12月25日(火)は、クリスマスですが、私は郵便局訪問をしていました。

今回の訪問先は福岡県と佐賀県です。福岡県大川市から筑後川を渡り、佐賀県佐賀市に入り、再び筑後川を渡り、福岡県大川市に戻り、久留米市を進み、大木町まで歩きました。

大川若津、大川、榎津、本木簡易、木室、田口、川口、大野島(以上、福岡県大川市)、大詫間、川副南、早津江、寺江簡易、諸富(以上、佐賀県佐賀市)、道海島簡易、大川鐘ヶ江(以上、福岡県大川市)、青木、江上(以上、福岡県久留米市)、大溝(福岡県大木町)
トップの写真は、11時2分に訪問した、8168局目の川口郵便局です。
この訪問で、大川市の10局は完訪です。

合名会社深町船具店が有りました。

私が20代だった頃、横浜市の元町商店街の中にもこうした船具店が数店有り、眺めて楽しかったことを思い出しました。


大川市では花宗川にかかる明治橋を2回渡りました。最初に渡った時は、花宗川は下の状態です。


極めて水が少なく、干潟ができています。「有明海は潮の干満が激しく、筑後川もそれに左右され、その支流のこの川も左右されているのだろう。」と考えました。
2回目に渡った時には、花宗川は、なんと水が下流から上流に流れており、下の状態で水が増えていました。


大川市のマンホールの蓋には筑後川昇開橋、「えつ」という魚、市の花「カンナ」、市の木「桐」が描かれています。

「えつ」という魚は日本では、有明海にしか生息していないそうです。漁は5~7月に行われるそうです。産卵のため、筑後川を遡上するのを捕えるそうです。

大川市は家具の街です。木工所、材木店、仏壇店、家具店が本当に多いです。最近では、TVで、猫用のベッドやソファを造っているのが放送されています。


有明海沿岸道路の工事現場に沿って、歩きました。「4週8休実施現場」の看板が建っています。

私も土木技術者です。「昔の現場は、第一と第三の日曜日しか休まなかったな。けっこうキツカッタ。」と振り返りました。働き方改革は必要だと思います。
大野島郵便局に行くのに筑後川を渡ったとき、先の有明海とその向こうの長崎の半島が見えました。


こちらは、川副南郵便局に行くのに渡った、早津江川です。


川に港が有ります。
筑後川昇開橋は、旧佐賀線の鉄道橋でした。船が通ることから、常時は上げてあり、列車が通るときだけ下げ、列車を通過させたそうです。そのぐらい、筑後川は舟運に利用されていたようです。味の素九州工場にも船が横付けされていたようです。

素敵な洋館が有りました。


大川清力美術館です。1908年(明治41年)に建築されたものだそうです。元は、清力酒造㈱の事務所だったそうです。残念ながら、1876年(明治9年)創業の清力酒造㈱は破産してしまいました。

「これは、橋の跡だな。」と気づいたのが下の写真です。

農地改良が行われ、川がは消されたようです。
かなりの距離を歩いた気がします。それでも、周りの景色等で歩いて楽しい、郵便局訪問でした。
