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信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

我が家の松本弁 「めーで・まえで」

2025-03-02 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 「まえで・めーで」    信州弁 長野県 中信 方言
 
「めーで・まえで」は「前」・「前方」の意。
 
例文1
めーで の みせ」=「前方のお店」
「もっと めーで  き ましょ」=「もっと前へ来なさいよ」
まえで の せき あいてる かい」=「前の席は空いていますか」
「よそみ しなんで まっすぐ まえで を みてろ」=「よそ見をしないで真っ直ぐ前を見ていなさい」
わりー が めーで に ある ほん とっとくりや」=「申し訳ないが前にある本を取ってください」
めーで に みえている みずうみ は びわこ だじ」=「前に見えている湖は琵琶湖です」
「きり が こくて まえで が ぜんぜん みえ ねー」=「霧が濃くて前が全然見えない」
「いし に けつまづいて まえで に つんのめっちまった」=「石に躓いて前につんのめってしまった」
そんねに うしろ に いなんで もっと まえで  きて み ましょ」=「そんなに後ろにいないでもっと前に来て見なさいよ」
めーで に ある きっさてん で コーヒー でも のんで ちょっと やすみ ましょや」=「前にある喫茶店でコーヒーでも飲んで少し休みましょうよ」
 
例文2
 子供A  「めーでにあるせんひき とってくりや。」
 子供B  「すぐそこにあるだで じぶんでとりゃいいじゃ ねーか。」
例文2の標準語(?)訳
 子供A  「前にある定規を とって下さい。」
 子供B  「直ぐそこにあるのだから自分でとれば良いではないか。」
 
 
 
 

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我が家の松本弁 め

2025-03-02 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 め
 
めぇ
めー」 *まい・ないだろう 
めー」 *まえ・以前
めた
 
 

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我が家の松本弁 ま

2025-03-02 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 ま
 
まーず
まくる
ましょ
まみえ
まる
まんこ
 
 
 
 

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我が家の松本弁 索引

2025-03-02 | 我が家の松本弁
 
あ 信州弁 い 中信の方言 う 長野弁 え なやし言葉 お ナヤシ言葉 
か 松本の方言 き 長野県方言 く 信州弁 け こ     が ぎ ぐ げ ご
さ し す せ そ     ざ じ ず ぜ ぞ
た ち つ て と     だ ぢ づ で ど
な に ぬ ね の
は ひ ふ へ ほ     ば び ぶ べ ぼ
ま み む め も 
や ゆ よ
ら り る れ ろ
わ ん
 
 
 
 
コメント (2)
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我が家の松本弁 「しらばっくれる」

2025-02-28 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 「しらばっくれる」  信州弁 長野県 中信 方言
 
「しらばっくれる」は「知らん顔する」や「知らんふりをする」の意。
 
例文1
しらばっくれる な」=「知らんふりをするな」
しらばっくれて なんで てつだえ」=「知らんふりしていないで手伝え」
「しばらく しらばっくれて ましょ」=「暫らく知らんふりをしていたらどうですか」
「あいさつ した に しらばっくれられた」=「挨拶をしたのに知らん顔された」
「あいつ め が あった に しらばっくれ やがった」=「あいつ目が合ったのに知らん顔をしやがった」
「あいつ は おらー が あし くじいて こまってる に しらばっくれて あいって いっちまった」=「あいつは俺が足を挫いて困っているのに知らんふりをして歩いて行ってしまった」
「あ かちょう は ぶか の てがら は じぶんのもん に し ぶか の しっぱい には しらばっくれちまう えれー かちょう 」=「あの課長は部下の手柄は詩文のものにし 部下の失敗には知らんふりをする大変な課長です」
 
例文2
※織田信長と豊臣秀吉と徳川家康は幼馴染と言う仮定での会話
 織田信長 「きのんな おれのくつかくしたは おめーだろう。
       しらばっくれたって だめだぞ。
       いえちゃおめーがやったっていってたぞ。」
樋豊臣秀吉 「おらーがそんなこんするわけねーだろー。
       なんで いえちゃはそんなこんいうだかやー
       のぶちゃのくつは のらいぬがくわえてもっていっただに
       いえちゃはなんかおれにうらみでもあるだかやー。」
例文2の標準語(?)訳
 織田信長 「昨日 私の靴をかくしたのは あなたでしょう。
       知らん顔をしても 駄目ですよ。
       徳川家康君があなたがやったと言っていましたよ。」
 豊臣秀吉 「私がそんな事をするわけは無いでしょう。
       どうして 徳川家康君はそのような事を言うのでしょう。
       織田信長君の靴は 野良犬がくわえて持って行ってしまったのに。
       徳川家康君は何か私に恨みでもあるのでしょうか。」
 
 
 
 
コメント (4)
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我が家の松本弁 し

2025-02-28 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 し
 
しつら
しな
しみる」物が凍るや凍った状態
しみる」気候が冷える
しめり
しゃら
しょう
しりや
 
 
 

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我が家の松本弁 「ほいだで」

2025-02-26 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 「ほいだで」  信州弁 長野県 中信 方言
 
「ほいだで」は「そうだから」や「それだから」や「そういう訳で」の意。
 
例文1
「でんしゃ が おくれて きた  よ。 ほいだで ちこく しちまった  よ」=「電車が遅れてきたのですよ。そういう訳で遅刻をしてしまったのですよ」
「こども が ねつ だして ねてる だいね。 ほいだで きょー は はやく けーらせて もらう  ね」=「子供が熱を出して寝ているのですよ。 そういう訳で今日は早く帰らせてもらうからね」
「なんだか かぜつぽい  よ。 ほいだで きょう は もうしわけねー が かいしゃ やすませて もらう 」=「何だか風邪っぽいのですよ。 それだから今日は申し訳ないが会社を休ませてもらうから」
「いっしょうけんめい にゅうしべんきょう を してきた  よ。 ほいだで きぼうした がつこう に ごうかく できた  よ」=「一生懸命入試の勉強をしてきたのですよ。 それだから希望した学校に合格できた」
「きょう は ざんぎょー しなきゃー いけなく なっちまった  よ。 ほいだで こんや の のみかい は わりー けんど けっせき させとくりや」=「今日は残業をしなければならなくなったのですよ。 そういう訳で今夜の飲み会は申し訳ないが欠席させてください」
 
例文2
※織田信長と豊臣秀吉は幼馴染と言う仮定での会話
 豊臣秀吉 「おだちゃ どっか あそびにいき。」
 織田信長 「どっか あそびにゆきっていうが ほいだでどこあそびにいくかきめましょ
       はっきりしなきゃー へんじのしようがねー じゃ ねー かい。」
例文2の標準語(?)訳
 豊臣秀吉 「織田信長さん 何処かへ遊びに行きましょうよ。」
 織田信長 「何処かへ遊びに行きましょうと言うが それだから何処へ遊びに行くか決めなさいよ。
       はっきりしなければ 返事のしようが無いではないですか。」
 
 
 
 
 

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我が家の松本弁 ほ

2025-02-26 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 ほ
 
ほうけ
ほざく
ほぞ
ほのく
 
 
 
 
 

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我が家の松本弁 「そんねに」

2025-02-16 | 我が家の松本弁
そんねに
 
「そんねに」は「そんなに」や「それほど」や「そのように」や「そんなにたくさん」の意。
 
例文
そんねに ひかん しますな」=「そんなに悲観するなよ」
そんねに うまく いかん 」=「そんなにうまく行かないです」
そんねに くれて くれる  かい」=「そんなに沢山くれるのですか」
「あんな こん で そんねに おこる かやー」=「あんな事でそんなに怒りますかね」
「なんで あいつ は そんねに おこっちまった だい」=「どうしてあいつはそんなに怒ってしまったのですか」
「むすび ろっこ も かって そんねに たべれる  かい」=「お結び六個も買って そんなに食べれるのですか」
「トイレットペーパー そんねに かいこん で どうする だい」=「トイレットペーパーをそんなに沢山買い込んでどうするのですか」
「ちゃんと きこえてる  そんねに おおごえ で はなす な」=「ちゃんと聞こえているからそんなに大声で話すな」
「あいつ は かお は いい けど あたま は そんねに よくねー」=「あいつは顔は良いけれど頭はそれ程良くない」
そんねに ながい じかん たちっぱなし で はなして いた  かい」=「そのように長い時間立ちっぱなしで話していたのですか」
えれー わらって くれてるけど そんねに おもしれー こん いった かいね」=「とても笑ってくれているけどそれ程面白い事を言ったのでしょうか」
「こんなもん で そんねに よろこんで くれりゃー こっちも うれしく なっちまう よ」=「こんな物でそんなに喜んでもらえればこっちも嬉しくなってしまいますよ」
そんねに いそがなんでも れっしゃ の しゅっぱつ にゃー まにあう  ゆっくり あるけ よ」=「そんなに急がなくとも列車の出発には間に合うからゆっくり歩けよ」
「くち で ゆう は かんたん だが いざ やるとなると そんねに かんたん な こん じゃ ねー ぞ」=「口でいう事は簡単だがいざ実施となるとそれほど簡単な事ではないぞ」
 
 
 
 

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我が家の松本弁 そ

2025-02-15 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 そ
 
そう
そった
そろす
そんで
 
 
 
 
 
 

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我が家の松本弁 「ら」

2025-02-11 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 「ら」  信州弁 長野県 中信 方言
 
「ら」は「だろう」や「でしょう」の意。
 
例文
「した 」=「したでしょう」
えれー 」=「大変でしょう」
「やった 」=「やったでしょう」
「これ いー 」=「これ良いだろう」
「もー いー 」=「もう良いでしょう」
「ほめられた 」=「褒められただろう」
「おこられた 」=「怒られたでしょう」
そりゃ ねー 」=「それは無いだろう」
そのいと くる 」=「その内に来るだろう」
おめー ないてた 」=「お前泣いていただろう」
「さくら いつ さく 」=「桜は何時咲くでしょう」
「あした いつ さく 」=「明日には咲くだろう」
おめー いま おこった 」=「お前 今 怒っただろう」
「いま おれ の こん わらった 」=「今俺の事を笑っただろう」
「とうちゃん は どこ  いった 」=「お父さんは何処へ行ったのでしょう」
「たんぼ  くさとり に いってる 」=「田圃へ草取りに行っているでしょう」
「どさくさ に まぎれて おれ の あたま たたいた 」=「どさくさに紛れて俺の頭を叩いただろう」
「くわずみ たべた 。 くち まわり と べろ が むらさきいろ してる 」=「桑の実を食べただろう。 口のまわりと舌が紫色しているよ」
 
 
 
 
 

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我が家の松本弁 ら

2025-02-11 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 ら
 
らくざ
 
 
 
 

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我が家の松本弁 「てきねー・てきない」

2025-02-09 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 「てきねー・てきない」  信州弁 長野県 中信 方言
 
「てきねー・てきない」は「だるい」や「つかれる」や「くたびれる」や「疲労をかんじている」の意。
 
例文1
てきなくて いけねー」=「だるくていけないです」
「はたらきすぎて てきない よ」=「働き過ぎて疲労を感じているのですよ」
てきねー ときゃー はやく ねる が いちばん だじ」=「疲れた時ははやく寝るのが一番ですよ」
どした 。 てきねー よーな かっこ して あるいて いる が」=「どうしましたか。 くたびれたようなかっこをして歩いていますが」
「のらしごと しすぎた だか なんだか てきなくて しょーねー よ」=「野良仕事をし過ぎたのかなんだかだるくて仕方がないのですよ」
てきねー ずらで そこで すこし やすんで ましょ。 のこった しごと は おらー が やっとく 」=「くたびれただろうからそこで少し休んでいてください。 残った仕事は俺がやっておくから」
 
例文2
※豊臣秀吉と徳川家康は幼馴染と言う仮定での会話
 豊臣秀吉 「いえちゃ こんやのみにいかねー かい。」 
 徳川家康 「ひでちゃ きょうはいちんちじゅうのらしごとやってた てきねーだいね
       おらーはのみにいかなんで はやくふろはいってねるわい。」
 豊臣秀吉 「ほーかいじゃーおれものみにいくのやめとくわ。」
例文2の標準語(?)訳
 豊臣秀吉 「徳川家康さん 今夜呑みに行かないですか(行きませんか)。」
 徳川家康 「豊臣秀吉さん 今日は一日中農作業をしていましたので 疲れているのですよ。
       私は呑みには行かず 早くお風呂へ入って寝ますよ。」
 豊臣秀吉 「そうですか。 それでは私も呑みに行くのをやめておきます。」
 
 
 
 

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我が家の松本弁 て

2025-02-09 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 て
 
てー
 
 
 
 
 

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我が家の松本弁 「まる」

2025-02-06 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 「まる」  信州弁 長野県 中信 方言
 
「まる」は「大便・小便をする」の意。
 
例文1
「うんこ まって くる 」=「大便をしてきます」
「しょうべん まりてー  べんじょ かしとくりや」=「おしっこをしたいので便所を貸してください」
「でかける めー にゃー しっこ まって おく  ぞ」=「出かける前には小便をしておくのだぞ」
「おすいぬ は かたあし あげて でんしんばしら に しっこ まる だじ」=「雄犬は片足をあげて電信柱に小便をするのですよ」
「ねしょうべん し ように ねる めー に しっこ まって から ねる  ぞ」=「寝小便をしないように寝る前に小便をしてから寝なさいよ」
 
例文2
※畑で農作業をしている父子の会話
 子供 「とうちゃん うんこまりたくなっちまった
 父  「だったらはたけのすみのくわのきのかげで まってこい。
     けつふくかみはねー  くわのはででもふいておけ」
 子供 「わかった。
     じゃー まってくる
例文2の標準語訳
 子供 「お父さん 大便をしたくなってしまいました」
 父  「それならば畑の隅の桑の木の陰で 用足しをしてきなさい。
     お尻を拭く紙は無いから 桑の葉ででも拭いておきなさい」
 子供 「わかりました。
     それでは 大便をしてきます」
 
例文3
 ※宴席での会話
 A  「ずーっとビールばかのんでたもんで しょんべんまりたくなっちまった わい。」
 B  「そりゃ そうずらい
     はやくべんじょいって しっこまってましょい。」
 A  「そんじゃちょっとせきはずして まってくるわ。」
例文3の標準語訳
 A  「ずーっとビールばかり飲んでいたものだから 小便をしたくなりました。」
 B  「それはそうでしょう。
     早く便所に行って 小便をしてきないよ。」
 A  「それではちょっと席を外して 小便をしてきます。」
 
 
 
 
コメント (6)
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