およそ30年前です。出張先が、仙台市の作並温泉でした。その時、先輩たちに連れられ、仙山線に乗り、山形県の山寺に行きました。若かったからでしょうか、行ったということと、力蒟蒻しか私の印象に有りません。

今回、山形県の郵便局訪問の前に、30年ぶりに山寺に行ってみました。

山寺駅を降りると観光案内板が有ります。

山寺ホテルという趣の有るホテルも有ります。


立谷川は美しいです。


山寺の入り口に着き、早速、石段を上ります。

山寺は正式には、宝珠山立石寺です。860年(貞観2年)に天台宗の第三世、慈覚大師により建立されたそうです。その根本中堂に着きました。


根本中堂は、1357年(正平2年)に再建したものと伝えられているそうです。
進むと1689年(元禄2年)に、この山寺を訪れた松尾芭蕉と河井空良の像が有ります。

山門に到着です。

松尾芭蕉が詠んだ「閑けさや岩にしみ入る蝉の声」の句を短冊にしたため、この地に埋めて石の塚を建てた、「せみ塚」が有りました。

この時、蝉の声は有りませんでした。


弥陀洞が有ります。岩にたくさん彫られた跡が有ります。ほとんどが風化で見えなくなっていますが。

仁王門に到着です。

仁王門は、1848年(嘉永元年)に再建されたものだそうです。
トップの写真です。この景色に惹かれ、私は開山堂の方に行きました。


開山堂はこの寺を開いた慈覚大師の堂だそうです。江戸時代末期の再建だそうです。

この山寺で最も古い建物が下の写真の納経堂だそうです。

