雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

幸せの湖 豊似湖 原始の中の静寂

2013-10-14 09:18:55 | 自然
今年(まだ10月ですが)の最高の出来ごとは、えりもの「豊似湖一周」の一時でした。
「白い恋人のコマーシャル」にカムイラビット妻の「ラビ妻」が出て、大通り公園、小樽運河、函館の街、その中の人と風景が流され、最後にハート型の湖が映し出されます。
 

そのコマーシャルの、最後の風景(画面)が、ここで絶賛する「豊似湖」なのです。ラビ妻はこのコマーシャルに出ていまして、石屋製菓の白い恋人のコマーシャルがテレビに流れた時から「豊似湖」行きをせがまれておりました。
札幌からは遠いので、なかなか行く気にはなれませんでしたが、「えりも行き」をH先生に誘われて「えりも」に行き、「えりも」に気楽に来れたのだから「豊似湖」までは簡単だと考えるようになり、そして先日(10月12日)H先生の案内で「豊似湖」に行けたのです。
 

砂利道の奥の奥に「豊似湖」がありました。対向車が来ると困る道でしたが、すれちがう車もなく安堵しました。
ラビ妻が駐車場の「熊出没注意」の看板を見て、ビビリまくっていましたが、湖の総てを見たさ6割、熊に出合っては、最初に食べられそうな自分が4割でしたか、皆に引っ張られ、また自分が先頭になりと豊似湖を一周しました。
 

主に広葉樹の原始林に囲まれて、湖は悠然と水をたたえています。大木にも木の名が付けられてあり、お出迎えの心がそこにはありました。
 
 
今までに多くの湖巡りましたが、この湖はめぐるには手ごろで、最高に素敵な湖でした。ハート型の湖なので、「幸福を与える湖」とカムイラビット夫婦は云っています。湖の回りの木は大木で、木々の間から見る湖の美しさぱ格別です。湖を回る路は踏みわけ道で、ゴロゴロした石路が多く、カムイラビットには手間取りましたが、若ければ快適な手ごろの路なのです。
  
原始の森から得る自然のエネルギー、フロンチットの得られる森の中は最高です。湖を入り口から見て「豊似湖に来た来た」と写真を何枚か撮って帰ってはもったいない湖です。是非湖の一周を試みてみましょう。
ハート形の湖の姿は近くのある山に登ると確認出来ると云いますが、湖畔からでも、あの出っ張りがハートのへこみの場所になると分かりますので、山登りしてまでの確認はしなくてもハート形が確認出来るのです。
今でも「豊似湖に会えた、その心のときめき」は薄れていません。
素晴らしい写真のスポットが湖畔にはたくさんあります。春と秋が湖の最高の風景と言いますが、10月12日では、まだ紅葉は今一でした。
湖一周は小一時間、手ごろなハイキングコースですが、一人や二人では心細く、3人以上でわいわい言いながら巡ると楽しく、熊除けにも良いようです。
この後、スペーシャルで、近くの渓流の滝の案内を受け、これは隠れた景勝地と感激しました。


案内のH先生、有難うございました。