「しらばっくれる」は「知らん顔する」や「知らんふりをする」の意。
例文1
「しらばっくれる な」=「知らんふりをするな」
「しらばっくれて なんで てつだえ」=「知らんふりしていないで手伝え」
「しばらく
しらばっくれて ましょ」=「暫らく知らんふりをしていたらどうですか」
「あいさつ した に しらばっくれられた」=「挨拶をしたのに知らん顔された」
「あいつ め が あった に しらばっくれ やがった」=「あいつ目が合ったのに知らん顔をしやがった」
「あいつ は
おらー が あし くじいて こまってる に
しらばっくれて あいって いっ
ちまった」=「あいつは俺が足を挫いて困っているのに知らんふりをして歩いて行ってしまった」
「あ
ん かちょう は ぶか の てがら は じぶんの
もん に し ぶか の しっぱい には
しらばっくれちまう えれー かちょう
せ」=「あの課長は部下の手柄は詩文のものにし 部下の失敗には知らんふりをする大変な課長です」
例文2
※織田信長と豊臣秀吉と徳川家康は幼馴染と言う仮定での会話
しらばっくれたって だめだぞ。
のぶ
ちゃのくつは のらいぬがくわえてもっていった
だに。
例文2の標準語(?)訳
織田信長 「昨日 私の靴をかくしたのは あなたでしょう。
知らん顔をしても 駄目ですよ。
徳川家康君があなたがやったと言っていましたよ。」
豊臣秀吉 「私がそんな事をするわけは無いでしょう。
どうして 徳川家康君はそのような事を言うのでしょう。
織田信長君の靴は 野良犬がくわえて持って行ってしまったのに。
徳川家康君は何か私に恨みでもあるのでしょうか。」