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食と酒にまつわるエトセトラ

全国新酒鑑評会

2010年05月25日 | グルメ
全国新酒鑑評会

「全国新酒鑑評会」は、明治44年から始まった日本酒業界最大のコンテストで、毎年、広島で開催されます。日本酒の甲子園、いや日本酒のマツダZoomZoomスタジアムでしょうか?(違いますね


平成21酒造年度の新酒の審査結果は5月21日に発表され、明日26日には日本酒の製造者を対象とした製造技術研究会が開催されます。

…で、広島に来ています。


審査員でも製造者でもない私が広島にいる理由は、製造技術研究会の前日、広島の酒屋さんが主催した「全国新酒鑑評会前夜祭」 に紛れこんだからです。


この会は日本全国の44の蔵元さんが参加し、参加者総数430名以上の壮大な宴会です。広島駅のグランビアホテルで開催されました。


威勢のいい和太鼓の演出からスタートし、主催者の挨拶、青森の銘酒『田酒』の西田社長の乾杯で宴会が始まりました。

参加している蔵元さんの酒、百数十銘柄が飲み放題です


私のテーブルには、香川県の酒『悦凱陣(よろこびがいじん)』の丸尾本店の丸尾さんが同席してくださいました。


丸尾さんは日本酒と料理についてよく考えていらっしゃって、お話を聞くと改めて日本酒の深さを感じてしました。


教えていただいたことはたくさんありましたが、明日からでも試してみたいのが、

「冷たい料理には冷酒、温かい料理には燗酒」です。

なるほどね。それが本当に美味しい飲み方なのかも知れない。



さらに「山田錦はガトーショコラと合う」


「亀の尾(←酒米の種類)は甲殻類(海老、カニ)にあう」


「山田錦は酸っぱい系のフルーツにあう」


「赤磐雄町は燗した後にちょっと冷やした“ぬる燗”がうまい」などなど…


初めて聞いたことがいっぱいありましたが、ちょっと試してみたら、その通り!さすがプロ!


またまた日本酒の愉しさが増えてしまいました

コメント (2)
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