平成時代が終わり、令和元年も暮れを迎えました。
なのに、バリバリの昭和フレーズを思い出してしまったお話です。
昭和の大ヒットテレビドラマ「時間ですよ」
森光子さん、堺正章さん、樹木希林さんらが出演していたドラマです。
その舞台は銭湯でしたが、今回の舞台は「中華そば屋」です。
時は、師走のある夜、午後10時ごろです。
「肝刺し」をアテに、焼酎のお湯割りを飲んでいると、
♪チャンラーン、チャンラーン (中華そば屋さんの自動扉が開く音)
職場の忘年会帰りと思われるスーツ姿の男性が入ってきました。
間髪入れず、後輩と思われる男性と女性が続いて入ってきました。
「いらっしゃいませ~ 何名様ですか?」
店員さんの声をスルーして、最初の男性はそのまま店の奥のトイレに。
後を追いかけた後輩はトイレの前で。
「〇〇さ~ん! 〇〇さ~ん!」
と呼びかけています。
「〇〇さ~ん! 〇〇さ~ん!」
店内にいたお客さんは、「何事か?」と箸を止めて見ています。
しばらくしてトイレから出た男性(〇〇さん)は、そのまま無言で店を出ていきました。
後輩も「〇〇さん! 〇〇さん!」と、言いながら追いかけていきました。
呆然とする店内のお客さん達。
大将が店員さんに一言
「戻ってきても断って」
〇〇さ~ん、出禁ですよ~
年末になるといろんな人が出てきますね。
立ち振る舞いに注意しましょうね。
そういえば、テレビドラマでは「時間ですよ 昭和元年」「時間ですよ 平成元年」があったのに、「時間ですよ 令和元年」は無かったな。