雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

健康長寿 女性に勝てぬ

2013-09-15 08:48:35 | 随想
先日(9月20日)、「FARM YARD」(キッチン ファームヤード)に行って来ました。札幌からは千歳を越して由仁町に入った山の中、田舎(夕張郡由仁町西三川
913)にこの建物がありました。
建物の外見は珍しくもなく、なぜここがこれほど人気なのか? とさえ思われましたが、建物の中は都会者を喜ばせる雰囲気がありました。中の造りは古くさく、なかなか良いではないですか、窓越しの眺めは、外の植物との調和がよく造られています。順番待ちの紙に名前を書いて待つ事40分ほど、並んで入るほどの人気の食事処です。
連れて行ってくれた人の一人ごとによれば「4つ星食事処」と言います。これはこの人が付けた☆の数ですから、正式なものではありません。
もちろん、表題のテーマ「長生きは女性たち」に当てはまる女性たちが集う店なのです。
どうしても男は定年とともに出不精になり、「俺は行かないから、女房よ、友達と行ってらっしゃい(行って来い)」ということになり、女性たちはのんびり、のびのび、お金を使って、美味しい食事をして、お友達とおしゃべりして一時を過ごしています。
ご主人の定年退職とともに女性たちは戸外の楽しみを見付け、「あそこの店、ここの店は風景が良い」とか「他の店に見られない空間のところ」とか「食事が美味しい」とか、友達を誘って出掛けるのです。
「金さん銀さん」と同じに友と語らう時間を多く過ごせば「長生きする」といいますから、友達と出歩くのも良いことなのでしょう。
今回は5名で「ファームヤード」(電話 0123-86ー2580 電話で行く道を尋ねられたらよいでしょう)に出向いたのですが、その中のひとりの男性がカムイラビットなのでした。おしゃべりに加わった私も長生きのきっかけを得ているといえるのでしょう。
講演会も、絵画の展覧会も、音楽鑑賞会も、友達との会食会も、町内会の集まりも、回りを見れば多くは女性たちで埋まっています。
特に、デパートの地下のお菓子売り場は女性たちの熱気であふれています。甘いものを食べ過ぎるとしわが多くなると言いますから、お菓子を食べるのも、ほどほどにされた方が良いのですが、買う意欲があると云うのは長生きする要因を自分でつくりあげている事になっているのでしょう。
男たちよ、女に負けずに出不精にならず、さあ出掛けてみましよう!。

「FARM YARD」 一部紹介

 入口まであふれ出たお客

 
待合の部屋    入口にはネコものんびりこの店の良さをあらわす

 
外回りの風景         花もいろいろ植えられています

円山公園の散策路 魅力の遊歩道

2013-09-14 15:12:11 | 草花
札幌の町には探せば豊かな自然に出会えます。


野外巡検は今年で連続3度目、出発前に説明を受ける会員たち


円山散策路案内図、まずは知識を入れてさあ出発。

9月9日(月)前日の大会に続いて、アイヌ語地名研究会の野外巡検が円山公園散策路中心に行われました。もちろんカムイラピットも参加しています。
参加者は35人、なかなかの盛況です。野外巡検は毎年人気のメニューです。
藤村会長によって、まわりのむかしの地形、河川の説明。渡辺会員による札幌の村の変遷などが説明されました。
そして円山公園散策路に入ります。途中で植物とアイヌの生活とのかかわりの説明があったりしました。散策路に入れば参加者の持つ知識が披露され、お互いの知識が高められます。
札幌にも素晴らしい自然(自然散策路)があるのだと関心しました。皆さんにもお勧めの散歩路です。
残念な事に、私のカメラは電池切れで、途中までの写真撮影となり、もう一度植物の撮影に行かなければと残念がっています。結構色々な草花が見られるのです。
特に目立ったのが、わが庭にも生える「ミズヒキ」がいたる所に自生していたのです。
何点かの写真を紹介します。


これより散策路に入る


杉林が見事です。この大木の森は自然林でなく植林されたものです。札幌にあるなんてと知らない人は驚きます。


カツラの大木、いたるところにこのような大木が見られます。まさに大きな木でした。


秋風 スズムシの音 夏去るを知る 

2013-09-11 19:13:49 | 自然
このごろは、時に秋風の様な風が吹く様になりました。「夏が終わったね」「涼しくなったね」「寝やすくなったね」と会話が交わされます。
あのむさ苦しい暑さが無いので身体が「よかった、よかった」と言ってますが、もう9月に入ってしまっているので、植物(ガーデニング)好きのラビ妻は「もう9月なったの!」と来る秋や冬を思いだしてがっかりしています。
我が庭では盛んにスズムシが鳴いています。
虫はいつ寝るのでしょうか。私が寝る11時過ぎにも盛んに鳴いています。そして朝4・5時頃にはもうすでに鳴いているのです。
昼間も虫は植物の葉にも姿を見せています。昼の間も良く鳴いています。昼も夜も鳴き声と姿を見ますので、いつスズムシは寝るのだろうと思ってしまいます。



別荘(わが家の別荘は想像するほど、立派でなく)のコスモスの花の蜜を吸うスズムシ

秋は展示会 一日展示会めぐり

2013-09-10 20:23:39 | 日記
今日(9月10日)は展示会3ヶ所を巡りました。
まずは、
「PHOTO FOCUS 個性豊かな28人の写真家たちの作品」展(今日まで)を 北区民センターで見て、

  
28人の写真家たちの展示ポスター    その展示会場

続いて、富士フイルムフォトサロン札幌にて「第23回コンタックスクラブ写真展」(明日11日まで)を見ました。ここでは写真撮影は禁止ですので、写真展の様子は紹介出来ません。全紙版に焼かれていて、形態もそろえられているので見事でした。

最後は、NHK放送局の展示室の「板木武の水彩画」展示会(9月12日まで)を見ました。見事に風景が描かれており、見応えがありました。
  
    板木武水彩画展示会場

このように、今日の午後は展示会めぐりで満喫したのでした。もちろんカムイラビット夫婦そろっての展示会めぐりです。
写真撮影を趣味としているカムイラピットはよく写真展を見に出向いています。撮ることも写真の勉強になりますが、人の作品から多くのヒントを得て、少しでも良い作品を作りたいものと思っているのです。
沢山の作品をみせてもらい感謝です。

  
 北区民センターでの写真展を見た後、北24条駅角の果物屋 秋の果物が並んでいました。

襟裳岬の花は 確かに美しい

2013-09-09 16:30:48 | 草花
えりもの花は最高

8月末にえりもの花を撮りに行きました。山野草に詳しいH先生のお誘いを受けて、嬉しい花撮影旅行となりました。今回はえりもで撮れた4枚の写真をお見せいたします。


  最初に撮影したのは、ヒダカミセバヤ でした。


 ヒダカミセバヤのすぐ傍に咲いていたのは、黄色い花の「エゾオグルマ」(キク科)です。(8・31)

H先生が何度も繰り返して言うには「えりもは最高に植物撮影に向いている所です。蚊がいないんですよ。」といいます。
なあるほど撮影中に蚊に一度も刺され(やられ)ませんでした。背丈の低い植物と、強い風で、もし蚊がかえったとしても吹き飛ばされて、そこには育たないらしいのです。回りの風景と風の強さを見てよく理解できます。


百人浜ではナワシロイチゴが実を付けていました。(8・31)

植物には人の心をいやす力があります。H先生はこれを植物エネルギーと称しております。テレビに出ていた植物専門家は「植物の力」と言っていましたが、植物にはたしかに心を回復する(いやす)力があると思われます。
今回のえりも植物撮影旅行で、カムイラビットの体に活力が出てきた感じがします。


圧巻は何と言っても「チシマセンブリ」の花です。浜近くは小柄で、浜から離れると沢山花を付けた大ぶりの株になっていました。(8・31)

スズメバチ 二度刺されに要注意 

2013-09-08 21:04:45 | 自然
怖いハチ毒アレルギー

まずミツバチについてお話しをします。
「ミツバチ」は「ハナアブ」とよく似ていて、子供の頃はこのふたつの区別が付かず、ミツバチに刺されながらもハナアブ集めに興じたことがあります。この時は、ミツバチに刺されてもどうと言うことはありませんでした。
しかし、次の様な話しを聞いたことがあります。「ミツバチの養殖業者がトラックが横転し、ミツバチの箱が散乱し、ミツバチの群れに襲われ養殖業者は真っ黒になって死亡した。」と云う話です。ミツバチの群れに襲われても死に至ることもあるのです。


 我が家の軒下に造り始められ出したスズメバチの巣

一番恐ろしいのは「スズメバチ」に刺される事です。いつも言われる事ですが、「スズメバチに二度目に刺されると、死に至ることもある」と云うのです。
「ハチの免疫が出来て前回よりも軽い症状になる」と思っている人がいる(9・4%)と言いますから、気を付けなればなりません。スズメバチの毒の免疫は出来ないのです。
二度目に刺されると、5人に1人はハチアレルギー反応により、じんましんや吐き気、むくみなどの全身症状が表れ「アナフィラキシ―」を発症すると云います。
そのうち、数%の人は急激な血圧低下や意識障害などのショック症状に陥り、死に至る事もあるのです。
「スズメバチ」が人に向ってカチカチと歯音を立てる姿を見る時には危険信号ですので、そおっと急いでその場所を離れるしかありません。
身近な人(親しくしている方の弟さん)に二度目に刺されて死亡した人がおりますので、スズメバチに刺されるのはクワバラ・クワバラです。スズメバチは針で何度も何度も射すことが出来るので、襲われたら一目散にその場所を背を低くして走り去る事が肝心です。黒色の服を着ている人が狙われやすいと云いますので、山行きは白色が良いようです。
一方のミツバチは、一つの針で一回しか射すことが出来ませんので、二つのハチの違いがあります。



今年はカボチャ・スイカ 豊作

2013-09-07 09:35:39 | 
スイカ、ゴロゴロ大きくなる姿は嬉しい

今年初めて「スイカの苗」を植えました。「カボチャ」は昨年から植えだしたのですが、カボチャ・スイカとも大豊作です。
カボチャは畑にゴロゴロなっており、雪化粧、坊っちゃんカボチャ、中玉カボチャ(名は忘れました)と大きさも色とりどりです。雪化粧は長く保存できるので越冬用カボチャ。冬のビタミンBの補給用です。
カボチャが熟すのは、あと10日ほどでしょうか、もう食べ始めなくては後に味が落ちてしまいますので、もうすでに食べだしています。坊っちゃんカボチャはもう12個ほども収穫したでしょうか。
スイカは一本の苗に8個もなりました。葉に隠れていて数は分かりませんでしたが、葉が枯れ出して、やあ8個もなっていると気付きました。
カボチャ・スイカとも小さな実が少しづつ大きく成長し、市販の大きさになるまでの成長過程は嬉しいものです。毎日観察しに別荘(?)の畑に出向きました。
「スイカ」は玉の付け根のヒゲも枯れて(収穫の判断にすると良いと云います)、今食べごろになりました。多くの収穫があったので、来年もスイカを植える事にします。
もう三個のスイカを収穫しました。我が家の畑の様子を写真でお見せします。

 
   なりました我が家のカボチャ

 
   スイカもまるまる大きくなる


    9月4日に収穫したスイカと坊っちゃんカボチャ

坊っちゃんカボチャは小さなカボチャながら、実はホコホコ、家族人数が少ない今の時代にはこれぐらいの大きさが喜ばれます。

襟裳岬の旅 楽しめます!

2013-09-05 06:17:54 | 旅行
    

「えりもには何も無いんじゃない。と言われたの」と、ラビ妻がボランティアから帰って来ました。
森進一の襟裳岬の歌の歌詞にある「襟裳岬には何も無い・・・・です」を、その人は頭に描いて、「何も無いんじゃない」と即座に言ったのでしょう。
風景の中に何も無いと云うのも「魅力の一つ」なのですが、歌詞はともかく、一度襟裳岬に出向かれることをお勧めします。
今回、8月31日(土)、9月1日(日)にカムイラヒットはH先生とその仲間と一緒に「襟裳岬」に行っていました。襟裳岬の場所から更に太平洋の海に突き出た岩礁の景観は見ていても飽きません。魅力があります。
隔絶された半島部を「岬端地」(こうたんち)と言いますが、なかなか行くことが出来ない半島の突端地の魅力は確実にあるのです。
北海道の隔絶された場所、すなわち岬の魅力は知床半島に代表されるように、かけがえのないもの(魅力)があります。
「他の人がかなか行かれない場所に自分が立っているという自己満足」もあるのかもしれません。
この春、四月に四国の旅に出ましたが、まだ行った事が無い「佐多岬半島」には是非行きたいと思っていました。日数の関係で行けずじまいで終わっています。
あの半島には是非行きたいという気持ちは、北海道の多くの半島にも同じ思いが旅行者にはあると思われます。
今回の「えりも」への旅の目的は8月末、9月のえりもの花たちとの出会い(撮影)が目的でしたので、「何も無いどころか、驚きましたね、今までに見たこと聞いたこともない、それは綺麗な花々が沢山咲いて我々を待っていたのです。」実に見極めればいろいろとあるのですね、驚きでした。
「えりもに行きませんか」とH先生からのお誘いに、大感謝です。えりもの魅力に酔いしれています。
何も無いんじゃなくて、旅先の楽しみ方はそれぞれ持つ感性で見付け、楽しむものなのでしょう。
旅の好きなカムイラビット・ラビ妻、今回は大満足でした。

「襟裳岬」は漢字書き、「えりも町」は平仮名書きとなります。





養老牛温泉 牧場の朝

2013-09-03 20:22:57 | 旅行
養老牛温泉出逢った「牧場の朝」

「根釧原野」の旅は山もなく平坦な処を車で走らせるので、気持ちが晴々します。
何もない風景は、人にはまたご馳走なのです。心がのびのびして身体に爽快感が生まれるのです。
根釧原野への旅は、紋別(市)から知床半島を横断根釧原野に入り、宿は養老牛温泉の一番人気のホテルに泊まりました。露天風呂は川岸まで路が延びていてそこに露天風呂があり、そこは川のせせらぎと、木々の風景、そして温泉につかる心地よさがありました。ホテルは混むほどでなく、関西から来られていたご夫婦と話があいました。毎年のように来られていて、根釧原野の雰囲気が最高といいます。
それは涼しいすがすがしい晴れた朝でした。
食堂の窓からは狐の姿も見られる雰囲気でのんびりしています。そこに、朝食とともに出された食べ物に「牧場の朝」のヨーグルトがありました。養老牛温泉ホテルの雰囲気にぴったりで、こんな爽やかな食べ物があるものだなとラビ妻とともに感心したのでした。

さて、紋別から札幌に転勤することになり、なんと札幌では普通にスーパーマーケットで売られているメグミルク(雪印)の三連パックのヨーグルトそれが「牧場の朝」なのでした。
養老牛温泉で感激した「牧場の朝」のたべものの感激は今でも忘れませんが、人は何かに感じた時に印象深く心に残るものなのだと思うのです。養老牛の朝ののんびりした雰囲気と牧場の朝は最高と今でも思っているのです。

この話は今からもう18年も前の感激した話です。
   
  養老牛温泉の朝、根釧原野の雰囲気一杯の「牧場の朝」

幸福駅 カムイラピットはついている

2013-09-02 23:25:41 | 歴史
 
  
幸福駅 現駅舎にお別れ

駅舎一面に名刺や写真 名残を乗せて取り除かれる

「えりも野草植物撮影」の帰路、十勝回りの道で、かの有名な「帯広豚丼」を食べてさあ札幌に帰ろうと、高速道路の「ICの幸福」の入口をさがしておりました。どう導きがあったのかカーナビの間違いか我が車は「幸福駅」に迷い込みました。
駅舎に貼られている掲示によれば9月2日からこの駅舎は解体されるとのこと、今日は9月1日ではないですか。幸運にも最後の「幸福駅」を見とどけることになったのです。幸福なカムイラビット夫婦でした。
駅舎一面に名刺や写真が貼られ、観光客の中には以前貼った名刺や写真の確認に訪れた人もいるようでした。ある女性に「今日でこの駅舎は解体されるのですよ」と声を掛けると、「知りませんでした解体されてしまって、駅舎の無い時に来なくてよかった」と話しておりました。大阪育ち今は長野に住んでおられる方でした。
駅舎は改築されるのですが、老朽化した駅舎の改築事業費は周辺の整備費を含め約3千万円。帯広市は新駅舎には古民家の建材などを再活用し、現駅舎の趣を残して建て替えるとの事です。新しい駅舎に生まれ変わっても名刺などの貼り付けは良いようで、また新しい歴史が幸福駅には待っているのです。