日本三大奇橋というのが有ります。山口県岩国市の錦帯橋と山梨県大月市の猿橋は異論が無いようです。しかし、もうひとつは諸説があるようです。徳島県西祖谷山村のかずら橋や栃木県日光市のこの神橋が有力な候補です。
大谷川にかかる神橋は美しいです。
朱塗りの橋の中央に黒い擬宝珠が特徴です。
和服の女性がとても似合います。
現在の神橋になったのは、1636年(寛永13年)だそうです。1997年(平成9年)に大修理が行われ、1999年(平成11年)に世界遺産に登録されています。
私は、かずら橋は渡った経験(もう20年以上も前ですが)有ります。このブログで猿橋はご紹介しました。この神橋は今回見ました。後は錦帯橋だけです。退職(後3年半)までには行きたいと予定を組んでいます。
神橋のすぐ横には、国の登録有形文化財である日光物産商会の建物が有ります。
明治後期の建物だそうです。現存する日本最古のリゾートホテルである、日光金谷ホテルの土産物店として発足し、1928年(昭和3年)に日光物産商会として独立したそうです。おいしいパンで有名な金谷ホテルベーカリーの神橋店もここに有ります。
その日光物産商会より東武日光駅寄りの公園に「磐裂霊水」が有りました。
「千二百余年前日光開山の祖勝道上人がこの地に清水を発見し、以来修験者が神仏に供えた霊水と伝えられている」と書かれています。しかし、実際は湧水ではなく、日光市の水道水と同じ水だそうです。ただし、日光市の水道水はおいしいとの評価がされているようです。