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「かう」は「閉める」や「かける」や「詰め物をする」や「隙間に物をはさむ」の意。
例文
「かぎ を かう」=「鍵をかける」
「ぼたん を かう」=「ボタンをかける」
「なんか かう もん さがして こい」=「何か詰める物を探してこい」
「はなぢ が でたー。 だったら だっしめん まるめて かって おけ」=「鼻血が出たー。 だったら脱脂綿丸めて詰めておけ」
「がくせいふく の いちばん うえ の ぼたん かう と くるしい だいね」=「学生服の一番上のボタンをかけると苦しいのですよ」
「たらい から みず が もうる。 そしたら ぼろきれ でも かって ふさんで おけ」=「盥から水が漏る。 それでは襤褸切れでも詰めて穴をふさいでおきなさい」
「ちゃぶだい が がたがた するで ういている あし に しんぶんし おって かって おいた じ」=「卓袱台がガタガタしますから浮いている脚に新聞紙を折ってはさんでおきましたよ」
「すきまかぜ が はいってくる で しょうじ と はしら の すきま に しんぶんし おって かって くりや」=「隙間風が入ってくるので障子と柱の隙間に新聞紙を折り畳んではさんでください」