メリケンパークオリエンタルホテルで開催されたワインセミナーに潜入してきました。
講師は、日本ソムリエ協会の会長、あの田崎眞也氏です。
ワインセミナーといっても、料理に合わせて田崎さんがセレクトしたワインを説明するというカジュアルな形式。
要するにパーティーです(笑)
まずは前菜「フォアグラのムースと半熟玉子のポートワインソース 魚介のサラダ マスタードの香り」
これに合わせるのは、「福寿 発泡純米酒 あわ咲き」
ん? 日本酒やん?
田崎さんの説明では、卵料理とワインの相性はなかなか難しいらしい。
その点で「スパークリングSAKE」は、海外でも注目されているそうです。
確かに、まったりとした卵料理に酸味の残った発泡日本酒はよく合います。
折しもスウェーデンではノーベル賞の晩餐会。
今年も「福寿」が飲まれたのでしょうか?
魚料理は「オマール海老のグラチネ セルクル仕立て フィーヌゼルブ風味」(←オマール海老以外よくわかりません)
これには白ワイン。
クイズのように2種類のワインを飲み比べます。
2017年のシャルドネ、樽熟成。違いは日本の伊豆かフランスのブルゴーニュか。
味の違いはわかるのですが、どちらが日本かフランスかははっきりとわかりません。
正解はスッキリした方がブルゴーニュ。
伊豆とブルゴーニュは緯度が違い、気候が異なります。
そのため発酵のスピードが違って、日本の方が甘くなるそうです。
肉料理は「牛フィレ肉のステーキ ブルーチーズのソース」
赤ワインは神戸ワインのベネディクシオン・ルージュ2016。
神戸だから神戸ワインというわけではなく、今年のG20大阪サミットにも提供されたワインです。
ということは、トランプさんもプーチンさんも習近平さんも飲んだかもしれないワインです。
最後に岐阜県の「達磨政宗 熟成5年」
これもワインではありません。
海外では熟成日本酒も評価されてきているそうです。
さすが田崎さん、ワインに限らずお酒に関しての知識、引き出しがめちゃくちゃ多いです。
凄すぎです。
お土産に自筆サイン入りのワインもいただきました!