トップの写真は、大分県大分市内のある理容院の看板です。定休日は札幌と同じです。でも、日本全国同じなのかな？と思い、調べてみました。
すると、川崎市を除く神奈川県では、火曜日のようです。愛知県も火曜日のようです。栃木県も火曜日のようです。しかし、圧倒的に月曜日が多いです。地域により、異なることがわかりました。定休日を決めるのは、理容院が加盟する協会でしょう。
今度は、月曜日、火曜日とした理由は何かを調べてみました。
面白いことがわかりました。戦後、すぐの１９４６年（昭和２１年）、電力が不足することから、電力需給調整規則が定められ、「休電日」が設けられました。
電気の使用が多い理容院はこの「休電日」に合わせて、定休日を定めたとの説です。当時、電力会社毎に「休電日」が異なっていたので、理容院は、地域により、月曜日、火曜日と定休日が異なることになったそうです。東海３県については、岐阜県は月曜日、愛知県は火曜日、三重県は水曜日が当初の理容院の定休日だったそうです。後に、三重県は月曜日に変更になったそうです。「休電日」があったとは驚きです。今、このような日があると、オール電化の住宅に暮らす私は、困ります（北海道の冬に暖房が無くなる！）。
