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食と酒にまつわるエトセトラ

感想戦

2025年01月27日 | 日記

第74期王将戦七番勝負、第2局が京都伏見稲荷大社で行われました。
将棋はまったくの素人なので対局の内容はわかりませんが、対局後の「感想戦」というシステムはめっちゃいいと思います。

「将棋では、「負けました」という宣言である投了の後に「感想戦」を行います。ついさっきまで火花を散らして戦ってきた一局をビデオテープのように巻き戻すのですが、そこにあるのは反省の気持ちだけではありません。相手とともに一局の最善手を検討していく中で、得られるものは多々あるのです。」(日本将棋連盟HPより)

対局した当人同士が、その対局を振り返りながら、勝敗の分かれ目、最善手を一緒に考える。
この「感想戦」によって、双方のレベルが上がっていく、ひいては将棋界全体のレベルが上がっていくこと間違いありません。
囲碁やチェス、麻雀などにもあるそうですが、もっと広くスポーツなども導入したらいいのに。


若い頃、合コンの後に男性陣だけが集まった「反省会」と呼ぶ二次会がたびたびありました(要するに振られた)
もしも、それが「反省会」ではなく「感想戦」だったら・・・

(合コン終了後、男女双方の参加者が集まって、コンパの振り返りを行う)
男:「まず初手の自己紹介は無難にいきましたが、どうですか?」
女:「期待できる良手だと思いました。いきなりキャラ全開で攻め込まれたら防御を固めますから」
男:「局面に変化が現れたのは、サラダの取り分けのところですかね」
女:「こちらは定石通りだったのですが、次の一手で状況を悪くしましたね」
男:「「僕、トマト嫌いなんです」発言ですね」
女:「そうです、終盤のパスタやピザにまで注意を払わないといけませんでした」
男:「早めにあの悪手を切って、別の局面に展開したかったのですが…」
女:「あの手を起点に「好きな食べ物」のようなポジティブ話題を次手で打っていたら違ったでしょうね」
・・・・・
(妄想は続く)


連勝した藤井聡太王将の1日目の昼食にあやかってお昼ごはんは「助六寿司」にしました。

対局場所が伏見稲荷大社だったから「おいなりさん」だったのかな。

コメント
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