中禅寺湖に沿って、イタリア大使館別荘記念公園に向けて歩きました。30分ぐらいでしょうか。公園内の副邸が見えてきました。


この副邸は、国際避暑地歴史館になっています。
「夏は外務省が日光に移る」のパネルが掲げられています。


わかるような気がします。ここに来るまでに、ベルギー大使館別荘やフランス大使館別荘が有り、イギリス大使館別荘は復元(?)工事中でした。
中禅寺湖畔は標高が1200mを超えるそうです。本当に涼しいです。この日も日光駅辺りでは30℃近くあったでしょうが、ここは10℃ぐらい低く感じました。日陰では半袖では寒く感じます。なので、避暑地として最適であり、各国大使館の別荘が集中したのでのでしょう。

このイタリア大使館別荘を設計したのは建築家のアントニン・レーモンドです。

国際避暑地歴史館(副邸)の後ろの湖畔沿いにイタリア大使館別荘は有ります。玄関に着きました。


100円の協賛金を支払い、中に入ります。



椅子には自由に座ることができます。なので、皆さん、ゆったりとくつろいでいます。良い空間なのでしょう。

2Fは寝室や休息室になっています。

この建物の面白いのは、壁や天井に杉の皮を編んだものが、変化をつけて配置されていることです。




窓からの眺めも素晴らしいです。中禅寺湖とその向こうに日光白根山が見えます。


ここでは、ある場所では、コーヒーをいただくことができます。エスプレッソコーヒーを飲みました。


外に出て、建物を一周しました。外観もおもしろいです。

和風でもあり、洋風でもある感じです。私がコーヒーを飲んだのは下の写真の窓の部屋です。

大使気分でくつろげる空間が有ったイタリア大使館別荘でした。