10月11日(日)、私は萩市に行ってみました。まずは松陰神社に行き、吉田松陰ゆかりの松下村塾などを見て、次は近くに伊藤博文旧宅と別邸に向かいました。

残念ながら、伊藤博文旧宅は保存修理工事中でした。


茅葺屋根などが修理されるようです。来年12月まで、工事は続くようです。
1854年(安政元年)、伊藤博文の父、林十蔵が伊藤家の養子になったことから、この家に住むことになったそうです。伊藤博文は1868年(明治元年)に兵庫県令になるまで、ここに住んでいたようです。

隣には、伊藤博文別邸が有ります。伊藤博文が1907年(明治40年)東京府の荏原郡大井村に建築したものを移築したものです。入口にはその東京での姿の写真が有りました。

一階は、こんな感じです。



そして、中庭の眺めです。

長州ファイブの展示が有りました。

1863年(文久3年)に藩主の命を受け、イギリスに渡航した5人の若者、遠藤勤助、野村弥吉、伊藤俊輔、井上聞多、山尾庸三が長州ファイブです。後の明治政府で活躍します。2006年に長州ファイブという映画も制作されています。
1階の廊下の天井は素晴らしいです。トップの写真です。鏡天井というらしいです。杉の一枚板です。樹齢1000年の吉野杉で作られたとか。

2階に上がりました。こんな感じです。



ここには、伊藤博文の銅像ならぬ等身大の陶像が建っています。


陶像は、もちろん萩焼です。