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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

野を戴く コゴミ フキ ヨモギ

2014-04-29 17:30:06 | 草花

「コゴミ」 「ヨモギ」のテンプラで舌つづみ

春の楽しみは新緑の景色もご馳走ですし、花(サクラ・他の野の花)を愛でるのもご馳走です。春はよいものですね。

物知り顔に語る人が居て「周りは春紅葉の季節で、今まことに山々は美しいでしょう。」と説明されたことがあります。話に合わせ、周りを見ますと「これはすでに春紅葉の季節は終わり、新緑の季節に移り変わっている」ではないですか。                                        春紅葉とは野山が新緑に移り変わる少し前の木々の芽ぶきが茶色と言うか、赤味がかっているように見えるのを言うのです。物知り顔の人は春の季節の移り変わり総てを春紅葉と思っていたらしいのです。春の季節を戴く、春の季節はごちそうですよね。これこそ「野を戴く」なのです。

山菜を戴く 野を戴く

  

そして、春の一番の贈り物は何と言っても「山菜を戴く」事、いわゆる「野を戴く」という事も挙げられます。山菜のことについては他の人より詳しく、カムイラピットは研究済みで(自画自賛するのはおかしいのですが)、いろいろ山菜を食べ実験をしています。要するに野を戴いているのです。この間、北海道医療大学の里山探索の帰り道出たばかりの「ツクシ」と、フキノトウの横に出たばかりの小さなフキを取って来たのでした。山菜取りはラビ妻と気持ちが合い、採取は共同作業です。

先日、札幌の中心街三越デパートの近くの路上で山菜だけを扱っているおじさんがおりました。早めの季節でしたので、南の方で取ってきた山菜のようでした。アイヌネギにユキザサ、コゴミに出始めのフキなど色々です。どれもが早春の山菜ばかりです。

   

 

今日は我が別荘(?)の周りでコゴミとヨモギ、畑に植えてある山ワサビの三種の山菜の採取をしてきたのです。ワサビはすりおろして醤油で味付けして瓶に保存。コゴミとヨモギはテンプラで揚げて夕食のおかずにとしてもらいました。

 

 

札幌中心街 露天の山菜売りの店 許可を受けて店を開いているとか。

コゴミはコゴミの宝庫を見付けましたので、これからが楽しみです。天ぷらにして見ましたら淡白で灰汁はありません。使い残したコゴミは酢味噌和えにするのが最高です。

ヨモギは後日再び取ってきて、草餅にしたり、お風呂に入れたり、お茶にも良いのです。

 



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