しなしなの記録

 しなしなの趣味の記録です。洋楽カラオケ、郵便局訪問、川、猫など

葛飾柴又に初めて行きました。帝釈天の参道には店舗が並びます。かつては人車鉄道があったそうです

2016-08-16 20:29:47 | Weblog

 7月24日(日)、私は葛飾柴又に行ってみました。初めてです。

 柴又駅を降りるとトップの寅さんが迎えてくれます。そして、渥美清さんが献上したと思われる、常夜燈が有ります。

 

 そして、柴又帝釈天の参道に入ります。参道の両側には店がずっと並んでいます。

 

 草だんごの店も多いです。有名なのは、旧店舗が1969年(昭和46年)の映画「男はつらいよ」第1回から第4回までロケに使われた「とらや」さんです。寅さんの実家という設定です。

 

 創業は1887年(明治20年)だそうです。旧店舗はその時からの店舗だったそうです。

 川魚料理の店も有ります。

 

 私の住む北海道には、ほとんど川魚を食べる文化が有りません。したがって、こうした川魚料理の店があることが驚きです。

 お昼は、下の写真の大和家さんで、天丼をいただきました。

 

 

 柴又帝釈天の門が見えてきました。

 

 二天門というそうです。

 

 柴又帝釈天は、帝釈天題経寺という日蓮宗の寺であることを知りました。庚申の日には、帝釈天板本尊が開帳されるそうです。次は10月5日(水)です。これを「庚申参り」というそうです。

 こちらが帝釈堂です。

 

 松が美しく、堂の前を飾っていると思いました。建物はなかなか素敵です。

 

 

 二天門の横には、福聚殿が有り、お守りやおみくじを売っているようです。

 

 福聚殿の横に、おみくじの自動販売機が有りました。獅子が舞う自動販売機です。

 

 かなりの歴史のある自動販売機のようです。

 「わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です「帝釈天で産湯を使い、姓は車、名は寅次郎、
人呼んでフーテンの寅と発します。」という口上の産湯は、この水を使ったのでしょうか

 


 葛飾柴又には、他にも見どころが有ります。

 「山本亭」は、この日は改修工事中でした。

 

 大正末期に建てられた書院造に洋風建築を取り入れた建物だそうです。上の写真の長屋門は、1930年(昭和5年)から1933年(昭和8年)に古い門を壊して、造られたものだそうです。

 もちろん、「寅さん記念館」も有ります。

 

 最後に、驚きの鉄道がかつて葛飾柴又にあったことを下の碑で知りました。

 

 1899年(明治32年)に登場した人車鉄道です。定員6名(少ない!)の人車を人が押して進めるという鉄道です。何とも遅い鉄道です。常磐線金町駅から柴又帝釈天の1.4kmを結んでいたそうです。先程述べた、庚申の日に1万3千人を乗せたとの記録が残っているそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする