M's World

食と酒にまつわるエトセトラ

味噌カレー牛乳ラーメン

2017年07月20日 | グルメ

青森県のB級グルメはいろいろあります。

「八戸せんべい汁」「十和田バラ焼き」「黒石つゆ焼きそば」etc

豊かで多彩な食文化です。

青森市内で人気な超合わせ技ラーメンが、「味噌カレー牛乳ラーメン」
はい、そのままです。

「味噌ラーメン」に、カレー粉でスパイシーな香り、牛乳でまろやかさ、バターでコクを加えたラーメンです。
具はチャーシュー、ワカメ、メンマ、もやし。
麺はストレート麺です。

これが意外(?)にまとまっています。
アリです、アリです。

青森の主流はあっさりとした「煮干しラーメン」。

真逆な「味噌カレー牛乳ラーメン」の洋風でジャンクな感じが若者に人気があるのかな。
それでも、きっちりと整っている味です。

高知の「マヨネーズラーメン」ほどのインパクトはありませんけど、これもご当地ラーメンですね。

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青森ドロップキッカーズ

2017年07月19日 | グルメ
市民病院の玄関口を出ると、青森らしい秋の高い空がのびやかに広がっていた。
まぶしさに目を細めた苗場多恵は、ふと足を止めた。


森沢明夫さんの青森三部作、最後は『青森ドロップキッカーズ』。
(本当の順番は『津軽百年食堂』『青森ドロップキッカーズ』『ライアの祈り』の順ですが…)

青森市を舞台にカーリングを通じた青春物語です。
これも涙してしまいます。

さて、青森グルメツアー『青森ドロップキッカーズ』編です。

これは映画化されていません。
小説の中に登場する居酒屋『ふくすけ』のモデルとなったお店の探索です。

新町通りの裏手の細い裏路地、みかん色の灯り、暖簾、カウンター8席とテーブル2卓、青森の食材と地酒、40歳くらいの美佐子ママ、閉店22時…

まったく同じだったら、ノンフィクションのドキュメンタリー小説になってしまいますね(笑)

街をぶらぶらして、本町の『くろーばー』さんに決定!
(この話のキーアイテムのひとつが「四つ葉のクローバー」だったので)

大通り沿い、白い看板、暖簾、カウンターとテーブル2卓、青森の食材と地酒、真紀子ママ、深夜営業…(笑)
まあ、いい感じかな。

つきだしは、この5品に刺身がついてきます。

ビールの後、青森地酒をいただきました。
ママもお酒大好きみたいで、

「何杯飲む? 5杯飲むよね? 手伝ってあげるから」

ママの軽快なトークにお酒がすすみます。
順番に「田酒」「豊盃」「七郎兵衞」「七力」「七力の三年熟成」
さすがに5杯目はママに手伝ってもらいました。

最後に十三湖の「しじみバター」


これで二日酔い知らず…
そんなにウマイこといきません。

青森、人との出逢いが楽しかったぁ。







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ライアの祈り

2017年07月18日 | グルメ
やわらかなぬくもりのなか、わたしは薄く目を開けた。
ぼんやりと意識を覆っていた白い紗(しゃ)が薄れ、視界がゆっくりと像を結んでいく。
わたし、寝てたんだ……。


森沢明夫著『ライアの祈り』の舞台は八戸。
その物語の中に出てくるバー『サンダーバー』

「かしこま…」

語尾が聞こえないくらいの寡黙なマスターが、その時々のシチュエーションに合わせてカクテルを振る舞うオーセントリックな雰囲気のバーです。

映画化されロケ地になったのが、『OLD SHOES』さん。
たぬき小路を入った奥にあります。


カウンターに座り、「アードベッグ」をソーダで。

店内にはレコードのジャケットが飾ってあります。
中央に飾ってあるのは明菜ちゃん?
隣に薬師丸ひろ子!
そしてBGMは竹内まりや!

まったく寡黙でないマスターは、私の3歳下の同世代。
映画にもお客さん役で2秒ほど出演したそうです。そこでもしゃべってしまい、NGになったとか(笑)

そして日本酒好き。
80年代音楽と酒談義で意気投合!


そのままマスターのもう一軒の店へ。
偶然にも翌日はマスターの誕生日。
もう日が変わるまで飲まなしゃあないでしょう!
ウイスキー、泡盛、ホッピー!



今朝、ホテルで『ライアの祈り』の冒頭の文章を体験しました。
『八食センター』で先ず購入です。








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津軽百年食堂

2017年07月17日 | グルメ
この冬も、津軽地方の雪は少なかった。
三月もいよいよ後半を迎えたけれど、すでに道路の積雪はほとんど消えていた。残ったのは、歩道の脇に雪かきで積みあげられ、小山のようになった雪の残骸だけだ。



青森県では、三世代、70年以上続いている大衆食堂を「百年食堂」と名付けています。
その中の一軒『三忠食堂』に行ってきました。

冒頭の文章から始まる森沢明夫さんの「津軽百年食堂」のモデルとなったお店です。
東京で出会った陽一と七海。すれ違いながら成長していく物語。
ちょっと涙してしまいます。


さて、物語の中でも登場する「津軽蕎麦」。
蕎麦も出汁も全然違います。

特に出汁!
「焼き干し」です。


大将が「焼き干し」の作り方を教えてくださいました。

「煮干し」は鰯をそのまま煮てから干します。
「焼き干し」は生の鰯の頭と腹を手作業で取り除き、それを串に刺して焼きます。
そのまま食べても美味しいです。

手間のかかった「焼き干し」でとった出汁は、煮干しにある苦味がなく、優しい旨味だけ残っています。


「津軽蕎麦」の蕎麦は柔らかく、普段食べている蕎麦とは違います。
出汁の相性がピッタリです。

優しい気持ちになりますね。

「父ちゃん、粋だぜ!」
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サラ牛

2017年07月16日 | グルメ

食後の血糖値の上昇をおだやかにする働きをもつサラシノールという成分を配合した牛丼です。
味はいつもの牛丼と変わりません。血糖値が気になる方にはぜひおすすめです。
(吉野家公式サイトより)

「サラシア」とはインド・スリランカの伝統医学であるアーユルヴェーダで古くから親しまれている植物のことです。
糖質を抑えたい人には朗報ですね。

「サラシア牛丼」を食べてみました。

味にもこだわって、普通の「牛丼」と全く変わりません。
お値段は100円高い480円(並盛)

あれ? これって普通の「牛丼」を出されてもわからないって事。。。

お店を信用するしかないか(笑)

 

 

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