札幌の大通公園は、もともと火事を防ぐ、火防線として、明治4年に設置されました。明治44年(1911年)、長岡安平氏の設計により、西3丁目から西7丁目が大通逍遥地という公園として整備されました。今年で100周年を迎えます。
大通公園は、現在、秋の色が濃くなりつつあります。木々の葉も色づいてきました。
100周年に併せて、安田侃野外彫刻展として、氏の3つの作品が展示されています。11月20日まで、現在の場所に展示されるようです。
トップの写真は、テレビ塔の有る西1丁目に展示されている、「妙夢」です。
下の写真は、西3丁目に展示されている「意心帰」です。
西4丁目は、「真夢」という作品です。
どの作品も、子供たちに大人気です。皆、上ったり、触ったりし、楽しんでいます。タイトルなんか関係ないです。素直に面白いと思ったからでしょう。それに伴って、大人も近づきます。大人は何が良いか考えてしまいますが、そんな必要は無いのでしょう。面白いと感じ、楽しめれば良いのでしょう。作者もそれを望んでいるのではと私は思いました。