1月19日に降った雪がまだ大分残っているのに、今日また若干の積雪がありました。
職場へ一番乗りをしましたので、何時ものように駐車場の上にタイヤの後をつけ駐車です。
2016/2/1追記
1月30日、松本市や山形村で県道や林道などが倒木で通行止めとなり、松本市扉温泉にある旅館「明神館」・「桧の湯」、美ヶ原高原の「王ヶ頭ホテル」、山形村の「スカイランドきよみず」などの宿泊施設などで、約260人余が一時孤立状態になりました。
テレビのニュースでは雪の重みで道路に木が倒れてしまって通行不能と報道されていましたが、報道されている画像を見ると29日に降っていた雨がやや標高の高いところでは雨氷となり木に凍り付き、その上に夜間に雨から雪に変わった雪が降り積もっての倒木だったのではないかと思います。
1月31日までには孤立状態は全て解消されました。
孤立解消に向け苦労された大勢の方々の努力のたま物だと思います。
≪ちょいと情報≫
雨氷とは?
過冷却状態の雨滴が樹木や電線、建物等の地表の物体に付着して凍結し、その物体が透明な氷で覆われる現象を、雨氷現象と言います。
過冷却とは水が0℃以下になっても凍らない状態を言います。
普通、大気の温度は地表から上に行くほど下がりますが、上空に0℃以上の暖かい空気の層(逆転層)が存在し、地表付近の気温が0℃以下、という特異な気象条件の時に、雨滴が地表付近の冷たい空気の層で冷やされて過冷却状態となります。
過冷却状態の雨滴が地表に到達し、枝葉や電線などに付着しますが、その付着した物体が0℃以下であれば、雨滴が凍って雨氷が生ずると言われています。
雨氷現象は、長野県内では中信・東信地区での発生が多く、全国的に見ても長野県での発生例が多いようです。
※出典 : 長野県林業センターミニ技術情報No.43
私の記憶にあるところでは、2010年2月14日に東山で雨氷現象があったように思います。
この年の春に高ボッチ高原・鉢伏山へ行った際にはあちこちで倒木を目にしましたし、
ミヤマザクラ(深山桜)等の落葉樹の太い枝が折れたり、裂けたりしているのを多くみました。
2016/1/30の雨氷の写真がへそまがり姫さんのブログ「
へそまがり姫 あっちこっち」にありますので紹介します。
「木の枝に付く雨氷」 ☜ クリック(2016/2/2link)