想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

芸能界で相次ぐ悲報!なぜ死に急ぐ!自分をみつめよう!

2020年09月27日 | エッセイ

コロナ元年9月27日

 三浦春馬さん、芦名 星さんの訃報から冷めやらぬ間に、今日は竹内結子さんの悲報が流れてしまいました。芸能界では立て続けに悲しい知らせが相次いでいます。乳飲み子もおられて、育児に大変だったろうと想いますが、お子さんも生まれ、幸せな日々も沢山あったことと想います。お子さんの為にも、もうひと踏ん張りできなかったのかなと想ってしまいます。残されたお子さんが可愛そうです。

 女は弱しされど母は強しという言葉を聞いたことがありますが、それは、時代遅れなのでしょうか。お子さんのことを考えたらとても、死ぬことはできないと想います。どこまでも、どうなっても、お子さんを守るという力が発揮できなかったのかと、ただただ残念でたまりません。それは、古い考えなのでしょうか。

 戦後教育は人権思想が中心にあり、ややもすると、人類の危機よりも、個人の利を先に考えてしまう傾向があります。今回のコロナ禍はまさに、個人よりも人類という危機です。もっと、広く考えて行かないと、人類が絶えてしまうかの問題でもあるのです。そして、地球規模でのパンデミックスの問題でもあります。今回程、個人の利他のことより、地球全体という広い視野から考えなくてはならない問題だったのです。

 母の恩は海よりも深し、父の恩は山よりも高しということを聞いて私は育ちました。両親が明治生まれということもあります。そういう、私は古い時代の人なのでしょうか。そうは想いません。不易流行という言葉もあるのです。なぜ、流行に流されたのでしょう。不易と流行は表裏一体なのです。芭蕉の言葉の裏にはこのことが流れているのです。なぜ、死に急いでしまったのでしょう。残されたお子さんの事を考えると、何故としか言いようがありません。

 今はコロナも猛威をふるい、本人にしか分からない苦労もあったのでしょう。苦もあり楽もあるのが人生です。山もあり谷もあるのが地球です。低気圧も高気圧もあって風が起こります。どうして、もっと、明るく考えることができなかったのかと、他人事ながら悔やまれます。

 今の教育で一番欠けているのが、自己肯定感が持てないということです。偏差値ではなくて、自分はこれでいいという強い肯定感です。頭のいい人は俗に知能指数は高いのですが、必ずしも幸せ指数も高いかというとそうばかりではないのです。学校教育は自己肯定感を育てることを第一にしたほうがいいのです。知能指数よりも幸せ指数を上げるのです。幸せ指数を上げ自己肯定感を育てるのが最終目標なはずです。そこが、少しずれています。

 自分と言う言葉があります。それは自らの分け前ともいいます。ひとそれぞれ、みんな違ってみんないいという金子みすゞの言葉にもあります。人と違うから自分なのです。そのようにして人は誕生しているのです。

 人はどんなに長く生きたいと考えても、生物ですので、必ずや寿命がやってきます。まあ、百歳が一応の目処でしょう。その時は必ず来るわけですので、そんなに死に急がなくても肉体の死は必ず来るのです。そこまで、歯を食いしばっても絶えなくてはなりません。その後、人は永遠の眠りにつくのです。これは宿命ですので、そこからは誰もが逃れられません。宿命は受け入れるしかないのです。肉体はいつかは滅ぶのです。なぜなら、人生は諸行無常であり、もっと、生きたいと想っても、天からお迎えは必ず来るのです。そして、永遠の命得て天国に往くのです。。肉体は必ず衰えていくのです。生老病死は宿命です。死に急いでは絶対なりません。必ずや寿命は来るわけですので、そこまでは強い心を持って生きなければならないのです。天の寿命は永遠なのです。

 世の中は「諸行無常(すべてはうつり変わるもの )」が真理でもありますので、苦もいつかは楽に変わって行き、密もやがて疎になります。春が来れば夏が来てやがて寒い冬も来るのです。いいことばかり続くこともありません。おごれる平氏も久しからずなのです。気圧も高い所から低いところに風は流れます。水も高きから低きに流れのです。圧縮されればいつか爆発するのです。人生も同じようなものです。捨てる神あれば拾う神もあるのです。長所は短所の裏返しです。正反は合となり新しいエネルギーを生んで行くのです。

 私も長い間、生きて来ましたが、苦は楽の種、楽は苦の種です。人生の本質はリズムであり、変化です。いつまでも同じ時はありません。淀みに浮かぶ泡沫の如し、壊れてはまた、形づくりを繰り返します。それは真理です。肉体は衰え滅びいつかは永遠の命となってこの世から消えます。それまでは、怒っても一日笑っても一日なら笑って過ごすことに決めています。

 強い自己肯定感を持って人生の荒波を乗り越えるしかありません。自分で万難を排し明るい光を求めて人生は一歩後退し二歩前に進むのです。自分だけにしかない良さを人は必ず持ってこの世に誕生しているのです。自然の摂理はこの世に尊い自分を誕生させたのです。であるなら、その自分の良さ一生かかっても見つけるのが私たちの努めなのです。

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3 コメント

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mizumoe19さんへ (nhayashi)
2020-09-28 11:38:03
 いつも興味深く拝読させて頂いております。
「芸能界の相次ぐ悲報・・・」同感で、刺激も頂き礼を述べたくコメントさせて頂きました。有り難うございました。では では お元気で。
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Unknown (mizumoe19)
2020-09-28 19:34:16
コメントありがとうございます。とても励みになります。また、色々書いていきたいです。
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Unknown (mizumoe19)
2020-10-16 20:54:55
いつも、見て頂きありがとうございます。人生の大先輩からのコメント迄頂き光栄です。これからも、気がついたことを書いていきます。コメント遅くなってごめんなさい🙏。
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