「花は 心和ませる力がある」
もう3年も前になりましょうか、襟裳岬の花撮影に行っていた若い女性が、「初めて襟裳の花たちに会って感激した」と、心が抑えられなくなって涙を流しながら話してくれたことがきっかけになり、それから我が家も襟裳岬に行って見ようという事になり、襟裳岬のとりこになりました。
花は人の心をとりこにする力があるのです。先ほどの若い女性とは襟裳岬の花撮影でその後も何度もあっていますが、最初に出会った時の抑えられない感情はどこにやったのか、何もなかったように、我々夫婦と付き合ってくれています。
花には心和らげる力があるという事が分かるのです。
襟裳岬には今年は何度行けるでしょうか。泊りがけで行くのですが、食事の時間と休憩の時間以外は大半花たちとの出会いに使っています。誇張していえば、朝から晩まで風景やら、花たちとの出会いに使っているのです。
幸いカムイラビットの夫婦は趣味もお互いに近づけていますので、違和感なく自然を楽しんでいるのです。
まず、今年最初の襟裳行きは4月30日の泊まりの花撮影から始まります。
さて、今は近くの百合が原公園(札幌市)の大温室で育てられている花たちと会話しています。この頃は何度も出向いています。ぜひ百合が原公園まで足をお運びください。一週間たっても何も変わらないのですが、先週金曜日にも行ってきました。
花は咲き誇ってからでは面白くなく、蕾がはじけて花になる時が最高です。その為には足しげく運ばなければ、初々しい花の写真が撮れません。
野の花も同じで、花の咲き始めが可愛く、美しい写真が撮れると思います。芽吹いて花が咲き誇り、種を付ける姿や枯れ行く姿も撮りようによっては、心打つ作品になる時もあります。
百合が原は今も椿の花の季節、花が終われば「ポトリ」と花が地面に落ちますが、この落ちる姿がいやだという人もいます。花瓶に差し花が落ちるのは風情もあるかもしれませんが、やはり嫌な気がいたします。
今回も椿の花の姿を写真で見てください。