闘茶」。昔ながらのお道具で行う、京都の粋人たちの遊び。

2020-02-02 | 体験

京の町家で「闘茶」の体験に挑むミモロ。


西陣織の卸問屋「黒田庄商店」の黒田家に伝わる「闘茶」道具を使い、お茶を愛する方々による「闘茶」の研究会です。

以前もミモロは、ほかで2回ほど「闘茶」の体験をしていますが、これほど本格的なお道具でするのは初めてです。

4種類のお茶をはじめに飲み、その後、順序不同に再びお茶が出され、それが、はじめのどのお茶かを当てる遊びです。

最初のお茶の香りや味を覚えいなくてはなりません。「どうしよう~みんな、忘れちゃった~」と不安そうな表情のミモロです。

 
「ドキドキしちゃう~」と、茶碗に注がれるお茶を見て、緊張が高まります。

ミモロは、出されたお茶を注意深く味わいます。「え~と、色は、こんなだったかな?香りは~クンクン。味は、う~」


投票札をひとつ選びます。

「これ、最初、何番目に飲んだお茶だっけ~う~わかんない~」


「ミモロちゃん時間切れ~投票してください~」と促され、「え~い、これにしよう!」と投票札をひとつ、筒の中に入れます。


一度投票したものは、訂正はできない決まり。

4種類のお茶を飲んで、投票も終わりました。


名前を記録帖に書き、それぞれの投票結果を書き入れます。

そして、正解したものには、赤い丸が付けられます。

最初のお茶は・・・「鶴です~」と。「やった!」と、大喜びのミモロ。

まぁ、ひとつでも当たれば、ネコとしての面目もかろうじて保たれるかも・・・

その後は、当たらず、結局2個正解したミモロです。「ほかのお友達は、みんな当てたのに~ネコとして恥ずかしい・・・」とミモロ。
「でも、初めてだしね~」と慰められるミモロ。


「たくさんお茶飲んで、お腹ガブガブになっちゃった~」と、体の小さなミモロには、8杯のお茶は多かったよう。でも、本当は、全部飲み干さなくてもいいんですが…。

「難しくて、ドキドキしちゃった~。でも楽しかった~」とミモロ。

「飛び入り参加させていただき、ありがとうございました~」とミモロ。

「ミモロちゃん、がんばったわね~」とやさしいみなさま。

「闘茶」には、いろいろな遊び方があり、個人戦、団体戦なども。
昔は、熱中する人たちも多く、勝者には、豪華賞品なども授与され、ヒートアップして問題になったこともあったそう。

また、緑茶でも、宇治茶か、それ以外の地域のお茶か・・・など産地当てという高度なものも。
「え~宇治茶と静岡茶の区別なんかつかないよ~」とミモロ。
う~それは難しいそう・・・。

今回は、「闘茶」の研究会でしたが、今後は、「京空間 mayuko」でイベントとしてスタートしたいとのこと。
その日が楽しみです。




ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより
人気ブログランキング

ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで

京都に遊びにきてくださ~い!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする