想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

秋の味覚 秋刀魚 銀杏

2015年09月27日 | エッセイ

秋刀魚焼く
  その向こうから
         猫覗く

 秋刀魚焼く
   煙りこっそり
      部屋進入

秋刀魚焼き
  ジュウジュワと
      舞い上がる
         赤き炎が 秋を演出

今宵から
   益々と
     秋は深まる

 秋刀魚が今年は不漁と聞いています。その理由が台湾で秋刀魚の人気が出て、速めに捕ってしまうらしいのです。なんと言っても、秋刀魚は庶民にとっては秋の最高の味覚です。百円もあれば一匹飼えますものね。今日の我が家は秋刀魚です。炭火で焼いた秋刀魚の味は格別でした。どうか、いつまでも、秋刀魚が庶民の味方でいてくれるよう、祈っています。私たちが子どもの頃は近くでも松茸がたくさん採れてよく食べましたが、もう、あの味は遙かノスタルジアの境地となってしまいました。時代は変わってきましたね。それについて行くのが大変です。無理してついて行く必要が無いと言えばそれまでですが、現在を生きている自分としては、過去に埋もれることなく、この時代を生き抜いて旅立ちたい思いもあります。
 

 秋の味覚と言うと色々ありますね。秋は、まさに味覚の秋です。先日もぎんなんを拾って来ました。子どもの頃は椎の実やぎんなんは良く拾っては食べました。今の子は栗拾いはするのでしょうが、ぎんなん拾いは知らないようですね。
 
 そこが、ねらい目で、案の定、公園へ行きましたら、ぎんなんが落ちていました。拾う人がないのか、随分取れました。子どもが小さい頃は一緒に拾いに行きましたが、久しぶりに捕りました。昔やったように土に埋めて果肉を腐らせて種だけ取り出すことが出来るように土に埋めておきました。孫でもできたら、いつか、ぎんなん拾いを教えてやろうと思っていますが、いつのことやらと言う感じです。

銀杏のは
  落ちてその次
      銀杏の実

銀杏は
  かぶれるからと
        箸でとる

銀杏を
  見ると食べたや
        茶碗蒸し
 

茶碗蒸し
銀杏の実を
三つ入れ
三つ葉も入れて
飲む酒は

天にも昇る
心地かな

 

こんな曲はいかがhttps://www.youtube.com/watch?v=ylYGdCOpe4k

 

 

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