「独活と書いて ウド と読むのですね」
役に立たない者の例えに「ウドの大木」という言葉があります。
ウドは春早々に芽を出し、多くの人に好まれ山菜として食されますが、季節を過ぎると茎は硬くなり、しまいには誰一人として相手をしなくなります。元気の良いウドは夏を過ぎると木のごとく成長し、食べられもしない「この役立たずめが」とばかりに「ウドの大木」異名が付けられているのです。
同じ仲間(ウコギ科)のタラノキは木ですが、ウドは木ではありません。ウコギ科の仲間に「ハリギリ」という木がありますが、これは大木となります。しかし、まだ木の出たての新芽は食することが出来ます。ウコギ科の仲間だからです。
「独活」はどうしてウドと読まれるのでしょうか?まだ、的確な説明を聞いておりません。
本らいは「生土」の意味だそうですが、しっくりしません。
『「風がないのに動くように見えた」ので「うごく」呼ばれて、次第に「うど」になり、漢字の「独活」の字もそこから』と説明する人が居ますが、独活とウドのつながりの説明にはなっていません。
ウドの成分を考える時、ウドを食べれば、「一人ででも生きれる」、すなわち「独活」の字を当てたのであろうと思わざるを得ないでいます。
★この頃は栽培物も売られていますが、何と云っても野生物(自然物)の味が最高です。
★料理は酢味噌和えが最高です。我が家では別荘から採って来たウドを4月8日に食べました。最高です。
★ほかにもいろいろな料理にして食べているのですが、天プラに揚げて食べたり、あく抜き後にサラダにしても食べます。
★ある場所(生育地)は限られているので、この頃は車を走らせてまで採りに出掛けなくなりました。
★昨年秋に枯れたウドの茎は、次の年の採取場所の目安になります。チェックして置きましょう。
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