鱧は梅雨の雨を飲んで旨くなる
東京で働いている地元の友人が三連休に帰ってきました。
目的は「鱧」を食べるためです。
関西で夏といえば「鱧」です。
特に7月の京都は祇園祭で、鱧の消費量がぐんと多くなるそうです。
“うなぎのぼり”でははく、“はものぼり”ですね
昔は明石や淡路の鱧を京都に運んだそうです。
さて、毎年恒例の「鱧の会」です。
今年は『和 川ぶち』さんでいただきました。
「付出し」の後、「鱧のお造り」と「湯引き」
「湯引き」は酢味噌と梅肉で。
「湯引き」はあっさりしていて大好きです
鱧ならではの食べ方です。
続いて「鱧の天ぷら」
塩でいただきます。
骨の部分は「骨せんべい」にしてポリポリ。
メインは「鱧なべ」です
あっさりしたダシにタップリの玉葱。
しゃぶしゃぶのようにサッと煮た鱧をいただきます。
薬味は柚子胡椒とネギです。
〆は素麺をいれて、にゅうめんにします。
これがダシに合って美味です
季節の料理があるということは幸せですね。
これからも大切にしていきたい食文化です。
この時期はぜひ鱧を食してください
今週はアメリカ人のお世話をしていました。
初来日だそうです。
外国人に日本食の良さを伝えるのは、私の役目だと(勝手に)思っています。
寿司はアメリカでよく知られているジャパニーズフードです。
そこそこ高いそうです。
しかし、回転寿司は知られていません。
回転寿司って、英語で何ていうのでしょうね?
「Do you know "Moving Sushi"?」
「Moving Sushi? Is Sushi moving? 」
「Um.... Sushi is moving like a merry-go-round.」
「???」
そもそも一度も見たことないものを説明しても理解できないでしょう。
連れて行った方が早いです。
で、昨日のお昼ごはんに『かっぱ寿司』さんに行きました。
さぁ、回転寿司 初体験です。
回る寿司に大喜びです。
テーブルのタッチパネルで注文すると、新幹線が注文の皿を運んできます。
盛り上がりますね。
「What is this?」
「This is tuna」
「This is squid」
「This is ・・ ん、穴子って何や」
「納豆巻き? いなり寿司? ・・・」
で、彼が取った皿は、「海老にぎり」「コーンマヨ軍艦」「シーフードサラダ軍艦」「いなり寿司」「ハンバーグにぎり」×2、そして「グレープジュース」
会計のシステムも興味深かったようです。
テーブルの会計ボタンを押すと、店員さんが皿の数を数えます。
「全部同じ値段なんで、皿の数を数えるだけでええねん」って教えると感心していました。
海外の方でも食べられる食材も多いし、コンベアやお茶の装置も初めて見るものばかり。
会計のシステムも面白い。
意外にウケがいいですよ。 (安いし!)
7月7日の七夕の日、新長田の旧二葉小学校に行ってきました。
現在は『神戸市立地域人材支援センター』として活用されていますが、なんとなく小学校の雰囲気が残っていていい感じです。
その小学校に15の蔵元が集まって、「大人の文化祭 ~神戸の地で日本酒と共に~」
ひとつの教室に3つの蔵元がお酒をふるまってくださいます。そんな教室が5つ。
教室の中はこんな感じです。
廊下にも元気な元小学生達が。。。
七月七日は七田の日ということで、天山酒造の社長 七田謙介氏
=== いただいたお酒 ===
2-1
<七田>
七田 純米吟醸 生
七田 純米 七割五分磨き 山田錦 火入れ
<富久長>
富久長 純米吟醸 中汲み槽しぼり 生
富久長 特別純米 辛口「鼓」
富久長 純米 八反草 75%
<八海山>
八海山 純米吟醸
八海山 特別純米原酒
2-2
<一ノ蔵>
一ノ蔵 特別純米辛口
一ノ蔵 あまざけ
<萩乃露>
槽場直汲み 辛口純米/中汲み無濾過生原酒
萩乃露 特別純米 無濾過原酒
<奥播磨>
奥播磨 純米吟醸 夏の芳醇超辛
奥播磨 純米吟醸 超辛口 黒ラベル
2-3
<小左衛門>
小左衛門 特別純米 信濃美山錦 生
小左衛門 純米 播州山田錦 65 生
<花巴>
花巴 水もと純米
はなともえ 純吟 山田錦 直汲み
はなともえ 純吟 ひとごこち 無濾過生原酒
<播州一献>
播州一献 純米吟醸 サンフラワー
播州一献 純米超辛 生
播州一献 純米吟醸 兵庫夢錦
2-4
<土佐しらぎく>
土佐しらぎく 純米吟醸 山田錦
土佐しらぎく 涼み純米吟醸 八反錦
土佐しらぎく 特別純米斬辛
<紀土>
KID 純米大吟醸 48
KID 特別純米/夏の疾風
KID 純米
<黒龍>
黒龍 特撰吟醸
黒龍 純米吟醸
2-5
<奈良萬>
奈良萬 純米 無濾過生原酒“中垂れ”
<菊鷹>
菊鷹 山廃純米無濾過生原酒
菊鷹 山廃純米吟醸 火入れ
<龍力>
純米吟醸 ドラゴン黒ラベル EPISODE2
純米酒 ドラゴン 3 EPISODE3
半夏生(はんげしょう)は、夏至から数えて11日目の頃。今年は7月2日です。
農家の人達はこの日までに田植えを済ませるという習慣がありました。
稲がしっかり根付くように、タコを食べる風習があったそうです。
昨夜は明石の魚の棚で「半夏生七夕夜市」が開催されました。
普段は早い時間に閉まる魚の棚ですが、この日は屋台が並び、たくさんの人でいっぱいです。
『デリサク食堂』さんの屋台で「マッコリ」を、『ひらじぃ』さんの屋台で「タコ串」と「もろこし串」をいただきました。
いろんなイベントでどんどん人が集まってきます。
明石の街が再び活気づいてきていますね。
http://www.uonotana.or.jp/