三保灯台(正式には、清水灯台だそうです)を過ぎ、海岸線をひたすら歩いて、やっと三保の松原に到着しました。


砂浜の松が素敵です。


そして、その松の間から海岸線が見えます。

皆さん、海岸に向かって歩きます。私も歩きました。砂浜と海岸、そして松、その向こうには富士山の雄大な姿があれば、良かったのですが、残念です。トップの写真のように富士山は隠れていました。

天女が衣をかけたという、「羽衣の松」を捜しました。ありましたが、これも残念な状況です。


実は、2010年(平成22年)10月に羽衣の松は世代交代したそうです。新羽衣の松が有りました。

北原白秋が詠んだ歌が書かれたものが有ります。

三保の松原から御穂神社に向かい、両側に松が植えられた「神の道」が続きます。


そして、行きつくのが御穂神社です。

県道に出たところで、私は夕食を取ることにしました。下の写真の鐘庵さんです。

鐘庵さんは、静岡県を中心に約40店舗を展開するチェーン店です。ここが総本店です。
たいへん、お腹が空いていたので、1本100円のおでんをまず、いただきました。


なかなかいい味です。そして、桜えびそばが運ばれてきました。

かき揚げからいい香りがします。さくらえびは基本的に台湾産を使用しているそうです(セットで600円ですから)。このさくらえびのかき揚げ、香りが良く、おいしいと思いました。そばもおいしいです。

三保の松原へは、水上バスを利用しましたが、理由は渋滞がひどい所であるとの情報です。この日も清水市街方向への渋滞が激しかったです。


「葉ボタンは、成長するとこんな風になるんだ。」初めて見ました。


北海道では、雪の下になり、枯れてしまいます。
清水市街に向けて歩いていると、旧三保駅の表示がありました。


「この道は線路の跡だな。」と気づきました。調べたところ、清水港線というJR線は、1944年(昭和19年)に軍事目的で設置されたそうです。1947年(昭和22年)から清水駅から三保駅までの6駅での旅客営業が開始されたそうです。1984年(昭和59年)3月31日に廃止されたそうです。
この旧線路の道をさらに歩いて、私は静岡鉄道の新清水駅近くのホテルに着きました。