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食と酒にまつわるエトセトラ

アポロ11号から・・・

2010年01月09日 | グルメ

アポロ11号が人類史上初めて月面に到達したのが1969年。その年に仕込まれ40年間長期熟成された古酒「老琥珀(らおこはく)」を飲ませていただきました。

福岡の清力酒造から全国400本限定販売された「老琥珀」は、なんと日本酒の古酒です。さらに驚きのアルコール度数は35度。現在の法律では35度の日本酒は認められていないそうです。

色は深いこげ茶色で、芳醇な香りの中にほのかな樽香を感じます。口当たりはまろやかでとろみがあり、カラメルソースのような甘みがあります。色、香り、味わいともまったく日本酒ではありません。紹興酒に近いのですがもっと濃厚でコクがあります。まさに時間が作ったお酒です。

この日本酒がゆっくりと眠っている間に、スペースシャトルが飛び(今年退役)、野口聡一さんが宇宙ステーションで生活をはじめました。ほんとに時の流れってスゴイですね。

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