
いつもお世話になっている『ふじわら』の店長が、仕入先の酒屋に挨拶へ行くというので同行(?)して博多へ。
博多から電車で2駅ほど離れた酒屋さんに訪問。
新年早々、遠方からの突然の訪問に驚かれたようですが、いろいろとお酒の話をうかがうことができました。
この酒屋さんが力を入れて取り扱っているのは佐賀県の「鍋島」です。
最近人気が高くなってきていています。
昨年、ロンドンで開催された国外最大級の日本酒品評会で最優秀賞を獲得し人気に拍車がかかりました。
生産量が少ないので入手困難になっています。
話を聴いていると、ご主人がグラスと箱に入ったお酒を持ってこられました。
この「鍋島」の蔵『富久千代酒造』さんが、同じ名前である幻の酒米「鍋島米」を使った清酒造りにチャレンジし、平成19年9月にできあがった「鍋島本丸」を試飲させていただきました。
酒屋のご主人もこの酒造りプロジェクトに参加されたそうです。
少しとろみがあり、熟成した割には色はクリア。
すっきりとした口当たり。
最初の一口はキリっと酸味を感じましたが、二口目からほどよいバランスになってきます。
本当に貴重なお酒を飲ませていただきました。
ありがとうございました。
佐賀と福岡のオススメ日本酒を紹介してもらったので、これも試してみたいと思います。
※写真は「天草大王の水炊き」でした。