「神戸肉・神戸ビーフ」とは、第20条で定義する「兵庫県産(但馬牛)」のうち、未経産牛・去勢牛であり、枝肉格付等が次の事項に該当するものとする。 尚、神戸肉・神戸ビーフをKOBE BEEF、神戸牛(ぎゅう)、神戸牛(うし)と呼ぶことができる。
〈1〉歩留・肉質等級
・「A」「B」4等級以上を対象にする。
〈2〉脂肪交雑
・脂肪交雑のBMS値No.6以上とする。
〈3〉枝肉重量
・雌は、230kg以上から470kg以下とする。
・去勢は、260kg以上から470kg以下とする。
〈4〉その他
・枝肉に瑕疵の表示がある場合は、本会が委嘱した畜産荷受会社等(委嘱会員)がこれを確認し、「神戸肉・神戸ビーフ」の判定をする。
(神戸肉流通協議会規約第21条)
神戸に居ながら肉についてあまり詳しくありませんでした。
よく聞く「A5ランク」とかいうのは、可食部分の割合を示す歩留等級(A~C)と、霜降りの度合い、色、肉生地のきめ細かさ、脂の質を示す肉質等級(1~5)の組み合わせのことです。
脂肪交雑とは、サシとか霜降りとか、脂肪組織が筋肉全体に不規則な網目状に沈着している状態を示し、No.1~No.12のBMS値で表します。
神戸牛はNo.6以上です。
『肉焼食堂MORISHIN』さんのオーナーから、
「神戸牛の中の神戸牛が入ったから食べにきて」
と、声をかけていただきました。
A5ランク、BMS値No.12
最高ランクの神戸牛です。
美しい・・・
片面だけをサッと炙ります。
柔らかい。
口の中で、脂が溶け、旨味が溢れだします。
さすが神戸が世界に誇る牛肉です。
滅多に食べられませんが、(量も食べられませんが、)
やはり美味しいです。
(左は肉屋さん、右はオーナー)