想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

デジタル社会の行く末を憂う 危うし民主主義?

2023年08月21日 | エッセイ
コロナ4年8月21日(ウクライナ、ロシア戦争2年)

 今まさに社会は非常な勢いでデジタル化が進んでいる時代です。ChatGPTとかAIとか、最近ではマイナンバーカードのデジタル化におけるトラブルが大きな社会問題になっています。まさに私たちはデジタル社会の真っ只中にいるわけです。

 そういう中で私はデジタル社会が進んでいくと、どういうことになるかと、ちょっと考えたことがありました。

 今のままでいくと、情報格差が益々増大し、それに伴う貧富の格差も大きくなり、民主主義が壊れて江戸時代の封建社会に戻るような気がします。それは、江戸時代は幕府が大きな力を握っていて、平民は幕府の言うことには逆らえなかったわけです。まあデジタル化の社会も、ITのリテラシーがある人間が幕府にかわり、庶民をリードするそんな時代になったのかなと思います。世界ではGAFAMが、日本では携帯の3大キャリアが我が物顔に闊歩してます。ダークパターンを駆使し我が物顔です。

 今の時代は見方を変えれば、江戸時代のお殿様の権力とITの力が交代になっただけではないかと思います。これはまさしく江戸時代の頃の封建社会と同じではないかと思います。いつの時代も力のあるものが力のないものをリードしていくそれが現実社会であります。まさにこのデジタル社会は、ITリテラシーの優れたものがそうでないものをリードしていく社会になっていくものと思われます。この力関係が極端になってしまうと国民を搾取するようになっちゃうんじゃないかなと心配しています。このダークパターンという言葉を、もっと、庶民にも広げていかないと、益々格差が広がっていきます。マスコミを支配し自分の利益のみ追及する流れをどこかで止めていかないと、これはまさしく民主主義の崩壊であります。早めのダークパターン防止法の制定が急務の時代です。


 このままで行くと情報リテラシーの差が益々開いていくわけです。いわゆるデジタルが分かる人と分からない人のランク付けができてしまいます。どちらかと言うとデジタルと言うのは理系の知識になります。理系はどうしても分かるか分からないかになってしまい、差がつきすぎる傾向になります。

 理系の優れている人は、文系にも変わることができますが、理系に疎い人は文系から理系にはなかなか入っていけません。だから、今の世の中のように理系から文系までがシームレスにつながっている社会は、結局は理系も文系もどちらにも精通した人が求められていきます。

 最近はパソコンの処理速度は目を見張るものがあります。大量のデータを瞬時に集め解析もAIのお手のものです。ですので、情報をずいぶん集めやすくなったといえます。その情報は政府や上のほうに行ってしまいます。情報獲得の利益はより中央集権化して権力の方に集まるようになります。

 そうした社会がますます情報弱者と強者を生み差別化され、個々の力は分断されていく傾向にあります。悪く捉えれば、情報リテラシーに優れたものが情報リテラシーがないものを搾取していくと言う時代になりかねません。まさにこれは民主主義の崩壊とでも言うべきものでしょう。

 もう今の世の中でも大体そういう傾向になりつつあります。デジタルは牛耳ってるソフトバンク、ドコモ、AUの王国のようです。最近、楽天がそこへ風穴をあけようと頑張っていますが、今は先行投資の赤字にあえいでいます。楽天には頑張ってもらいたいですね。ちなみに私も流れ流れて、楽天のスマホを使っています。楽天頑張れですね。無料で使えるのがなくなったのは客離れの大きな原因でしたね。ちなみに無料で無制限に使える電話の楽天リンクは大変重宝してます。


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